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公益的機能を発揮させる森林整備

本数調整伐の実施事例

京都市右京区京北小塩町

整備前 整備後
木々が混み合い林内に光が入らないため、下草が生えていません。

放っておくと土壌が流れ出し、災害に弱い森林になってしまいます。

平成23年度に本数調整伐を実施した箇所です。

渓流には治山ダムが設置されており、流域全体の公益的機能の発揮を図っています。

 

荒廃竹林対策への取組

乙訓郡大山崎町大山崎

整備前 整備後
竹が生い茂り地面がむき出しになっています。

このまま放置すると、土壌の侵食や土砂崩壊の危険性が高まります。

防災面や環境面に配慮して、竹を筋状に伐採して広葉樹(クヌギ、コナラなど)を植栽しています。

植栽木の成長を待ってから残した竹を伐採し、公益的機能の高い森林へ誘導します。

 

災害緩衝林(渓畔林)の造成事例

京都市左京区一乗寺

整備後 整備後(5年経過)
木製構造物により流路の固定を行うとともに、深根性で湿潤土壌に適した樹木を植栽しています。 施工から5年が経過しました。
土砂の移動などの大きな変化は見られず、植栽木は順調に生育しています。

 

路網整備と組み合わせた森林整備事例

京都市右京区京北上弓削町

集落に関わりの深い保安林において、森林整備を実施するとともに、路網の整備や伐採木の搬出作業の集約化を通して、公益的機能の発揮や地域の活性化を図っています。

整備前

本数調整伐実施後

森林施業路開設後

伐採木搬出状況

お問い合わせ

農林水産部京都林務事務所

京都市上京区中立売通小川東入三丁町449

ファックス:075-451-5745

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