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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成21年3月20日

こちらでは、現在見頃の植物を紹介しています

平成21年3月20日(金曜)現在

花の回廊(早春の草花展)好評開催中(3月22日(日曜)まで)

早春の草花展展示写真1 早春の草花展展示写真2 早春の草花展展示写真3 早春の草花展展示写真4

北山門広場特設会場のハウスには、約100種、200品種、20000株の草花を展示しています。ハナナの花序が伸びてきて、展示会が始まった2月末に比べてずいぶん華やかになりました。

 主な草花・・・アイスランドポピー、アネモネ、ガーデンシクラメン、キンギョソウ、クリサンセマム・パルドーサム、ストック、スイートアリッサム、スイートピー、チェイランサス、デージー、ヒアシンス、プリムラ・ポリアンサ、ムラサキハナナ、ワスレナグサ等

 一足早い春の訪れを感じに、ぜひご来園、ご鑑賞ください。展示期間は2月20日(金曜)~3月22日(日曜)です。

 

観覧温室では

ツンベルギアマイソレンシス写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科 (ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。花は腋生または頂生で、長さ40から100センチの総状花序を下垂します。花冠裂片は暗赤褐色で、基部は濃黄色、大きく開いた花筒内部は濃黄色になります。苞(ほう)も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。

テコマンテベヌスタ写真 テコマンテベヌスタ写真

テコマンテ ベヌスタ
Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科 (ジャングルゾーン)
テコマンテ デンドロフィラは終わりですが、テコマン テベヌスタはこれから見頃です。ニューギニア原産。花は古い枝につきます。

ソランドラグランディフロラ写真

ソランドラ グランディフロラ
Solandra grandiflora
ナス科  (ジャングルゾーン)
メキシコ、ジャマイカ原産のつる性低木。高さ5メートルから6メートルになります。次々咲いてくるS. maximaと異なり、一斉に開花します。 

コンロンカ写真

 コンロンカ
Mussaenda parviflora
アカネ科 (ジャングルゾーン)
種子島、屋久島、沖縄、台湾に分布します。半つる性の常緑低木で高さ1から3メートルくらいになります。ツル状に伸びた枝は非常に長くなります。本属の植物は約200種類あり、主に熱帯アジア、熱帯アフリカ、太平洋諸島に分布しています。東南アジアやハワイなどの熱帯地方では街路樹や庭木として利用されています。 

ボーモンティアムルティフロラ写真

ボーモンティア ムルティフロラ
Beaumontia multiflora
キョウチクトウ科 (ジャングルゾーン)
夜間に香りが強くなりますが、昼間も鼻を近づければよい香りがします。ボーモンティア属はインドからインドネシアにかけて 約8種が分布します。雄しべは5個ですが葯は柱頭付近で筒状に合着します。開花後に剪定するのですが、開花期直後すなわち3月頃に剪定すると次の開花までに伸びすぎるので5月頃行います。 

スティフティアクリサンタ写真

スティフティア クリサンタ
Stifftia chrysantha
キク科 (ジャングルゾーン)
「これもオオベニゴウカン?」。
違います。当園初開花。花は3つしかありません。ブラジル原産。常緑の低木です。橙黄色の小花が集まってそれぞれが黄色の冠毛を伸ばして咲きます。小花は開花後数日で落ちますが冠毛は落ちないので長く楽しめます。頭状花は径約10センチ。スティフティア属はブラジルで7種が知られています。

アルディシアピラミダリス写真 

アルディシア ピラミダリス
Ardisia pyramidalis
ヤブコウジ科 (ジャングルゾーン)
ピンク色の小さい花をたくさんつけます。一斉には咲かないのですが、その分長い期間楽しめます。

 

 

ホウガンノキ果実写真

ホウガンノキ
Couroupita guianensis
サガリバナ科 (ジャングルゾ-ン)
ホウガンノキに実がなりました。4年前までの開花時期は4月から6月だけだったのですが、ここ3年ほど秋にも開花するようになってきました。秋に結実したのは今回が初めてです。

サラカタイピンゲンシス写真

サラカ タイピンゲンシス
Saraca thaipingensis
マメ科 (ジャングルゾーン)
マレー半島原産。高木で高さ10メートル近くになります。高木の下で半日陰の条件でよく育ちます。

ムユウジュ写真

ムユウジュ
Saraca indica
マメ科
(ジャングルゾーン)
これからしばらく楽しめそうです。花は橙色で芳香があります。仏教三霊樹の一つで、お釈迦様の母君摩耶(まや)夫人がこの花に触れようとした時、お釈迦様が右脇腹から歩み出て「天上天下唯我独尊」と唱えたと伝えられています。インド、タイ、ミャンマーの寺院ではムユウジュの並木が多く見られます。サンスクリット語ではaokaといわれます。意味は無憂で、和名のムユウジュはここからくるといわれます。

ジェイドバイン写真

ジェイドバイン
Strongylodon macrobotrys
マメ科
(ジャングルゾ-ン)

咲き始めました。ジェイドバインは1974年に新宿御苑にハワイから日本で初めて導入されてました。1976年に熱川バナナワニ園に、1979年には小石川植物園にシンガポールから導入、さらに1984年に京都府立植物園、名古屋の東山植物園に導入されました。
1989年に国立科学博物館筑波実験植物園によって人工授粉が成功しました。

フレイキネティアムルティフロラ写真

フレイキネティア ムルティフロラ
Freycinetia multiflora
タコノキ科 (ジャングルゾーン)
まだまだ咲きそうです。
オレンジ色の苞が鮮やかです。フィリピン原産。英名を「クライミングパンダナス」といいます。木本性のツル植物です。フレイキネティア属は約180種が知られています。タコノキ属に似ますが果実が液果状になることが異なっています。

ムクナノヴォグイネエンシス写真

ムクナ ノヴォグイネエンシス
Mucuna novo-guineensis
マメ科
(ジャングルゾ-ン) 
鮮紅色の花がフジのように垂れ下がって咲くニューギニア原産の大型つる性植物、ムクナ ノヴォグイネエンシスが開花しています。本種は京都府立植物園が日本へ初めて導入した植物で、1987年10月にスリランカから種子を入手し、播種、育成後、新観覧温室完成時の1992年にフジ棚仕立てで観覧温室ジャングルゾーンに植栽しました。 
1993年4月に国内で初めて開花し、その3年後にたくさんの花をつけました。さらに2005年に多数の花を久しぶりにつけました。2007年にもたくさんの花序がつきましたが、2008年は咲かず、本年は2年ぶりの開花ということになります。トリプラリスクミンギアナ写真

トリプラリス クミンギアナ(雌株)
Triplaris cumingiana
タデ科 (ジャングルゾーン)
コスタリカからエクアドル原産。花は目立ちませんが、萼片が赤く美しくなります。萼片は結実後も残り、翼となって飛散します。雌雄異株で雌花が大きく美しいのですが、雄花は白く小さく地味です。ジャングルゾーンとアナナス室にそれぞれ雌雄株とも植栽展示されています。

ウナズキヒメフヨウ写真 

ウナズキヒメフヨウ
Malvaviscus arboreus var. mexicanus
アオイ科 (ジャングルゾーン)
メキシコからコロンビアにかけて分布します。花弁は開かない状態で終わってしまいます。つぼみは上向きですが下向きに垂れて咲くことから「ウナズキヒメフヨウ」と呼ばれます。

カカオ果実写真

カカオ
Theobroma cacao
アオギリ科 (熱帯有用作物室)
当園で管理している自然条件下では結実しないため、人工交配をしています。
種子を炒って粉末にして砂糖、香料等を混ぜ、圧して固めたものがチョコレートで、粉末を圧搾して脂分を除いたものがココアです。 

バオバブ果実写真

バオバブ(果実)
Adansonia digitata
パンヤ科 (砂漠サバンナ室)
果実の長さは大きいもので20センチ以上あります。直径は10センチ以上あります。同じ木の花粉では結実しないので、新潟県立植物園で開花しているバオバブの花粉をいただいて人工授粉しています。種子の周りのパルプ質は糖分が40%以上含まれ、そのままお菓子として食べられます。口に入れると甘酸っぱくラムネに似た味がします。水に溶かして清涼飲料水としても飲まれます。種子からは油が取れ、マダガスカルでは工場で搾られ、石鹸などが作られています。種子は生食ではなく、煮たり発酵させたりして食べます。

鉢物展示室写真1 鉢物展示室写真2

鉢物展示室ではシクラメンやフクシアを中心に鉢花を展示しています。

 バニラプラニフォリア写真

バニラ
Vanilla planifolia
ラン科 (ラン室)
例年は4月ごろ開花するのですが、今年は非常に早い時期からの開花です。メキシコ南部と西インド諸島原産。香料植物として世界の熱帯地域で大量に栽培されています。花は短命で、天気の良い日では午前中にしぼんでしまいます。曇りもしくは雨の日は夕方まで咲いていることがあります。果実は肉質でさや状になり、長さ30センチ近くなるものもあります。果実を発酵させ香料となるビーンズを作ります。

 ラン室ステージ写真

ラン室ではコチョウランやオンシディウムなど、洋ランの鉢物を使ったディスプレイを展示しています。

植物生態園ほかでは

キブシの写真

キブシ
Stachyurus praecox
キブジ科 (植物生態園)

ヒカゲツツジの写真

ヒカゲツツジ
Rhododendron keiskei 
ツツジ科 (植物生態園)

ユキヤナギの写真

ユキヤナギ
Spiraea thunbergii
バラ科 (植物生態園ほか)
湿地の岩場などに生えます。公園や庭によく植栽されます。

ゴモジュの写真

ゴモジュ
Viburnum suspensum
スイカズラ科 (植物生態園)

ハナネコノメの写真

ハナネコノメ
Chrysosplenium album var. stamineum
ユキノシタ科 (植物生態園)
湿地にかかる木製の橋の少し下流に植栽しています。

シキミの写真

シキミ
Illicium anistaum
シキミ科 (植物生態園)

ヒサカキの写真

ヒサカキ
Eurya japonica 
ツバキ科 (植物生態園、つばき園)

神代椿の写真

ツバキ ’神代椿’
Camellia ’Kamiyotsubaki’
ツバキ科 (つばき園)
第49回つばき展は3月21日(土曜日)、3月22日(日曜日)に開催します。

大和紅の写真

ツバキ ’大和紅’
Camellia ’Yamatobeni’
ツバキ科 (つばき園)

宿根草・有用植物園では 


アーモンドの木の写真 アーモンドの花の写真 アーモンドの花の写真

アーモンド
Prunus dulcis
バラ科 (宿根草・有用植物園)
アジア西南部原産。和名はヘントウ(扁桃)。果実が熟するのは7月から8月です。雨風などで自然に落果することはないそうなので、果実の方も乞うご期待。


ドデカテオン属の一種の写真
ドデカテオン属の一種
Dodecatheon sp.
サクラソウ科 (宿根草・有用植物園内ミニハウス)
北米原産。水辺等のやや湿った場所に自生します。カタクリ(ユリ科)の花に似ていることから、和名をカタクリモドキといいます。

フェラーリアクリスパの写真
フェラーリア・クリスパ
Ferraria crispa
アヤメ科(宿根草・有用植物園内小ガラスハウス)
南アフリカのケープ地方原産。一日花です。暗褐色の花弁の縁は縮れていてとてもユニークです。

スプリットコロナスイセンシャンテレレの写真
スプリットコロナスイセン ’シャンテレレ’
Narcissus ’Chanterelle’
ヒガンバナ科 (宿根草・有用植物園)
「スプリットコロナ」とは副花冠が裂けているスイセンの園芸上の分類区分です。



大杯スイセンアイスフォリースの写真
大杯スイセン ’アイス フォリース’
Narcissus  ’Ice Follies’
ヒガンバナ科 (宿根草・有用植物園)
「大杯」とは、一輪咲きで副花冠(カップ)の長さが花弁の長さの3分の1以上あることを意味します。

小杯スイセンバレットブローニングの写真
小杯スイセン ’バレットブローニング’
Narcissus ’Bullet Browning’
ヒガンバナ科 (宿根草・有用植物園)

ヘレボルスアーギュティフォリウスの写真
ヘレボルス アーギュティフォリウス
Helleborus argutifolius
キンポウゲ科 (宿根草・有用植物園内中央ロックガーデン)
イタリア半島西のコルシカ島、サルディニア島等が原産。クリスマスローズ類の中では丈が高くなる種で見応えがあります。


スノーフレークの写真
スノーフレーク
Leucojum aestivum
ヒガンバナ科(宿根草・有用植物園)
ヨーロッパ中南部原産。一本の花茎にスズランのような花が1つから4つあります。花弁外側の緑色の斑点に愛嬌があります。

アミガサユリの写真
アミガサユリ(バイモ(貝母))
Fritillaria verticillata var. thunbergii
ユリ科(宿根草・有用植物園、植物生態園)
中国原産。地下茎は2枚のりん片が合わさり丸くなっていて、二枚貝のようなので、バイモ(貝母)の名があります。


ボリジの写真
ボリジ
Borago officinalis
ムラサキ科 (宿根草・有用植物園)
ヨーロッパ南部原産。officinalis(ラテン語で「薬用の」)という種小名が示すように、古代ギリシア時代から、葉を、酒などの飲み物に入れて飲むと元気になるとされていました。

 

植物園スタンプラリー

3月はツバキです。 

 

 

 

お問い合わせ

文化スポーツ部文化政策課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142

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