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おすすめ情報 (令和6年3月8日)

このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!

観覧温室では

パピリオナンダ ジョン クラブ
× Papilionanda John Clubb
ラン科
Papilionanthe Cooperi × Vanda tessellataの属間交配種。2023年11月27日~12月1日まで当園職員がシンガポール植物園へ技術交流を目的に訪れた際に譲り受けた。2024年2月に京都府立植物園では初開花。ラン室にて見頃は3月中旬まで。

イワカガミダマシ
Soldanella alpina
サクラソウ科
ピレネー、アルプス、アペニン、ジュラ、オーベルニュ、シュワルツワルトに分布。低地では春に、高地では雪解けとともに花を咲かせる。高山植物室にて見頃は3月下旬まで。

樹林地では

サンシュユ
Cornus officinalis
ミズキ科
朝鮮半島原産。日本には江戸時代に渡来。花は葉が展開する前に開花する。短枝の先に散形花序を出し、淡黄色の小さな花を多数つける。別名の春黄金花は牧野富太郎が提唱したもの。園内各地にて見頃は3月中旬まで。

‘河津桜’
Cerasus × kanzakura  ‘Kawazu-zakura’
バラ科
カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられる栽培品種。花弁は丸く大きく花色もかなり濃い。伊豆半島で見つけられた原木が静岡県河津町に移植された。桜林にて見頃は3月中旬まで。

花壇では

キンセンカ ‘エミフルムーン’
Calendula ‘Emifull Moon’
キク科
野生種は地中海沿岸原産。学名のCalendula(カレンデュラ)は、カレンダーと同じ語源(カレンダエ kalendae:月初めの日)に由来するラテン語。冬から春まで絶え間なく咲くことにちなむといわれる。早春の草花展(3月10日まで)で展示中。


ナニワズ
Daphne jezoensis
ジンチョウゲ科
日本、南千島、サハリン原産。雌雄異株の落葉小低木で、花には芳香がある。ナニワズとは、近縁種オニシバリの長野県の方言であり、誤用されたといわれる。現在開催中の早春の草花展(3月10日まで)で展示中。

四季 彩の丘・植物生態園などでは

シクラメン コウム
Cyclamen coum
サクラソウ科
小アジアからイスラエル北部にかけて、森林の斜面や岩の裂け目などに生じる小型の多年草。塊茎をもつ。花は桃色から深紅色で基部に紫色の斑が入り、その下に白色の輪がある。四季 彩の丘にて見頃は3月中旬まで。

ユキワリイチゲ
Anemone keiskeana
キンポウゲ科
近畿地方以西の本州、四国、九州の雑木林や竹林、スギ植林の林床に生える多年草。日光を感じて淡紫色の花を開くが、雨や曇りの日は開かない。植物生態園にて見頃は3月中旬まで。

 

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142