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旧本館の装飾のモチーフとなっている植物「アカンサス」【開花中】

アカンサス

(Acanthus、ハアザミ、葉薊)

 

平成22年6月24日府庁旧本館前で撮影

 

府庁旧本館の装飾のモチーフとなっている植物「アカンサス」。古代ギリシア以来、アカンサスの葉は建築物や内装などの装飾のモチーフとして使用されており、特にギリシア建築のオーダーの一種「コリント式オーダー」はアカンサスを意匠化した柱頭を特色としています。絨毯の柄にもしばしば用いられており、ビザンチンリーフとして知られています。
大型の常緑多年草で、原産は地中海沿岸。深い切れ込みがある葉は光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになります。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつけます。花弁は筒状で、色は白、赤などがあります。
ギリシアの国花であり、花言葉は「芸術」「技巧」「巧みさ」「離れない結び目」など。

アカンサス開花中(平成30年5月24日開花)

アカンサスアップ

平成28年の12月に旧議場土曜講座参加者の方からいただいたアカンサスが花をつけました。

旧議場北側車寄せに置いているので、旧本館に来場された際はご覧ください。

 


正面玄関アーチ上部の装飾


旧知事室の家具の装飾


玄関ホール上部の装飾


正面階段手すり親柱の装飾


親柱の装飾のアップ


正面階段手すり子柱の装飾

 

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