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有限会社一九二八(ギア-GEAR-)(京都企業紹介)

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ノンバーバルシアター「ギア」、衝撃!「京都舞踏館」

(令和2年7月22日、ものづくり振興課 足利、丸山)

ギア京都舞踏館

京都・三条でロングラン公演中の舞台公演「ギア-GEAR-(外部リンク)」の舞台監督である小原悠路さんにお話をおうかがいしました。

何度見ても飽きないノンバーバル舞台「ギア(外部リンク)

--代表であるお父様、啓渡さんとは、2012年に、この1928ビルで、「ギア-GEAR-のロングラン公演を開始された頃からのお付き合いなのですが、改めてお話をお伺いしたく存じます。

小原)現在、新型コロナウイルス感染症の影響で公演を休止していますが(2020年7月22日時点)、昨年12月に3,000回を達成し、この4月で9周年目に突入しました。観客動員数としては24万人にご来場いただきました。ありがたいことです。

1928ビル

--私は10回以上見ていますが、改めて、「ギア-GEAR-」の概要を説明してください。

小原)日本初のノンバーバル、すなわち、セリフを使わないパフォーマンスで感動のストーリーを描くとともに、光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによる迫力のパフォーマンスも組み合わせた演出により、小さなお子さまから大人まで、そして外国の方までもが、言葉の壁を越えて楽しんでいただけます。

--そうなんですよね。今おっしゃったように、ノンバーバル、光と映像の演出、パフォーマンスなどが組み合わされていますね。何度見ても新鮮で飽きず、何度見ても泣きそうにもなります。セリフがないのに、すごい演技力だなあと、いつも感心します。

小原)パフォーマーは表情やしぐさだけで感情を伝えますが、たいしたものだと思いますね(笑)

ノンバーバル光と映像の演出パフォーマンス

プロジェクションマッピングの先駆け

--それに、今では他にも普及していますが、プロジェクションマッピングの先駆けでもあられましたよね。最初、衝撃的でした。

小原)建物などの立体に合わせて制作したCGを映し出すものですね。弊社では2006年頃から様々なところで行っています。ギアでは、そうしたプロジェクションマッピングだけでなく、最大1600万色のレーザー光線による演出、そして、遠隔操作で自在に色を変えるLEDドレスなど、最新の技術を駆使した演出を行っています。

プロジェクションマッピング

--会場もいろいろ仕掛けがなされてますよね。

小原)巨大なファンも、お客さんを巻き込んで大いに活躍しますね(笑)

巨大ファン

パフォーマーのために、子どもや外国の方のために、「新しい観光」を京都に

--パフォーマンスも圧巻なのですが、最近、マジシャンの新子景視さん、よくテレビで見ますねえ!初期の頃からずっと出ていらっしゃいますし、有名になられて嬉しいですよ。

小原)まだ出ていますよ。たしかにテレビにもよく出ていますね。彼のマジックは本当にすごいです。これだけ一緒にやってきていても、何でかわからないことが起きますからね。彼も最近自分でも怖いって言ってますけど(笑)

キャラクター

--お父様がよく、「パフォーマンスで世界一になってもそれで飯が食えないのが実情。そういう子らがパフォーマンスで飯が食える世にするために、やっているんだ」とおっしゃってました。

小原)そうですね。5つのキャラクターに対し、それぞれ複数のキャストがいて、交代で出演しますので、キャストの組み合わせは4,700通にのぼりますね。それも新鮮味を出している要因の1つかもしれませんね。

--そうですね。毎回、今日の人はどんな風なんだろうというのも楽しみです。それに「子供や外国人のために」ともおっしゃってました。

小原)ノンバーバルで、誰にでも分かりやすくということでもありますし、お子さんや観光客の方のニーズも意識して、公演時間は70分そこそこの長さにしています。しかし、単純な内容にしているわけではありません。

--いやあ、本当にそうですよね。よく、京都以外からやってくる知り合いから「なにか新しい京都観光はないか」と聞かれて、ギアを紹介して、外したこと一回もありません!ビジネスの接待でもかなり使えるはずですよ!(笑)

小原)社寺仏閣が多い京都も、夜、観光できるところが少ないですから、新しく夜の観光名所を作るというのも狙いの一つですね。

衝撃!!京都舞踏館(外部リンク)

--そうでしたね。

小原)ところで、私ども、「京都舞踏館(外部リンク)」というのも開催しているのですが、ご存じでしたか?(2020年7月22日時点では、一時休演中)

京都舞踏館メインタイトル

--おっ、んん?!

小原)「舞踏(BUTOH)」とは、日本で独自に生まれた前衛的ダンスで、世界のダンス界にも大きな衝撃を与えた素晴らしい芸術なんです。しかし現在、日本国内では躍り手が活躍できる場が多くないという状況もあります。そこで、この素晴らしい文化を未来に引き継いでいくため、常に舞踏を楽しんでもらえる環境をつくるため、小さい規模の会場ではありますが、ロングラン公演を行っているんです。

3種類の公演

--おお!これ、むちゃむちゃ衝撃的じゃないですか!!!

小原)この面も、生きてるように見えてくるんですよ、不思議なことに。

--これは絶対見てみたいです!!すごい芸術です。

小原)海外にも根強いファンの多い芸術で、実際に来場客のほとんどは、海外からのお客様なんです。

第4の公演

情熱の仕事

--お父様は、舞台照明技術者として活躍され、その後様々な公演をプロデュースしてこられてらっしゃいますが、悠路さんはいつからこの仕事を目指されたのですか?そういう学校を出られたのですか?

小原)私は大学ではスポーツを専攻していて、父もそうですが、大学で専門的な勉強をしたわけではありません。ただ、父は私が幼い頃から仕事に没頭してきた人間でした。たまに連れて行ってくれるとしても、さきほどのような前衛的な演劇であったりするので、小さい頃は全く理解できなかったんですね。それがいつしか、「ここまで父がのめり込む仕事ってどういったものか」という興味に変わって、大学卒業後父の下で働くこととしたのです。

--そうだったのですね。

小原)父が歌舞伎が好きだったこともあり、揚幕の開け閉めを当社で請け負っていた時期もありましたよ。

--揚幕?!花道の、舞台から見て突き当りのところの幕ですね。

小原)そもそもは、役者さんの付き人さんや大道具さんが開け閉めをされるものでしたが、よりクオリティを上げていくため日本で唯一の揚幕専門の会社として、当社が請け負ったのです。この場面ではシャッと開けるとか、開けるのはシャッと開けるが、閉めるのはゆっくりとか、いろいろあって難しいんですが、「プロ」として請け負うことで、クオリティが向上しましたね。

--さて、まもなくギアについては、公演を再開されます。府としても、CMEX事業として連携して取り組んでいます。

小原)今、コロナ対策に万全を期するため、施設を改修しています。

--そうですか。余談ですが、そもそもセリフがないノンバーバルですから、舞台から飛沫は飛びませんしねえ。

小原)コロナ対策というだけでなく、8年間ずっと走り続けてきたので、この機会をチャンスに、この際じっくりとよりクオリティの高いギアを目指して再構築をしています。

 

8月1日からの「ギア-GEAR-(外部リンク) 」再開、楽しみですね。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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