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株式会社カスタネット (京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

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毎日更新 社員でつくる動画「カスタネット動画」

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社員がつくる「カスタネット動画」(外部リンク)

「そなえる.com」&「マルチポンチョ」による新たな防災支援

(掲載日 平成28年8月3日 ものづくり振興課)

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 株式会社カスタネット(本社:京都市南区)の植木社長にお話をおうかがいしました。

分野横断×チャネル連動×顧客寄り添いによるオンリーワンのオフィス用品・工具等小売業 

まず、御社の概要を教えてください。

植木) 法人向けに、オフィス家具・消耗品、工場用作業用品の販売を行っています。

-どういった特長があるのですか?

植木) まず、取り扱っている商品の分野が大変広いということです。通常、オフィス家具、文房具やトナーカートリッジなどのオフィス消耗品、機械工具、防災その他の用品などは、全て「業界が違う」ものであって、それをまたいで取り扱っているところがありません。当社はそれらに「横串を通す」ように、全て網羅しており、100万アイテム以上を取り扱っています。

-すごいですね。

植木) 次に、多チャネル連動と言いますか、「顔の見える通販」を標榜しておりまして、ウェブでお見せし注文をいただくわけですが、「実訪問」も行います。例えば、防災用品についても、単に商品を売るだけでなく、実訪問してオフィスを確認し、より効果的な商品の取りそろえや、オフィスレイアウトのご提案など、顧客企業様に付加価値の高いサービスを提供していくことを心がけています。

-なるほど。

植木) そして、「カスタネットストア」というオンリーワンのサイトを有しているのですが、これは、顧客企業様ごとのページで、お客様だけの特別商品、お客様だけの特別価格を表示するものです。加えて、それにより2回目以降の注文の際は、前回注文した商品をカタログで探す手間も省けます。

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社会貢献をビジネスで展開するベンチャー

-大日本スクリーン製造株式会社(現株式会社SCREENホールディングス)の社内ベンチャー第1号として有名ですね。

植木) 平成13年に創業し、現在社員10名です。

-創業から、ここまで特徴的な法人向け小売業を展開されるに至るのに、どういった秘訣があったのですか?

植木) オフィス用品等の業界は、販売先によって卸価格に大変差があるという独特の業界です。そんな中で、大日本スクリーン製造株式会社発のベンチャーという肩書きもうまく活かし、安く仕入れるとともに、支払いサイトについても取引先と交渉し、キャッシュフローを安定させたことが大きいと思います。

-御社は「社会貢献」のイメージも強いですね。学生時代から関心がおありだったとお聞きしております。

植木) おかげさまで「社会貢献」では知名度が全国区になりまして、「カスタネットが出展しているなら」と、東京の展示会でも当社目当てに来場いただくケースもよくお聞きします。それが社員たった10名の会社だとお話ししてもなかなか信じてもらえません(笑)。私が「小さな企業のCSR報告書」としてまとめたレポートは、CSRに関するアクセスランキングで年間2位になったこともございます。

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-具体的にはどんなことをされてらっしゃるのですか?

植木) 利益から税金を差し引いた残りでCSRを行うということではなく、ビジネスの中で社会貢献を取り込んでやっていこうという考え方です。例えば、商品パッケージングの外注先は、まずは授産施設から探して頼みます。普通は納期、品質の安定の面でリスクもあるわけですが、余裕のある納期設定をし、作業マニュアルも一つひとつ整備するなどして対応しています。

熊本・大分地震でも活躍- 「マルチポンチョ」

-なるほど。また、今回自社商品「マルチポンチョ」を販売開始されましたね。

植木) はい。以前から「そなえる.com」という防災用品専門の見積もりサイトを運営してきましたが、「マルチポンチョ」は、東日本大震災の経験から生まれた商品です。一見すれば大きなゴミ袋かもしれませんが、大人用で高さ120cm、幅100cmで、頭からすっぽりかぶることのできる大きさであり、特注品です。肩の部分のミシン目を外すと両腕を出すこともでき、意匠権も有しています。

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-用途はどういったものですか?

植木) 災害避難時の着替え、トイレのための目隠しであったり、防寒用に被ったりといったことです。実は今回の熊本の被災地にも、様々な団体を通じて、あるいは直接に、約6000枚を寄付いたしました。そして、先日、現地を訪問しましたところ、「避難所で使った」と多くの方がおっしゃってくださり、中には涙を流して喜んでくださった方もいらっしゃいました。女性の方は、避難所での着替えや女性用下着の洗濯干しの際の目隠しにお使いいただいたというお話をしてくださいました。また、避難所での配給で屋外に並ぶ際の防寒用に「みんな被っていた」というお話を聞いたのは嬉しかったですね。それに、あまり報道されていませんが、皆さん口々におっしゃっていたことに、トイレの水と目隠しに困られたということです。やはり屋外で用を足さざるを得ない状況に「一生で一番恥ずかしかった」と言うお婆さまもいらっしゃいました。

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「持ち出す」ではなく「備えてある」ことが重要

-今後の展望はいかがでしょう?

植木) まず、子供用の「キッズマルチポンチョ」や「マルチフード」のラインナップを更に充実させていきたいですね。大人用は、熊本でも「黒がいい」とおっしゃっていただいたのですが、子供用はもっと様々なデザインがあって良いと思っています。各地の防災訓練でも若い人の参加が必ずしも多いとは言えませんし、若い人たちの防災意識を高めていきたいですね。

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-学校や幼稚園・保育園で備えてくれると良いですよね。

植木) はい。熊本を訪問していて気づいたことですが、実は皆さん、携帯電話は持ち出していらっしゃっても、ご家庭で用意されていたはずの懐中電灯とか非常食など持ち出されていないのです。それは倒壊して、持ち出せなかったということでもあるのですが、避難所等にまとめて置いておく方が良いのかもしれませんね。あるいは、いつでも携行できるものが良いのかもしれませんね。そこで、防災ポーチのようなものも用意していきたいと考えています。

 

様々なアイデアが尽きない植木社長。同社の今後の展開がますます楽しみです。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

電話番号:075-414-5103

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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