ホーム > 産業・しごと > 商工業 > 京都府の産業支援について > エプソン販売株式会社京都営業所 (京都企業紹介)

ここから本文です。

エプソン販売株式会社京都営業所 (京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

京都企業紹介(業種別) 京都企業紹介(五十音順) IoT/IoE 京都府の産業支援情報

両眼・シースルー業務用スマートグラス「MOVERIO Pro BT-2000」 

(掲載日:平成28年9月27日、聞き手・文:ものづくり振興課 足利)

 IoT、スマートファクトリー等の業界動向を探るべく、エプソン販売株式会社京都営業所(京都市中京区)にて、同社VP MD部の水野様にお話をおうかがいしました。

マイクロディスプレイ技術により、両眼・シースルーで自然な画面表示

―今回開発されました御社の業務用スマートグラス「MOVERIO Pro BT-2000」に関して、エプソンならではの強みを教えてください。

水野) グループ内の製造部門である、セイコーエプソン株式会社が、自社で有する2つのコア技術を活かしています。まず1つは、2001年から15年連続でプロジェクター(500lm以上)世界シェアNo1である同社のノウハウを活かしたマイクロディスプレーの技術です。スマートグラスと呼ばれるものには、片眼・クローズド(透過しない)等様々な形状のものがございますが、本製品は、グラスの両サイドからプロジェクターの技術を使って投影し、視野の中に重ねて(シースルーで)見せることができるもので、視線移動することなく大画面で必要な情報を確認できます。

 

高精度位置情報IMUによる業務作業支援

―はめて見てみますと、自然で無理なく投影内容を見ることができ、驚きますし、楽しいですね!

水野) 2つ目が、ヘッドセットに組み込まれた、センシングの技術を活かした高精度のIMU(慣性計算ユニット)により、たとえ屋内であっても、利用者の姿勢や動きを検知、測定し、より正確な位置を捉えることができます。

―なるほど、これで、業務用の細かな作業に対しても、利用できるということですね。

水野) GPSの場合は、屋内に入ったりすると正確な位置の確認ができませんが、これはその弱点を補うものです。

遠隔指示、作業ガイド、ナビゲーション

―そして、なんといっても「業務用スマートグラス」という眼の上にはめて利用するものですから、「ハンズフリー」で作業ができるということですが、どういった用途を想定されていますか?

水野) 例えば1つは、遠隔指示です。製造ラインから機械の故障の連絡が来て、サービスマンが数時間かけて駆け付けたところ、実際にはちょっとした修復作業で直ったということがよくあろうかと思います。駆けつけるほうも大変ですが、製造側もその間ラインを止めているわけですから、そういう互いのロスをなくすため、遠隔で指示を行い、自ら修復してもらうということが実現できます。

―なるほど。

水野) あるいは、作業ガイドです。ベテランの作業を標準化し、それをマニュアルとして表示し、若手の作業をサポートするということもありますね。単純に、作業マニュアルを、紙や、スマートフォン等で確認していると、作業時間が長くなりますしね。ハンズフリーで作業をしながら必要な情報を取得できるのは、スマートグラスの大きなメリットでございます。

―それはそうですね。

水野) あるいは3つ目として、ナビゲーションです。広大な空間で、目的の場所にたどり着くのをサポートするということもありましょう。

  
(遠隔指示、作業ガイド、ナビゲーション)

IoT、スマートファクトリーを使いこなす「人のIT武装化」

―そもそもなぜ、業務用スマートグラスなのでしょうか?

水野) はい、それは、IoTに対する当社の考え方に直結しています。我々が働いるオフィスを例にとると、以前はすべて人の手で書類を作る、決裁をもらう、という環境だったかと思います。それが今は当たり前のようにPCやスマートフォンを使って効率よく業務を行っております。これを作業現場に目を向けると、IoT化により人間を超えて機械が直接情報収集をし、「考える工場」のような形で、より最適にものづくりを行う、例えばそんなことが想起されていると思います。しかし、そうした工場の生産性向上という目的を達成するための課題は、機械が収集した情報を活用できる人材が乏しいことだと考えています。ましてや、様々な工場をつなぎ合わせてということになれば、生産プロセスも、そこで発生するトラブルも、複雑なものになっていきますが、複雑化する生産プロセスで使いこなせる人、複雑化するトラブルを対処できる人がますますいないということになります。

―なるほど。

水野) 日本のものづくりの強みは、「現場作業員によるカイゼン」だと思います。作業自体は機械に任せても、それを使いこなす人を、IT武装化により作っていくことが重要だと考えているからです。今はまだ、多くの中小企業様において、情報法収集の時期なのだろうと思います。大手企業等でIoTの取組が本格化すれば、中小企業も巻き込んで一気に進んでいくように思いますね。

 IoTを支える同社の今後の展開が楽しみですね。

 

お問い合わせ

エプソン販売株式会社
プロジェクターインフォメーションセンター
(電話)050-3155-7010
(受付)月~土曜日(祝日・および弊社指定休日をのぞく)(注)上記電話番号はKDDI株式会社の電話サービスを利用しています。上記番号がご利用いただけない場合は、携帯電話またはNTT東日本、NTT西日本の固定電話(一般回線)からおかけいただくか、042-503-1969までおかけ直しください。
(URL)http://www.epson.jp/products/moveriopro/bt2000/

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?