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ジェイハンズ株式会社(京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

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創業50年のオリジナルハンドメイドグッズ専門店

(掲載日:平成30年9月3日、聞き手・文:ものづくり振興課 岩橋)

写真:ジェイハンズ社長

平成29年度「知恵の経営」認証企業、ジェイハンズ株式会社(外部リンク)(下京区)の山口代表取締役社長にお話をお伺いしました。

こだわりのハンドメイドグッズで人の心を豊かに

—まずは、御社の概要を教えてください。

山口)弊社は、昭和38年に京都の観光土産品の製造業者として創業しました。現在は、(1)オリジナル和雑貨の製造・加工、(2)ノベルティグッズ等の販促品の企画・製作、(3)WEBショップ「京都洛~伝統となごみの和雑貨」での小売販売を行っています。社名の『ジェイハンズ』はJapanとHandmadeを組み合わせた造語で、「ハンドメイドの商品は人の心を豊かにする」をモットーに、昔ながらの手作り加工にこだわり、和雑貨を通じてなごみや心の豊かさを創造していきたいと考え、日々、事業に取り組んでおります。取り扱っている商品は色や素材が異なると数百種類を超え、月に8,000個から10,000個程度出荷しております。 


(1)オリジナル和雑貨例(左から文具裁縫箱、パスケース、立て鏡)


(2)ノベルティグッズ例(左から扇子、あぶらとり紙、三面手鏡)


(3)WEBショップ小売販売例(左からオリジナルソーイングセット、和風クリスマスカード、和柄ショルダーバッグ)

多量・多品種を可能にする内職加工ネットワーク

すごいですね。手作りでかつこれだけ多量で多品種の商品作りを可能にしている御社の取り組みを教えてください。

山口)これらの商品作りを支えている弊社の取組の特徴としては、内職加工ネットワークが挙げられます。手作り商品を大量に規格に基づいて製造するには、弊社の従業員だけでは足りませんので、京都府内に内職を中心とした専属加工者を抱えることで実現しています。

なるほど。内職加工では商品の仕上がりにばらつきがあるといったことも懸念材料として挙げられると思うのですが、どのように生産依頼及び生産管理をされているのでしょうか。

山口)内職加工者への生産依頼については商品のパーツを揃え、週に2回程度定期巡回をする中で行っております。巡回の際に商品の作り方を説明し、実際に作業をしてもらいながら指導いたします。この説明の際に、複雑な工程を含む商品については「仕様書」を用います。現品を作りながら、糊を付ける部分や折り方、始末の方法など、特に注意すべき点を図表や文章で分かりやすく説明いたします。そして、この指導が終わると次回の訪問時までに数個の商品(ファーストサンプル)を作っていただき、依頼したとおりに仕上がっているかどうかを確認いたします。仕様に沿っていなければ再指導を行うなど、加工者によって仕上がりにばらつきがないようにしています。このような指導とフォローを行い、また、定期巡回で回収した商品を社内の検品場で一つ一つ検品することで、安定した商品供給と約1~2%以下という低い商品不良率を実現しています。


左:内職加工例、右:仕様書例

有名企業にも採用される提案営業力

素晴らしい取り組みですね。ノベルティグッズにおいては有名企業にも採用されていますが、なぜ御社の商品が採用されるのでしょうか。

山口)弊社が力を入れている「提案営業力」にあると思います。弊社の考える「提案営業力」とは、お客様にとって弊社の商品が、集客や商品構成に役立つものであるかを見極めながら、お客様の欲する仕様や形状に商品をアレンジして採用いただく力のことです。普段から商業施設等でトレンド商品の視察調査を行っているほか、企画提案営業する際には、事前に調査を行い、その内容から営業先の会社概要やショップの数、お店の雰囲気や商品などを把握しておき、それらの情報も踏まえて提案させていただきますので、お客様に耳を傾けていただきやすいです。

10年後、20年後も必要とされる会社にするために

なるほど。ところで『知恵の経営』に取り組まれたきっかけは何だったのでしょうか。

山口)『知恵の経営』に取り組んだのは「この会社を10年後、20年後も必要とされる会社にしたい」という思いがきっかけでした。会社を良くするためにあれこれ考え、真面目に取り組んできましたが、結果として上手くいったこともあれば、当てが外れて手痛い目にあったこともたくさんありました。振り返って考えてみると、弊社の現状や問題点を客観的に把握することなく、進めてきたことが原因でした。

そうなんですね。

山口)今後も弊社が必要とされる会社になるためには、弊社の独自性や強み・弱み、商品やサービスの優位点等を明らかにし、弊社の持っている「知恵」を共有し、より工夫を凝らして伸ばしていく必要があります。そのために現状や問題点を改めて整理し、「より良い商品やサービスをお客様に提供し続けることができる」ことを目的として『知恵の経営』に取り組みました。

実際に取り組まれてみていかがでしたか。

山口)取り組んでみて本当に良かったと思っております。弊社のそれぞれの事業別の方向性と目標とすべきゴール、またそれらを実現するための課題等を整理することができました。今後は本報告書で整理した内容をもとに事業を進めていきたいと思っております。

ぜひ、『知恵の経営』報告書で定めていただいた目標を達成され、御社の成長・発展につなげていただきたいと思います。
 
それでは、最後に今後の事業展開について教えてください。

山口)現在はBtoBがメインですが、よりお客様に近い立場に移行していきたいと考えております。弊社のほうからよりお客様に近づいていき、ファンを増やしていきたいと考えています。弊社の手作り商品で心を豊かにしていただき、毎日を楽しく過ごされる方を一人でも多く増やしていきたいと思っています。

今後の展開がますます楽しみですね!

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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