ホーム > 産業・しごと > 商工業 > 京都府の産業支援について > 三栄メディシス株式会社 (京都企業紹介)

ここから本文です。

三栄メディシス株式会社 (京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

specialpartner1 gojyuuonnjyunn mono    

kyoutoquolitytitle2

ユーザーインタビュー

swhospitalintervew
checkmeユーザー 京都南西病院様へのインタビュー

Checkme チェックミー三栄メディシス株式会社

sanei02

(掲載日 平成28年3月23日)

 三栄メディシス株式会社の竹内社長にお話をおうかがいしました。。

チェックミー- 心電計、パルスオキシメーター、体温計、SpO2トレンド、歩数計を名刺サイズ1台で実現 

-昭和60年に社長が設立された御社ですが、現在の状況はいかがでしょうか?

竹内) 従業員約70名です。内訳は、営業部門が約20名、開発部門が約20名、コールセンターが約15名、ハード保守が約15名です。

sanei01

―では、御社の事業の柱の1つ「医療機器」で、今 最も売り出し中のものは何ですか?

竹内) この「チェックミー」です。名刺サイズのこの1台に、心電計、パルスオキシメーター、体温計、SpO2トレンド、歩数計の機能が入っています。当社が日本市場を意識した企画・仕様設定を担いながら、中国のメーカーと2年間かけて共同開発しました。

―チャレンジ・バイでもかなりの反響です。

竹内) 現場の看護師さんなどにもご好評いただいているようで、何よりです。

sanei03

いつ出るかわからない不整脈を捉える心電計チェックミー

―そもそもの開発の経過はどういったことですか?

竹内) 当社の設立目的とも関連しているのですが、私自身、中高生時代から医者に心臓が悪いと言われ、体育の授業内容に制限されるという青春時代を過ごしてきました。しかし、不整脈は常に現れるとは限らないので、心電計で測っても症状が出にくいのです。なので、何が原因かと問うても「ストレス」という言葉で片づけられてしまいます。例えば、健康診断の際は十数秒間測るだけです。長時間測るものとしては、ホルター心電計がありますが、装着が大層ですし、通常はせいぜい24時間までです。

―そういうものなのですね。ところが、このチェックミーは違うと。

竹内) はい。まずは、名刺サイズのコンパクトな本体と誘導コードを使ってずっと測り続けることができます。私自身、チェックミーを付けて4日目に不整脈を捉えることに成功したのです。また、自覚症状が出た時に即座に測ることもできます。本体を「振る」だけで測定を開始できるのです。もちろんそうしたデータをスマホやパソコンにデータ転送できますから、どういう時に不整脈が出るのかも、チェックミーのおかげで初めてわかってきたのです。

―どういう時ですか?

竹内) 3パターンくらいあるのですが、まず、社内の会議で煮詰まった時、次に、睡眠時間が短い時、そして、海外出張で現地の空港に着いた時です。日本の会社や家族のことを思い出し、「また社長、勝手に出張に行ってる」などと思われてるんじゃないかと心配になった時ですね(笑)

sanei04 sanei05

2秒で測れる体温計チェックミー

―何となくわかります(笑)。しかし、世の多くの患者様も救われますね。

竹内) あるお医者様からも言われました。「毎月心電図をとっているおじいさんがいたが、ある月だけ取らなかったら、たまたまその月に亡くなった。悔しくてたまらない」と。こういう苦労をなさっている現場にぜひお試しいただきたいです。

―「いつでもどこでもすぐ使える」ものなのですね。

竹内) はい。体温計も、センサーが側頭動脈を測りますので、こめかみをなぞる時間として約2秒でOKです。

sanei06

パソコンで使えるレセプトソフトのパイオニア

―さて、もう一つの事業の柱は、レセプトなどの「医療事務ソフト」ですね。その経過は?

竹内) 会社設立当初、大手メーカーの心電計を販売していましたが、当社独自でパソコンに接続できる形に工夫していました。それを見たあるお医者様から、パソコンで使えるレセプトソフトを開発できないかと相談を受けたのがきっかけです。平成元年頃のことで、一般的なレセプトは専用機を使って4、5百万円していたかと思いますが、当社で60万円のパッケージソフトを作りまして、パソコン代等含めても百何十万円ということで、爆発的に売れました。

―しかし、レセプトシステムって、電子カルテシステムにセットで入ってたりするものではないのですか?電子カルテは大手ベンダーが席巻しているイメージがあるのですが。

竹内) 電子カルテは、診察に関わるものであるため、お医者様の新規開業ではその導入率はほぼ100%でしょう。その電子カルテシステムには通常レセプトシステムもたしかに入っています。しかし、お医者様によってオーダーが様々であるため、中小ベンダーには厳しく、結果的に大手ベンダーがひしめきあっています。ただ、全体を見ると電子カルテ普及率はまだ3割ほどです。そこで、私どもは、まだ普及していない7割のお医者様向けに、独自のレセプトシステムを開発、提供しているのです。

sanei07

中小企業ならではの「きめ細かさ」で日医標準レセプト関西導入実績No1

―日本医師会標準レセプトシステムの関西導入実績もNo1ですね。

竹内) 開発は日本医師会がされてらっしゃり、私どもは保守を担っているのですが、診療報酬など医療事務と密接に関わっているものですから、きめ細かなフォローが重要です。中小企業ならではのきめ細やかさが、マッチしているのではないでしょうか。最近は、紙カルテをスキャンしてデータを貯めるなど、様々なご依頼にも対応しています。

IoTで一般市民にも自社技術を還元

―最後に、今後の展望について教えてください。

竹内) これまで、お医者様等向けの事業を行ってきましたが、「チェックミー」をIoTにより、一般市民向けに私どもの技術を還元し、自らの健康を自ら管理していく社会づくりを目指したいです。

 

経営者でありながら、今も自ら商品企画・開発をされてらっしゃる竹内社長。社長が率先垂範で新しい社会の扉を開こうとされてらっしゃる同社の今後の展開が大変楽しみです。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

電話番号:075-414-5103

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?