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株式会社たけびし(京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

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たけびしフェア2022(7月14日、15日)(外部リンク)

 

脱プラスチック!紙緩衝材製造機

(令和2年10月3日 ものづくり振興課 足利)

機械

近年、廃プラスチックによる海洋汚染等の問題に対応するため、レジ袋の有料化など「脱プラスチック」の取組が進む中、株式会社たけびし(外部リンク)(京都市右京区)は、新たに紙梱包材製造機の販売を開始されています。

使用イメージ

上向き作業用アシストスーツ TASK AR2.0

(令和2年3月24日 ものづくり振興課 足利)

上向き作業用アシストスーツ TASK AR2.0
(PDF:2,257KB)

京都のロボット産業推進にご協力いただいています技術商社、 株式会社たけびし(外部リンク)(京都市右京区)様の新規取扱商品「上向き作業用アシストスーツ TASK AR2.0」(PDF:2,257KB)

農林業や施設点検業などの作業にも最適!

お問い合わせは、こちらのパンフレット(PDF:2,257KB)、もしくは株式会社たけびし機電システム本部 FAシステム部 システムソリューション課(TEL: 075-325-2221)まで。

「つながる町工場」― スマートファクトリー化を支援

2018年8月18日講演の様子

(掲載日:平成28年8月18日 ものづくり振興課)

本日開催されました、IoT/IoEビジネスセミナー「イノベーションで多彩なビジネスチャンスを考える!」にて、株式会社たけびし(外部リンク)取締役常務執行役員技術本部長の髙瀬和彦様にご講演いただきました。 開催報告

IoT対応データアクセスユニット「デバイスゲートウェイ」

(掲載日:平成28年6月7日、聞き手・文:ものづくり振興課 足利)

 株式会社たけびし(外部リンク)(京都市右京区)の経営戦略室事業開発部長の隠岐様と技術本部システムソリューション開発部オリジナル商品開発課長の石田様にお話をおうかがいしました。

これ1台で生産現場の100種類以上の各種センサ・制御機器等に対応可能!

このたび発売開始されました「IoT対応データアクセスユニット『デバイスゲートウェイ』」について教えてください。

隠岐) 生産現場の情報を取得し、IoTサービスへ橋渡しをするユニットです。IoTの“T”側である生産現場で使われるセンサーやPLC(シーケンサ、制御装置)など100種類以上の機器にマルチベンダ対応するとともに、上位システム側あるいはIoTの“I”側に対しては、産業分野での業界標準インターフェースである「OPC UA」、IoT分野で注目を集める「MQTT」の両インターフェースを搭載しています。この製品の導入により短期間でのIoTシステムの構築が可能となり、生産性の向上が図れます。また、産業分野のみならず、ヘルスケア分野やホームオートメーション分野の機器にも対応しております。お値段は定価188,000円(税別)です。

―まず、“T”側の話でおっしゃった「100種類以上」というのは、やはりすごいことなのですか?

石田) 一般の工場では、生産工程や生産機械メーカーによって採用しているCPU機種やPLCメーカーも異なったものが混在していますので、通常はそれごとに通信システムを作りこまねばなりませんが、それが不要ということです。しかもパソコンレスで、これ1台を組み込むだけで良いですので、パソコン設置スペースも、パソコン基本ソフトのバージョンアップなどの手間も不要です。

業界初!OPC UAとMQTT双方に対応― ヘルスケア分野、ホームオートメーション分野等にも活用!

―それはとてもお手軽ですね。上位システム側の話でおっしゃった「OPC UA」と関連するわけですね。

石田) OPCは、一言でいえば産業オートメーション分野の通信規格で、システムとしては通信ドライバの役割を果たすOPCサーバと遠隔監視その他、サーバに対して処理を要求するOPCクライアントから成ります。それをERP(企業資源計画)やMES(製造実行システム)の領域にまで拡大し統合・再構築した世界標準規格がOPC UAで、IoTやインダストリー4.0のキー技術として注目されています。HTTPもしくはTCP/IPによる通信を行うので、ファイアウォールとの組み合わせの相性も良いです。

―そして「MQTT」というのは?

石田) センサーや小型機器に組み込まれデータ伝送を可能とする軽量なTCP/IPプロトコルで、生産現場の機械だけでなく、家電、自動車など多種多様なモノがインターネットにつながり、相互に情報交換するM2MやIoTに適したプロトコルです。OPC UAとMQTTの両方に対応した製品は業界初です。

―すごいのですね。例えばどういう分野での活用が期待されますか?

石田) 産業分野では、生産工場の計測機器、制御機器、ロボットなどだけでなく、外注部品メーカーや運送会社等ともつないで、クラウドで状態監視、予防保全、品質管理、エネルギー監視のリアルタイム監視や、ビッグデータ解析による最適化などを図ることができます。そのほかアグリ分野では室温、日照量の制御による生育管理、ヘルスケア・介護分野では体温、脈拍等の自動管理等が考えられますし、ホームオートメーション分野では家電品の監視・制御、ビルオートメーション分野では照明や室温の一括管理等が想定されます。

“京都発 最強の技術商社”を目指す

―さて、東証一部上場企業でらっしゃる御社自身のことをお聞きしたいのですが、簡単に事業概要を教えてください。

隠岐) 昨年90周年を迎えました、京都・滋賀地区を主力地盤として産業用電機・電子機器を扱う技術商社です。大きくは、産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ、情報通信に関する様々な商品を取り扱っています。

―商社でらっしゃる御社がなぜ、自社ブランド機器の開発をされたのですか?

石田) “京都発 最強の技術商社”を目指し、「お客様のニーズに合う製品を世界中から探してこよう、なければ自社で開発しよう」ということで、データ収集システムや警報映像管理システムなどのソフトウェアや、産業用パソコンなどのハードウェアのオリジナル商品も手掛けてきました。幅広い商品を扱う技術商社だからこその強みを活かし、「当社のコーポレートメッセージ「ビックリンク」には、人と人、技術と技術でお客様、取引先様との新たな“LINK”を創出し続けていこうという意味が込められています。

 

京都発の同社のデバイスゲートウェイが、多くのスマートファクトリー化や新たなIoTサービスの創出に貢献されていかれること、期待大です!

 

お問い合わせ

商工労働観光部産業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp