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第103回京都府スポーツ振興審議会の議事要旨

1 開催日時

平成23年3月3日(木曜日)午後3時から同4時30分まで

2 場所

ルビノ京都堀川「加茂」の間

3 出席者

出席委員

桝岡義明会長、水野加余子副会長、小林 進、山本誠三、森本 豊、南部照一、森 洋一、木村祐子、梅田陽子、河合美香、松永敬子、中田佳和、浅野賢一 各委員

事務局

高熊指導部長、渡邉保健体育課長 他事務局13名

欠席委員

大津健二、西條 繁、武田美保、能登英夫、太田貴美、西村文治 各委員

4 内容

(1)開会

桝岡会長あいさつ

(2)協議事項

 

ア.府民の運動・スポーツの実践とその方策について

(3)報告事項

ア.「ジュニア選手育成専門部会」検討内容について 

イ.京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会について

(4)閉会

高熊指導部長あいさつ

審議内容(結果及び主な意見)

(1)府民の運動・スポーツの実践とその方策について

「成人の週1回以上のスポーツ実施率」の具体的目標達成に向けた取組を進める上では、日常生活を営む中での様々な意識のあり方や運動との関わり・効果の広がりに着目した啓発が必要かつ有効と考え、2種類の啓発手法の考え方を示して運動・スポーツ実践の啓発の進め方について提起し、全体協議を行った。

審議会での主な意見

  • スポーツを生涯学習そのものとして位置づけたものと理解できる。
  • 科学的に医療を取り込んだ取組が必要であり、医師会の責務でもある。病院での個人的対応に加え、企業の理解による全体的な取組を進めれば、幅広い運動啓発の取組が期待できる。
  • 啓発については、研修会的なものを開催できれば良い。メディカルとの連携でも、メタボやリハビリといったことからスポーツに取り組む方もいらっしゃる。
  • チャートのアドバイスは非常に重要。具体的な大会や地元選手が分かると親しみやすくなるし、身近なクラブやイベントが分かると踏み出しやすい。
  • 運動の大切さが誰にでもわかる合い言葉やキャッチフレーズが必要。
  • 開放型地域スポーツクラブでは子どもの参加を機に、親への運動参加の働きかけが積極的に行われている。
  • 子どもと一緒に運動したり、通勤時に歩くことを意識(長く、速く)するなどの取組が必要。
  • 無関心層に啓発し、動機づけができるチャートや導きの方策がポイント。チャートのどこからでも入っていける誘導の方策も考えられたい。
  • スポーツからはルールや礼儀も学べることから何らかの仕掛けを考えて欲しい。親子の相乗効果を狙って家族で何かやっていこうとする仕組みも必要。
  • 日本テニス協会主催のマナーキッズテニスプロジェクトの取組のようなスポーツへの関わり方もある。
  • 運動を支える人にもスポットを当てたのは画期的であり、そうした方を対象としたイベントを通してスポーツ文化に触れていただき、最初の半歩にしていただくことも大切ではないか。
  • 無関心ではないけど工夫できていない人の拾い上げが必要。
  • やらない人への仕掛けとしてのアドバイスが必要。何もやらない人への手立てをさらに充実させること。
  • 生活の中の具体的行動例を挙げた指針が必要。
  • マラソンの視聴率を比較すると、誰もがやっていることに関心が高いことを示しているとの見方がある。競技でなくても、日々活動を継続していることは相当高いレベルと考える。幅広く考え展開して欲しい。
  • 仕掛けや仕組みづくりは誰がどこでやるのか。また、何をもって運動・スポーツの実施率目標が達成できたとするのか定義づけが必要。
  • どうした活動をもって「スポーツごころが芽生えている」と位置づけるのか、簡潔にチャートの中に示すこともひとつの方法。
  • eスポーツ(エレクトリックスポーツ:コンピュータゲーム等)をどう扱うのか、指針の中で検討されたい。

(2)「ジュニア選手育成専門部会」検討内容について

事務局からの説明

コンセプトを決定するとともに、識別プログラム・育成プログラムについても検討してきた。識別プログラムでは、基礎的運動能力とし新体力テストやスタンダード中心に、専門的運動能力ではフェンシング・バドミントンの各専門分野と両競技の共通項目を考えている。育成プログラムは、日常的練習に加え、知的能力・医科学・栄養・国際都市京都としての発信事項・キャリア教育等多岐にわたって検討している。具体的には23年度に第1期生を識別し、24年度からは育成も同時に進めることとし、詳細はワーキンググループを立ち上げ検討していく。

(3)京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会について

事務局からの説明

 

京都府のスポーツ施設は質・量ともに貧弱な状況であることから、有識者に幅広く意見を伺うため懇話会を設置した。その後、4回の議論を重ね、この時点での議論内容が第1次提言として京都府に提示された。府立スポーツ施設の総合的リニューアル関係では、府立体育館の国際大会に対応できるリニューアルを最優先に、山城総合運動公園・丹波自然運動公園等のテニスコートのリニューアルやグラウンドゴルフ等への対応整備が望まれ、スポーツ施設重点整備関係では国際的・全国的大会に対応できる球技場を整備検討することが必要とされた。今後も全体整備に向け、府民のニーズ調査・専門部会設置・専門調査等を検討するよう提言された。

○ 現在、議会に調査費として500万円をお願いしている。

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