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第1回(第105回)京都府スポーツ振興審議会の議事要旨

1 開催日時

平成23年11月22日(火曜日)午後3時から同4時30分まで

2 場所

ルビノ京都堀川「平安」の間

3 出席者

出席委員

桝岡義明会長、水野加余子副会長、小西正利、田中洋三、山本誠三、藤田信之、河合美香、荒賀知子、森 洋一、松永敬子、松本崇寛、岩ア万喜子、南部照一、二木久雄 各委員

事務局

永野指導部長、渡邉保健体育課長 他事務局13名

欠席委員

森本豊、梅田陽子、木村祐子、能登英夫、太田貴美、中村重夫 各委員

4 内容

(1)開会

スポーツ推進審議会に変更となったが、桝岡会長、水野副会長の継続承認

桝岡会長あいさつ

(2)協議事項

ア.京都府民の運動・スポーツ実践の指針について

(3)報告事項

ア.子どもスポーツ充実プランについて

イ.競技スポーツ振興事業について

(4)閉会

永野指導部長あいさつ

審議内容(結果及び主な意見)

(1)京都府民の運動・スポーツ実践の指針について

事務局からの説明

昨年度来から審議会で審議いただいた「京都府スポーツ振興計画中間年改訂後の施策の具現化について」の「成人の週1回以上のスポーツ実施率」に関し、その具体的目標の達成を図るための施策を検討する上での「運動・スポーツ」の考え方や捉え方について各方面から御意見をいただいた。 その際、一般府民向けの啓発について、チェックシートの活用で現状を理解していただき、チャートを活用することの賛同を得ながらも、さらなる協議が必要であるとの指摘をいただいていた。 今回は、そのことをふまえ、目標達成を図る上での取り組みに焦点化して論じていただき、各御意見の反映を図っていきたいと考えている。本日は、「京都府民の運動・スポーツ実践の指針について」事務局担当副課長から、具体的に説明させる。その後、御審議いただき、京都府教育委員会に提言をしていただきたい。

第102回審議会から「京都府民の運動・スポーツ実践の方策とその考え方」について継続して協議いただいており、様々な御助言をいただいている。 今回、京都府教育委員会へ御提言をいただく内容についてまとめさせていただいた。前回の説明と重複するところもあるが、簡潔に説明をさせていただく。平成16年策定の「京都府スポーツ振興計画」で掲げている「府民の成人の週1回以上のスポーツ実施率を50%(2人に1人)にする」という目標を達成するため(中間年改定時の平成20年調査では40%)に、府民の皆さんにどのような考え方で、どのように啓発すれば良いのかということで継続して協議いただいており、その運動・スポーツ実践の現状については、p1に記載している。その中で、府民の皆さんは、運動・スポーツの必要性は理解されているものの、実践の面ではその捉え方に幅があり、一般に種目名で表現される運動・スポーツに限ったような啓発ではハードルが高く、さらなる実践には結びつきにくいと考えている。したがって、それぞれのライフステージやライフスタイルに応じた運動・スポーツの実践を啓発するには、「運動・スポーツ」の考え方を幅広く捉え、それとの関わり方や効果の多様性を日常生活に則したかたちで具体的に示し、日常生活を営む中での様々な意識の在り方や運動との関わり・効果の広がりに着目した啓発の考え方が必要であり、有効ではないかと考えた。そのため、「身体活動による身体への直接的な効果」と「人間形成、社会性の涵養(かんよう)に及ぶ効果」の2つの観点から、運動・スポーツを行う目的別に分類し、その活動の具体的な実践例も示すこととした。そのことについては、p2〜p4にかけて(1)〜(6)までの6つに分類し、目的別に活動の具体的実践例も示した。 

(1)は、感動や興奮を求めたり、娯楽やボランティアの一環としての活動ということで、「感動のこころ」

(2)は、健康保持・体力維持のための活動ということで「健康のこころ」

(3)は、楽しさ、爽快感などの精神的充足のための活動ということで「楽しみのこころ」

(4)は、目標を持ち、自らを高めるための活動ということで「高まりのこころ」

(5)は、他者と競い交流するための活動ということで「挑戦のこころ」

(6)は、自らの人格、社会性を高めるための活動ということで「つながりのこころ」

そして、この「感動」「健康」「楽しみ」「高まり」「挑戦」「つながり」の6つの心、その6つの「運動・スポーツ活動が内包する目的」を総括して「スポーツごころ」と呼び、p4の図1のように整理をした。

前回御質問いただいた「運動・スポーツ」と「スポーツごころ」との関係については、運動・スポーツ活動が内包する目的をまとめて「スポーツごころ」と呼ぶことに整理をした。

以上述べてきました6つの身体的・精神的・社会的な効果を保持・増進させるためには、運動・スポーツが内包しているこれらの要素(スポーツごころ)を高める必要がある。

この「スポーツごころ」の高まり(スポーツごころの醸成)が、運動・スポーツの実践に気持ちを向けるきっかけとなると考え、府民への「運動・スポーツの実践へ誘う(いざなう)ための方策」として、審議会から御提言をいただきたいと考えている。

そもそも「スポーツごころ」は、運動・スポーツに携わらずとも日々の暮らしの中で持っている前向きな心のありようである。ところが、多くの府民は、そのありようの存在に気づくことなく生活を送られている。 そこで、その「スポーツごころ」の存在に気づき、目覚めた「スポーツごころ」を、実際の運動・スポーツへ誘(いざな)うことが大切になってくると考える。

その「スポーツごころ」を醸成することによって、運動・スポーツに気持ちを向けるきっかけづくりができ、具体的な実践につなげることができると考えている。 その具体的な実践により、さらに「スポーツごころ」が醸成され、醸成された「こころ」がさらに実践につながるというような連続により、そのこころが鍛えられ、高められると考えている。

その高まりが、人間的な成長へつながり、より豊かな人生につながると考えている。 今、説明したことをp6の図2の「スポーツごころのアクティブスパイラル」で図式化をした。 まず、スポーツごころの「気づき」から始まり、「気を持つ(意識する)」、そして「気を身につける(実践する)」という順を追って「スポーツごころ」が醸成されていくイメージを表わした。また、このことは、これまでスポーツをあまりやってこなかった府民への、運動・スポーツへの誘(いざな)いになるとも考えている。 さらに、「運動・スポーツ活動が内包する目的」の整理と分類で呼ぶこととした「スポーツごころ」に、現在の生活にあてはめて気づいてもらう。

その気づいた「スポーツごころ」を持ちながら、「感動」「健康」「楽しみ」「高まり」「挑戦」「つながり」のこころに響く質問をしながら、「気を持って」もらえるような工夫をしていく。 意識を持ってもらえない方、ステップアップできない方へは、適切なアドバイスや参考例などを提示しながら、運動・スポーツ実践へ誘(いざな)うこととする。p6の下段の左側の部分で示している。

そして、実践することにより、「スポーツごころ」の高揚をはかり、その連続により「スポーツごころ」を醸成したいと考えている。 前回、出口が見えにくいという御指摘をいただいたが、「スポーツごころ」の高まりが、人間的な成長につながり、豊かな人生につながるという整理をさせていただいた。 このことを実践していくためには、p5(2)の「運動・スポーツ実践へ誘(いざな)うための方策」として「チャート」を作成し、それを活用して府民に啓発していくことが有効であり、ア〜オの点に着目して進めてまいりたいと考えている。 なお、そのチャートは、前回出させていただいたものから、さらに検討を加えているところであり、府民目線でわかりやすいものを 現在、作成中である。 また、併せて前回御指摘をいただいた「チャート」の有意性の検証について、一般府民20代〜70代の男女87名の方にお聞きしたところ、「スポーツごころ」をイメージできた方は8割を超え、「運動・スポーツに携わろう、実施したい」と思われた方は、9割以上にのぼり、チャートの有意性はかなり高いものであったと考えられる。 また、P7には、その活用について、まとめさせていただいた。

以上、長々と説明したが、「京都府民の運動・スポーツ実践の指針について」を京都府教育委員会に御提言いただければと考えている。

  1. 5ページ中段記載の「『スポーツごころ』が磨き」という表記はおかしいのではないか。事前資料でいただいた表記は「『スポーツごころ』が鍛えられ」となっていたと記憶する。
  2. 「『スポーツごころ』を磨き」という表記が正しい。こころは、外から鍛えられものではなく、自発的に高めるという意味あいがあり、磨くという表現とした。
  3. わかりやすい資料で素晴らしい。図1の健康という項目があるが、この健康という内容は、身体的良好の状態を指していると思う。WHOでは身体・精神・社会的に良好な状態が健康であると定義されている。もしここに入れるのであれば、身体的という文言が必要ではないか。
  4. 健康に対するいろいろな見方や認識がある。そのあたりの意見を伺い、事務局で検討させていただく。
  5. 京都府のスポーツ振興計画では50%であるが、国の方ではスポーツ立国戦略では65%と書かれている。そのあたりどう考えいるか確認したい。京都市では3月にスポーツ振興計画を改訂したが、65%を目標にしている。また、今回の府の振興計画は基本的に「個人の問題」としてとらえていると考えてよいのか。今回チャートによって内面の気持ちを高めていくということだと思うが、具体的に、施設の整備・充実、他のスポーツ関係機関との連携という、外からの問題ではなく、これはあくまでも個人の問題として、この振興計画をとらえているということか 。
  6. 京都府のスポーツ振興計画は、平成20年12月に調査し、翌21年に改訂したものである。府と市で協調して65%を目指したいと考えている。アクティブスパイラルの話は、個人が気づきをして、スポーツに取り組んでもらう。個人がどのように、ステップアップしていくかを考えてもらうものである。一人で無理ならつながりを持つなど、いろいろな取組と関連させていき、運動・スポーツに取り組んでもらいたい。まずは個人の取組であると考える。
  7. 50%はこの計画ができた時の平成25年までの目標であり、最初の10年の目標。次の計画では何%にするかは審議会で御審議いただいて設定して欲しいと思う。また、違う目標になるかもしれない。推進計画の内容の中には、組織的な体制づくりや指導者の育成などあると思うが、今回の提言は「まず個人的な意識の問題としての提言」とさせていただきたい。
  8. ここには、2人に1人以上と書かれている。現在、以上と表記されているが、「チャートを作成して、誘導していく時、表記する時には、十分考えて、表記して欲しい。」という指摘と考える。
  9. 内在的なアプローチをして、気づきをさせて、最後は実践にまで結び付ける。そのパーセントが50%であると認識する。振興計画の中では、「実施率」であり、「実践率」ではない。 気づきから始まり、実践するという言葉の方が適切なようにも思うが、振興計画では「成人の実施率」と表記されている。細かいことだが、「実践」という言葉を重く見たので、「実践率」「実施率」どちらがよいのか。
  10. 振興計画を策定する時には「実施率を上げる。」「実施率を50%以上にしよう。」ということが始まりである。2人に1人以上が運動・スポーツをしてもらうことが目標であるという思いであり、実施と実践の文言にはあまりこだわってこなかったのが現状である。振興計画策定時では「実施率」と表記されているが、どちらが良いのか、文言を整理していく必要はあると思う。吟味させていただく。
  11. 府民に出していくものは、直接府民に届くので、チャートの作成をされると思うが、その時には、言葉を選び、吟味いただいて、うまく文言を使ってほしい。
  12. 京の子ども元気なからだスタンダードという良いものができた。それを学校で活用し、広めるというのはよいことだと思う。しかし、今回のチャートは府民対象であると思う。どのように活用し、どのように広めるのか、展望を教えて欲しい。
  13. スタンダードも、学校だけでなく、スポーツ推進委員(体育指導員)、総合型地域スポーツクラブなど子ども以外にも、家庭・地域にも広めていかなければ、子どもの体力向上は望めないと考えて、啓発を進めている。今回のチャートも、スポーツ推進委員(体育指導員)、総合型地域スポーツクラブ、開放型地域スポーツクラブ等に投げかけ、府民に浸透させることが第一と考えている。まだまだ、府民にどのような形で広めるかが課題ではあると思う。少なくとも、スポーツ活動の場では枠を広げたいと考えている。
  14. 先ほど、検証したら、80%、90%の方が理解したということですが、検証した対象はどのような方か?
  15. 市町のスポーツ推進委員(体育指導員)に配り、その方の知人や家族などスポーツ未実施者も含め、様々な方にアンケートを取り、回収をした。
  16. 課内のスポーツに関わってこなかった職員、教員を先に検証し、意見を聞きながら、修正し、その後、市町に配布した状況である。
  17. 何が80%なのか。チャートを渡して回収して、その結果の80%とは、どういうことか。
  18. 男性44名女性43名計87名の方にチャートを実施いただき、『「スポーツごころ」をイメージできましたか』の質問に対し、よくわかった方が15名(17%)、だいたいわかった方が58名(67%)、これで80%、『「運動・スポーツ」に携わってみようと思いましたか』の質問に対し、よくわかった方が30名(35%)、だいたいわかった方が53名(61%)、これで90%、『「運動・スポーツ」を何らかの形で実施してみようと思いましたか』の質問に対し、よくわかった方が25名(29%)、だいたいわかった方が59名(68%)、これで90%の方々が思っていただいたという状況だった。
  19. 意識が高まったという意識面でのことで、実践まで確認されたことではなく、実践率ではないのですね。
  20. チャートは、どの程度できているか。
  21. 現在、事務局では、未定稿でできている。お見せできるが。
  22. かなり、改善はできていると予想するが、ここで判断できるものではないので、結構。ところで、p6の図2スポーツごころのアクティブスパイラルは、そのまま外に出るとわかりにくく、改善が必要だと思う。今まで、論議してきた委員はわかるが、もう少し改善してほしい。スポーツ基本法でいくつか文言が入った。事前配付資料のリーフレットを見ていただいても分かるが、その中で、野外活動、スポーツ・レクリエーション活動の普及奨励という項ができ、レクリエーションという言葉が入った。現在の京都府のスポーツ振興計画があるのでやむを得ないとは考えるのだが、今回の出される内容に、レクリエーションを入れてもよいと考える。入れるとするのであれば、本日の資料のp2の3の(2)のCのエ「集団で楽しむ運動・スポーツ」のところに、レクリエーションが入っても違和感はないのではないか。また、(3)にも入れられるとも思う。レクリエーションの概念の幅が広いので、どう解釈し、どう扱うか、検討いただきたい。p3(3)のD「継続時間は長くないがストレスを発散したり、楽しい気持ちになる」のアの具体例にヨガが入っている。ヨガを入れてしまうと「太極拳は?」などということになる。また、ヨガは短時間でもないので、具体例から外しても良いと思う。 具体例の順番や種目の取り扱いには、根拠が必要だと思う。具体例の中に、入っているか入っていないかで競技団体がややこしくならないか。文科省とか、府のスポーツ実施率の表記というように、何か根拠があって並べられる方がよいのではないか。
  23. 先ほどの委員のWHOの健康の定義については、ここで持ってくるとまとまりのつかないものになると思う。こころの内容の話になっているので、大目にみてあげて欲しい。p5の「気づき」は理解できるか、「気を持つ」などはなじまない言葉ではないか。「気を身につける」なども聞きなれない。一般府民の方は違和感を持たれるのではないか。p5の「気持ちがある」「実践する」という表現の方がよいのではないか。検討いただきたい。
  24. 委員の御指摘のあったp2の3の項…スポーツ心を説明する頁の具体例は、一般向けには書きすぎると、運動・スポーツの種類・種目をしなければスポーツ心を持っていないのだとなる可能性がある。種類・種目の具体例を前面に出し、強調しすぎると「誰にもあるはずのスポーツ心」というイメージは持ちにくいのではないか。これは、我々の提言の中身であるものであると考えているので、啓発用に使うならば、表記するならば、以上のことを十分に心に止めておいてほしい。
  25. 提言は、体裁としてはどこまで出すのか。チャートも含めて出すのか。
  26. 議事関連事項までを提言として出す。チャートは府民向けの資料として出す。
  27. 今日、出してもらったところまでが提言という確認をした。かつて、府の方で、体育・スポーツ振興の基本方策で「生き生きアクション2×4(ツーバイフォー)」をキャッチフレーズとして、市町村が、希望者にカードを配布し記録することで、年間のスポーツ実施時間を目の当たりにし、スポーツを実施する意識を高めていこうと提言をしてきた。今回の審議会も、気づきを促すという取り組みはよいが、スポーツ基本法によると、スポーツの本心は「自主自立」と記されており、そこまで侵して、内面まで入ってくると「ほっといてくれよ」ということになる。気づくきっかけとして、こういう手法で、より広くスポーツ心をくすぐっていこうと仕掛ける取組と理解する。府として、実際に直接住民に対応する市町村の行政担当者がどう理解して、住民に啓発していくか、どう対応していくのかを考えて、啓発の具体的な方法や道筋を考える必要が当然ある。 喚起する心を実践する場として、それぞれのスポーツ団体がどのように受け取るかを考える必要がある。道筋を捉える必要がある。今まで、なぜ実施率が50%に達しなかったのか原因を探す中「時間の問題ではないか、場所の問題ではないか。」と模索する中では、解決できなかったので、きっかけづくりが必要で、心への揺さぶりや仕掛けが必要となったということで、今回の提言になったと思う。また、今回の取組によって、どうなったかを検証するは、必要あると思う。こうした取組を、まずは住民の日常生活に、市町村の行政的担当者がどう取り組んでいくのかが必要となってくると考える。また、これに対して、府としてどういう仕掛けをつくるのかが大切になってくると考える。
  28. ことは、啓発から始まるのでしょうから、実際に活動してもらう道筋はどんなものがあるかを大切にして、チャートやその他のものをつくってほしいということですね。
  29. p2の3の6つのこころの順番が気になる。1感動、2健康、3楽しみ、と記されているが、スポーツの原点は楽しみではないか、この順序に意味がないならよいが、あるならこの順序でよいのか、順番はあると思う。健康は、中年期以降、感動はもっと後ではないか。実践につながるのは、楽しさが一番ではないか。図1の書き方ももう少し、検討してほしい。上に乗っていくというものではないと思うが、並列にあるものでもないのではないか。
  30. p2の3については、中学生なら、体を動かすことを健康と意識しない。しかし、府民向けで、一般に運動をされない方を対象に考えると、好きな球団を応援したり、子どもにそのスポーツをさせてみようと考えるなど、まず観るスポーツがスタートであったりする。一応、順番だてて項立てしてある。しかし、図1を見ていただければわかるように、AからIのどこから入ってもらってもよいように、一つの円になった形の図にしてある。
  31. 関連して、p4の図1「運動スポーツ活動が内包する目的」という表現には違和感がある。「運動やスポーツは、こういう要素を持っていますよ。」ということで表しているから、「内包している目的性」という表現の方がよい。文章にすれば、さらに検討が必要だと思う。このように、一つ一つの言葉表現を大切にしてほしい。言葉や表現を大切にして、「スポーツごころ」を捉えることによって、さらに「スポーツごころ」を正確に認識していただける。御指摘あったように、表し方を注意しないと、誤解を受けることがあるのではないか。
  32. p4の6つの分類はこのとおりだと思う。しかし、p6のアクティブスパイラルの図だが、この順番が果たしてこれでよいのか。感動、健康、楽しみ、高まり、挑戦、つながりの順番でよいのか。小学校の立場で考えると、ただ運動したいという子もいれば、あの子に勝つために運動するという子もいる。必ず6つの目的を順番にとおるとは限らない、また、全てとおるとは限らないのではないか。全ての目的をとおってスパイラルに回ってア上昇するということに違和感がある。
  33. スパイラルの図は、常に黄色から始まっているというところで、誤解を受けるので改めたい。どこから入ってもよいということは了解している。常に矢印の先が、黄色からスタートしているのは技術的問題であるので、訂正させていただきたい。
  34. 「スポーツ心とは」と問うわけだから、必ずしも6つ、バランスよくならなければないというものではない。ただし、やらなければ楽しいのが分からない面がある。成文化する時には、ちょっとしたことで誤解をまねくので、よく考えて対応いただきたい。なでしこジャパンの活躍や東日本大震災の復興支援にスポーツ人が全面に出てきたりすることで、感動が一番に見えるのか。例えば、p4図1大きさも違うのかということも、言われることもある。うまくまとめてほしい。
  35. p6図2「気づき」「気を持つ」8割9割の方が「スポーツをしなければ・・・。」とは思っている。しかし、実際に実践するとなると、本当に体を動かすとなれば難しいと思う。「気を持つ」というところから運動の実践に行くまでに「どのような魅力があるのか」「重い腰を持ち上げようと思う気持ちにさせる」部分が必要ではないか。
  36. 上昇というのは順番だと思う。この図の本当意味は、6つがレベルの高い6つへステップアップするという意味なのだろうけれど。
  37. 御説明いただいたように、図2の「気づき」から「気を持つ」の場面でアドバイスによって、ステップアップをするということが、「気を持つ」から「気を身に付ける」にも同様に、レベルアップしていくことを意味している。
  38. 概ね、提言をするという方向でまとめさせていただきたいのですが、こういう方向を間違えないようにということがあれば出してほしい。
  39. 最終的には、個人の意識だと思うのだが、先ほどのステップアップのアドバイスの時に、「やるために」、あるいは「やらせるために」の側面から助長するためのもの「手段とか」「支援とか」「施設とか」環境面が具体的にでてこないと個人の問題だけでは難しいのではないか。
  40. 府民向けに検討している内容は、もっと細かくアドバイスを与えられるように考えている。どの段階からでも入れるように、いろいろな角度から、もう少し細かく具体的なアドバイスをいれて、様々な立場の方々にステップアップしていただけるものを考えている。
  41. 委員の言われることは、ごもっともで、「気だ」ということばかりで、金のかからないことばかりを言っている。もっと、これぐらいは側面から支援もするといった具体的に「これだ」というものないといけないのではないかという指摘だと思う。
  42. 支援したいのはやまやまであるが、金銭面のことについては、この御時世で大変心苦しい状況である。現在、予算に関わっては、検討中であるので、御容赦いただきたい。
  43. 府民向けにしっかりした分かりやすいものを準備するという条件をつけて、今回提言だけはしておきたいと考えている。後は、本日の内容をふまえて、私と事務局でまとめ、提言の成文化をさせていただく方向でよいか。意義がなければ了解いただいたものとする。提言する前に、必ず成文化したものを各委員に届け、再度、御意見をいただく期間を取った後、提言をさせていただこうと思う。この協議事項については、この方向で進めさせていただく。

    (2)子どもスポーツ充実プランについて

    事務局からの説明

    京都府では、子どもの体力向上にかかわる取組について、体力テストの結果だけでなく、子どもたちの遊びの現象等の状況を見ながら、身体の動作課題について着目して、具体的な指標を設け、小学校3・4年生対象に「京の子ども元気な体スタンダード」の作成を行った。本年4月から小学校の新学習指導要領完全実施となり、来年度4月から中学校の新学習指導要領が完全実施となる。今回は、「校種の接続」が大きなテーマである。つまり、小学校から中学校、中学校から高等学校をいかにつなげていくかが、体育の分野においてもテーマとなっている。小学校の体育の指導内容と中学校の教科としての指導内容に整合性がなく、中学校の反省でもある。中学校に入学してきた当初の体育の授業では、「小学校でどこまで教えてもらってきたのかな」という感想を持つことになる。実態として、中学校では、サッカーやバレーボールなどいきなり競技種目になる。小学校で十分な動きを教えてもらっていないと、パスなどがすぐにできず、競技種目にスムーズに入れない者がいる。 そのような現象の解消をするために、小学校5・6年生対象に新たな動作課題を検証してみようということで、「京の子ども元気なからだスタンダード PLUS」【仮称】として調査対象校を資料見開きのとおり、実践推進校10校を指定し、小学校5・6年生を測定、およそ900名を12月中に集約し、京都教育大学と協力して、動作解析し今年度中に分析する。 来年度4月に新たにスタンダードテキストを作成し、各学校で御活用いただき中学校にうまくつなぎたいと考えている。内容的には、小学校5・6年生は単純な動きだけではなく、複合的な動き、相手を見ながら動けるか、空間を認知する動き、空いているスペースに動けるかなどの要素を求めているものである。

    (3)競技スポーツ振興事業について

    事務局からの説明

    前回の審議会でも報告をさせていただいたが、タレント発掘・育成事業について報告をさせていただくが、資料はありません。 昨年度来、専門部会を重ねている。まずはこの名称について御報告する。 「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」と題して、子どもたちを「京都きっず」と呼ぶこととした。ダイヤモンドは原石を磨き上げるというイメージで、また、京都の名前自体がブランドであると考え、子どもたちを「京都きっず」とした。 次に、初めての選考会(オーディション)が、12月17日(土)に京都府立乙訓高校をお借りして、開催する。現在応募締め切りとなり、応募してくれた子どもたちは、予想を上回る214名にのぼった。選考会の内容は、新体力テスト5種目、京の子ども元気なからだスタンダード3種目、それとバドミントン・フェンシングそれぞれの専門適性となっている。 小学校3年生が参加する当日の選考会に、しっかりと準備をして臨みたいと考えており、今回の選考会で、若干名の第一期生を選考し、来年度、小学校4年生より、育成プログラムをスタートしたい。

  44. 小・中の連携は理解できた。スタンダードで述べられている動きづくりは「幼・小」「保・小」が重視されなければならないのではないか。教育委員会の所管では、幼稚園・保育所の検証は難しいではなく、試験的にでも「幼・小」「保・幼」との連携の場を動きつくりの面で試してみることが絶対に必要ではないか、できる限り早く検討をお願いしたい。
    平成23年1月に第1次提言をいただいた。全国的に見ても、京都府の施設は質・量共に下位の状況であり、府の活力低下も懸念されている。そのため、既存の施設のリニューアルに早急に着手し、競技人口が多いにも関わらず施設のない球技場の新設施設を検討している。
    専門的な内容を調査研修すべく専門部会を設置するよう提言をいただき、6月16日に懇話会を開催して、「府立体育館部会」、「球技場部会」、「府立運動公園部会」の3つの専門部会を設置した。今後、部会ごとに課題の検討を進め、懇話会へフィードバックし、新たな提言をいただくよう、進めている。

  45. スポーツ推進審議会の直接な内容ではないかもしれないが、国体が惨敗した。競技力向上対策本部があるから審議会は関係ないとして、物言わないのか。振興計画の内容の中には、競技力向上の分野もあるのだから、審議会としてもっと発言すべきではないか。京都国体でやったように、企業に小人数の雇用をお願いして、その集大成で「京都チーム」「オール京都」をつくるしかないと聞いているが、そんなに難しいことか。しかし、実際に岐阜はやっている。なぜ京都はできないのか。対策本部長が知事であるのだから、「早く動いてもらえ」と推進審議会として発言していく必要があるのではないか。
  46. ダイヤモンドプロジェクトに214名が応募したのは嬉しいこと。地域別、男女別の内訳を教えてほしい。
  47. 地域別内訳は、宇治市10名、大山崎町5名、亀岡市4名、木津川市3名、京丹後市6名、京都市133名、久美浜町2名、城陽市5名、精華町3名、長岡京市19名、南丹市1名、舞鶴1名 向日市10名 八幡市11名 その他高槻市1名 男女の内訳は、男子108名、女子106名
  48. これは親御さんの了解済みで名を連ねているのか。それだけフェンシング、バドミントンをやっている子がいるということか。
  49. 経験者も数名いるが、経験者だけでなく、趣旨に賛同した児童が多数で、どちらの種目でもよいという子どもが多数いるのが現状である。また、先程のスタンダードに関わる「保・小」「幼・小」の連携について、過去にも年少の子どもたちのことを考え、京都教育大学の中先生が実際に、小学校1年生の動作解析をしたことがある。その際、大変時間がかかり、小学校1・2年生のサンプル数の収集が困難であったのが現状である。低学年への指導については、今後の課題として捉えている。競技力対策本部があり、予算をいただいており、京都で活用ができることを模索している。他府県の選手を大学生で京都へ呼び込む等考えていたりもしているが、平成22年度、新潟が実施しているプロサッカーチームの活用を考え、京都パープルサンガへ話を持ってお願いに行ったが、当時チームの成績が伸びない時期であり、話が進まないことがあった。京都にある多くの企業に一人でも二人で採用いただき、「チーム京都」を考えなければならない状況であると対策本部でも考えている。それ以外に、大学生の活用、ジュニア育成、社会人を京都に留め置く方法を考えなければいけないと考えている。
  50. 立ち幅跳びができないのは、小学校に入ってからではない、幼稚園、保育所時代からだ。とすれば幼稚園、保育所との連携が大切だと思う。

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