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第5回(第109回)京都府スポーツ推進審議会の議事要旨

1 開催日時

平成25年7月19日(金曜日)午後3時から同4時30分まで

2 場所

ルビノ京都堀川「加茂」の間

3 出席者

出席委員

武田暹会長、水野加余子副会長(改選年度のため上記2名が互選により承認された)、浅田平詔、渡邉孝、森本豊、小島則子、河合美香、荒賀知子、木村祐子、松永敬子、藤田信之、鈴木勉、岩ア万喜子、西野正博、福林文孝、坂本修司 各委員

事務局

永野指導部長、川合保健体育課長 他事務局14名

欠席委員

井尻利守、森洋一、梅田陽子、太田貴美 各委員 各委員

4 内容

(1)開会

永野指導部長挨拶

(2)協議事項

ア.「今後の京都府におけるスポーツ推進の在り方」について

 

イ.その他

(3)報告事項

ア.「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」について

 

イ.その他

(4)閉会

永野指導部長挨拶

審議(協議事項)内容(結果及び主な意見)

1 協議事項について(内容の要旨)

(1)「今後の京都府におけるスポーツ推進の在り方」について

〜議事関連資料、参考資料に基づき、事務局の保健体育課長が説明し、その後各章ごとに質疑応答 及び協議を行った〜

事務局からの説明

·  昨年12月12日開催の「京都府におけるスポーツ推進の在り方」検討小委員会をスタートに、4回の検討小委員会と1回の審議会を実施し、「今後の京都府のスポーツ推進の在り方」について協議いただき、協議内容を参考資料としてまとめた。

·  第1回の検討小委員会では、国と京都府のスポーツ振興の歩みについて確認いただき、現京都府スポーツ振興計画の総括と次期計画に向けての方向性を検討いただいた。

·  第2回においては、府民のスポーツに関する調査とスポーツ振興に関する市町村ヒアリングについて報告し、府民が求める意見を基にして、次期計画の具体的展開について協議いただいた。

·  3月の審議会では、検討小委員会の報告を基に現計画の3本柱に施設分野を加えて、4本柱とした計画にすることを確認し、新たなスポーツ推進のスキーム作りについて協議いただいた。

·  今年度、第3回、第4回と検討小委員会を開催し、4本柱の具体的施策に向けての視点や具体的施策の展開について協議いただいた。その内容を受けて、本日協議いただきたい。

·  協議いただく内容について、説明する。

構成は、第1章において、スポーツの役割や今後の展開に向けてお示しし、概念的な内容とした。特に、平成24年3月に本審議会から提言いただいた「スポーツごころ」をテーマとして、今後のスポーツ推進における基本的な視点をお示しし、第2章では今までの生涯スポーツ分野をスマートスポーツとして、第3章では子どもスポーツ分野をエンジョイスポーツとして、競技スポーツ分野をチャレンジスポーツとして、具体的施策の展開を、第4章では、施設充実分野についてお示しした。

第1章では、スポーツの持てる役割をお示しし、京都府における現在のスポーツの課題は以下の通りとし、これらの課題を克服するために、京都ならではの「スポーツ文化」の醸成を目指し、「スポーツごころ」を持って、ライフステージに応じた運動・スポーツへ誘うことを重要であると考えている。そのための活動実践をP5とP6の図1、図2にお示しした。

○施設や指導者において、利用ニーズに対応した新たな対応

○スポーツ実施率50%を越えたもの、「する人」と「しない人」との二極化の解消や実施頻度や運動内容の質を高めること。

○子どもスポーツ分野においては体力低下に歯止めはかかったが、身体動作を習得させ、体を動かすことを好きになる手立て

○競技スポーツ分野では、発進力のある選手の育成

○技術だけを教えるのではなく、人間性を育てる視点をもった指導者の育成

第2章では、ライフステージに応じた運動プログラムの作成と展開や運動・スポーツに関心を持ちながらも実践できない方へのアプローチと日常生活に運動・スポーツを位置づけるための示唆や環境整備をすることにより、運動・スポーツの実践を生活の中に取り入れていただく内容とした。

 また、地域活性化を果たすために、総合型地域スポーツクラブの相互の連携や学校との連携の重要性をお示しした。また、スポーツコミッションによる様々なスポーツイベントの展開について、提案している。

第3章では、子どもが体を動かすことが好きになる環境づくりをお示しし、少子化への対応、運動習慣のない児童生徒への事業展開、暴力のない指導者育成とネットワーク作りについてお示しした。

第4章では、食育も含めたジュニアアスリートの育成プログラムの普及と小中高の連携による一貫指導体制づくりの推進について、地域・企業・大学との連携による京都を拠点に活躍するトップアスリートの育成について提案している。また、社会性豊かなアスリート育成に向けた指導者の育成と指導体制の構築についてもお示しした。

第5章では、青少年の夢やあこがれとなる環境づくりとして、国際大会が開催できる府立体育館のリニューアル専用球技場として亀岡の「京都スタジアム」と丹波自然運動公園を中心とした京都トレセン構想についてお示ししている。

  スポーツに親しみやすい環境づくりとして、エコロジーの観点を持ち、子ども、高齢者、女性、障害者に優しい施設を考え、防災拠点となる施設整備を考えている。

[質疑応答及び協議]

第1章 「はじめに」について

○質問(委員)

議事関連資料第1章U−2では、府のスポーツ実施率は50%を超えたとされている。国では、3人に2人となっているが、今回数値目標を出すのか。  子どもの体力について、いろいろ工夫されて、スタンダードが作成され5年が経つが、小学校での冊子の活用状況はどのようなものか。

○回答(事務局)

今回、京都府のスポーツ実施率は53.6%であった。次期計画は、国と同じような目標を、と考えている。スタンダードの冊子は、現場で使いやすいとの評価を受けており、今後も活用いただき、浸透させたい。 子どもの体力については、全国的に昭和60年頃がピークで、現時点は下げ止まり状態。上昇傾向に転じた種目も出てきている。

○質問(委員)

P2の5のスポーツと暴力事象について、体育分野だけでなく、他の分野との連携が必要ではないか。京都府で仲裁裁判所等をつくる考えはあるのか。

○回答(事務局)

裁判所はないが、スポーツ関係の相談所を設けようと考えている。

第2章 「スマートスポーツ」について

○補足(事務局)

今後、最終校正した後、府内の関係諸機関に配布し、京都府スポーツ振興計画のまとめの段階として、さらなるスポーツの振興、府民の皆様の健康の保持・増進の一助となるよう、活用していただこうと考えている。

○意見(委員)

高齢者でも激しいスポーツをしている人もいる。「その方が年齢に応じてやっているか」「スマートスポーツか」というと、そうではない状況の人もいるので、他の言葉ではどうか。

○意見(委員)

一般的に「スマート」は「賢い」ではなく、「スマート(細い)」というイメージの方が一般的であるので、前者を浸透させる工夫が必要。また、ランニングブームで高齢者が無理をしている。賢明であってほしいと思うが、それがスマートという表現で収まるのか気になる。

○回答(事務局)

エクササイズガイドなどで、高齢者向けの施策を作っていかなければならない。

第3章 「エンジョイスポーツ」について

○意見(委員)

データにより、長岡京市は握力が弱いと言われ、子どもに運動の必要性を感じているが、地域性はあるのか。

○回答(事務局)

地域性はないと考えている。府と京都市を比較すると、50m走は京都市が高く、筋力、持久力は府内が高い。府全域で反復横とびと筋力は低く、課題が残っている。特に原因はわからない。

○意見(委員)

歯科医師をしているが、自分で歯列矯正装置を使えない子どもが増えている。背景として、親が付けるので、自分で付けられない。個人の生活にまで踏み込めないが、親へのアプローチが必要だと思う。

○回答(事務局)

その着目点については、府としても気にしている。子どもには、無理に運動させて運動嫌いにさせたくない。親と共に考えていきたい。

○意見(委員)

中学生の部活動への入部率が近年下がっている。特に中学生女子の落ち込みが甚だしい。P10の「スポーツごころ」を誘発させる事業展開を具体的に教えてほしい。

○回答(事務局)

現代的なダンス等競技性を優先しないもので、現在学校では取り扱っていないようなものを考えている。検討小委員会では、ヒップホップダンス等の意見も出ている。P6の図2にも示しているが、内容を探りながら進めたい。

第4章 「チャレンジスポーツ」について

○意見(委員)

ジュニアアスリートの現状を知りたい。素質のある子どもが埋もれていることがある。

○回答(事務局)

ダイヤモンドプロジェクトのシステムを広めて行きたい。また、競技団体の中には、既に枠組みとして計画を持った団体があり、参考にしたい。

○意見(委員)

競技団体からの推薦ではなく、学校からの推薦等のシステムは考えられないのか。

○回答(事務局)

小学校陸上交歓記録会等を活用したいと考えている。

第5章 「スポーツ拠点の整備」について

○意見(委員)

京都トレーニングセンターの進捗状況が見えないが、実際はどうなっているのか。

○回答(事務局)

現在の収容300名規模の宿泊施設の、老朽化に伴う全面建て替えに合わせてトレーニングセンターを整備する計画である。今年度から2年がかりで完成させる予定としており、現在、フィジカル、メンタル、栄養、医療の各要素を取り入れるにあたって、どのような施設とすべきかを検討しながら設計を進めており、来年度から建設に入る。

○意見(委員)

小学校のプール利用に関して、安全管理については学校にお願いしないといけないが、手続等により大変使用しにくい状況である。プールで総合型地域スポーツクラブが使用できるようにならないか。

○回答(事務局)

府立学校体育施設開放事業では、申請いただければ使用できる。安全にできるようであれば、管理を保護者にしてもらってでもできる方向で推進したいし、理解を得られるように啓発したい。

全体について

○意見(委員)

第1章の「はじめに」において、現代社会におけるスポーツの役割について、一般的な内容になっている。小委員会でもう少し議論させていただきたい。

○補足(事務局)

社会での役割について記述し、地域の絆をクローズアップしてきたつもりであるが、「スポーツごころ」をもう少し前面に出した形で考えたい。

○意見(委員)

第3章U−5の障害のある児童・生徒等の運動・スポーツに関して、この文言は重要であるが、実際に大学のクラス等で障害を持つ学生を受け持つと難しさを感じている。今の学校現場では、障害のある児童・生徒はどのように授業を受けているのか。実際に推進するなら、どのような展開を考えているのか。

○回答(事務局)

参加出来る範囲で、ともに取り組みをしている。ただ、身体的な事情を持つ子どもには同等の動きはできないので、各学校の判断でされているのが現状。 京都府立八幡高等学校では、福祉科の高校生と支援学校の子ども達が一緒に活動している。これをモデルケースとして、展開していければ、と考えている。

(2)「その他」について

今後のスケジュールについて事務局が説明。第5回検討小委員会でまとめたものを、 京都府スポーツ推進審議会からの提言とすることを承認いただいた。

○説明(事務局)

8月に第5回検討小委員会において、本日協議いただいた内容を中心に協議し、まとめたものを、京都府スポーツ推進審議会から京都府教育委員会へ提言をいただくことを承認いただきたい。 その提言を受けて、教育委員会から新しい京都府スポー ツ推進計画の中間案を作成し、10月に公表、パブリックコメントを実施し、いただいた御意見をとりまとめ、スポーツ推進計画の最終案を年内に作成する予定。

2 報告事項について(内容の要旨)

○報告「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」について(事務局)

本プロジェクトは、優れた資質のあるジュニア選手を発掘・育成し、世界のメダリストを目指すとともに社会の発展に貢献できる人材を育成することを目指し、育成プログラムが2年目をむかえ、第1期生9名と、第2期生8名が活動している。 フェンシング、バドミントンの週2回の専門プログラムに加え、身体の発達段階に応じたフィジカルプログラム、コミュニケーション能力を高めるインテレクチュアルプログラム、能力の伸長状況を定期的に把握するためのリサーチプログラム、栄養サポートやプログラムの理解を深める保護者プログラム、世界の舞台で活躍するための英語でのトレーニングや外国人との交流などの国際経験プログラム、また実際に海外遠征を体験する海外遠征体験プログラムなどに取り組んでいる。  現在、同様の取組が全国11都道府県の12地域で実施されているが、地元大学との連携、京都の伝統・文化と豊かな自然を学ぶ、国際感覚を身につけるプログラムを早い段階から取り入れて、スポーツ健康科学科が設置されている府立乙訓高等学校を活動の拠点としてプロジェクトを展開していることなどは他地域にはない大きな特徴となっている。 今後は、種目の拡大に向けて検討を始めているとともに、現在取り組んでいる様々なプログラムの内容をロールモデルとして、京都府全体のジュニア選手育成に広げていくことを課題として取り組んでいる。  また、プログラムをよりきめ細かく、充実させて実施するために、実行部を設置した。  識別実施運営部では、事業内容を府内の小学生及び保護者に知らせるための広報活動や、選考するまでの準備をする。選考部では、実際に検査員も務め、選考方法や結果の集計、フィードバック等について検討いただく。育成部は、来年度から始まる育成プログラムの内容や実施方法について検討いただいている。 それぞれの実行部が、それぞれに機動力を持ち、実行いただくことにより、将来構想図にあるように、実現へと近づけるよう努力している。


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