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京都府環境審議会の議事要旨

1 開催日時

平成17年3月3日(木曜) 午後1時半から2時55分まで

2 場所

平安会館 東山の間(京都市上京区烏丸通上長者町上ル)

3 出席者

【審議会委員】
浅井委員、岩嶋委員、笠原委員、嘉田委員、亀井委員、久保田委員、倉委員、黒田委員、小瀧委員、小林委員、小堀委員、須川委員、竹門委員、谷口委員、寺島委員、内藤委員、中畔委員、中野委員、中室委員、南北委員、西村委員、野瀬委員、野中委員、尾藤委員、深町委員、細谷委員、槇村委員、政田委員、増田委員、松井惠委員、見上委員、宮垣委員、宮木委員、牟田委員、村上委員、山内委員、横山委員、米林委員(計38名) ※上記のうち、次の委員は代理出席
久保田委員(代理:長谷川京都府市長会事務局長)
倉委員(代理:泉京都府漁業協同組合連合会総務課長)
野中委員(代理:川勝京都府町村会事務局長)
政田委員(代理:稲葉日本労働組合総連合会京都府連合会副事務局長)

【事務局】
三品環境政策監、栗田不法投棄等特別対策室長、石野環境企画課長、長崎循環型社会推進課長、井上環境管理課長、中島地球温暖化対策プロジェクト総括リーダー、林森林保全課長、その他関係課員

【傍聴者】2名

4 議題

(1)会長選出について
(2)会長職務代理者の指名について
(3)環境審議会運営要領の一部改正について
(4)部会所属委員の指名について
(5)京都府における地球温暖化防止に係る条例のあり方について(諮問)

報告事項

(1)「京都府ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画について」
(2)自然公園区域拡大・新規指定について
(3)その他

5 審議内容(結果及び主な意見)

(1)会長の選出について
満場一致で内藤委員を会長に選出した。

(2)会長職務代理者の指名
会長から、寺島委員を会長職務代理者に指名した。

(3)環境審議会運営要領の一部改正について
運営要領の改正案が異議なく承認された。環境審議会運営要領

(4)部会所属委員の指名について
会長から、別紙のとおり部会所属委員の指名を行った。部会所属委員

(5)京都府における地球温暖化防止に係る条例の在り方について(諮問)
平成17年3月3日付け7地球第24号「京都府における地球温暖化防止に係る条例の在り方について」の諮問について、審議を行った。 なお、本案件は同日付けで企画部会に付議された。

<主な発言>

  • 温室効果ガス排出量の表現など、国民一人ひとりがイメージできるようなわかりやすい表現にしていかないと、一人ひとりの意識は高まらない。
  • 地球温暖化防止については、府民意識を盛り上げ、参加を求めていくことが大切である。パブリックコメントの求め方等についても考慮いただき、現場から盛り上げる形で条例制定作業を進めていただきたい。

報告事項

(1)「京都府ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」について
 平成16年7月に策定された「京都府ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」について事務局から報告が行われた。

(2)自然公園区域拡大・新規指定について
 府北部地域における新規国定公園の指定と若狭湾国定公園の見直し計画(府素案)について事務局から報告が行われた。

<主な発言>

  • 丹後地域には里地里山が多く残っており、府のみならず国の役割も踏まえながら保全と活用を図る必要があるため、国定公園の指定が望ましい。
  • 生物多様性の観点から、コアとなるところを保全しバッファーを広くとり、保護と利用を両立させることが望ましい。
  • 地域の過疎化をくい止め、継承できる仕組みになるのか。原生的自然を取り戻し、保全していくだけで地域社会を維持することができるのか。
  • 単なる自然保護だけでは地域の賛同は得られない。都市住民の力を借りて里山に手を入れる必要がある。自然公園を使って、地元NPO等とともに、地域資源を活用し、地域の活性化につなげられればよいと考える。
  • 近年、大江山の付近でクマの出没が多い。また、府有林、区有林において、植林後の手入れがされず台風災害の時の出水が多かった。国定公園の指定により、木の実のなる木を植え野生鳥獣にもやさしく、植林の手入れもされる環境になることをお願いしたい。

(3)その他

京都府レッドデータブックのとりまとめ後、絶滅のおそれのある野生生物等の保全方策に関する提言を受け、現在、絶滅のおそれのある野生生物の保全制度について検討を進めており、今後、検討が一定進んだ段階で、審議会に諮って自然・鳥獣保護部会で審議いただく予定である旨、事務局から報告が行われた。

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総合政策環境部政策環境総務課

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