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京都府環境影響評価専門委員会生活環境影響調査部会の議事要旨(平成27年2月3日)

1開催日時

平成27年2月3日(火曜日)
午前10時から正午まで

2場所

御所西京都平安ホテル3階
羽衣の間
(京都市上京区烏丸通上長者町上ル)

3出席者

【部会】
委員:寺島部会長、増田委員、岩嶋委員、成瀬委員

【事務局】
環境技術専門監、循環型社会推進課長、その他関係職員

【傍聴者】
なし

4公開・非公開の別

公開

5議題

(1)部会長の選出

互選により寺島委員を部会長に選出した。

(2)株式会社近畿環境開発に係る産業廃棄物処理施設設置許可申請について

産業廃棄物処理施設設置許可申請に係る事業計画・生活環境影響調査について、申請者が説明した。

主な質疑内容
  • 安定型産業廃棄物には、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(以下「ガラスくず」)やがれき類の他にも、廃プラスチック類やゴムくず等も当たるが、埋め立てる産業廃棄物は、ガラスくず及びがれき類のみであるか。
    (事業者)地元の意向にも配慮して、そのように計画している。
  • 自社で中間処理したもののうち、ガラスくず及びがれき類を埋立処分する計画であるが、廃プラスチック類等はどのように処分されることとなるのか。
    (事業者)廃プラスチック類は、グループ会社で再生処理をし、或いは、売却できるものは売却している。
  • 計画地について、深さ10メートルまで岩盤が風化しているのではないか。地滑りの危険な地域ということはないか。
    (事業者)風化は進んでいるが、10メートル程度の深さになると硬質のものが出てくる。今回埋め立てていくことで急峻な部分を押さえることができるので、地滑りの問題はないと考えている。
  • 浸透水を排除する設備はどのように計画されているか。
    (事業者)埋立地底面のうち、下流側は土壌改良により難透水化させ、管を敷いて集水する。上流側は、法面となっているが、粘土系、シルト系ものが分布しており、地質調査で透水性が低いことを確認している。
  • 強度の大きい降雨の場合の対策は講じられているか。
    (事業者)埋め立てる産業廃棄物は保水性が低いものであり、また、5メートルの高さを埋め立てるごとに表面排水溝を設け、速やかに場外に排出する。なお、昨夏の豪雨でも大きな支障は生じておらず、今回埋め立てていくことで、むしろ安全になると思われる。
  • 周辺の利水状況を説明願う。
    (事業者)周辺に飲料水の水源はない。浸透水は、ゴルフ場の最下流調整池を経て放流され、放流先では農業利水がある。毎年2回、ゴルフ場周辺の8箇所で水を採って農薬の検査をしている。

お問い合わせ

総合政策環境部循環型社会推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4710

junkan@pref.kyoto.lg.jp