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第12回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第12回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会の開催結果

開催日時

平成22年10月11日(月曜日)午後1時30分から4時まで

場所

京都府福知山総合庁舎

出席者

【委員】 6名(3名欠席)
池上 甲一 (近畿大学農学部教授)
川合 茂 (舞鶴工業高等専門学校教授)
黒川 直則 (京都府立総合資料館嘱託研究員)
東山 憲行 (京都府総合教育センター北部研修所研究主事兼指導主事)
田中 俊文 (公募委員)
森田 愛子 (公募委員)
(欠席委員)
池田 有隣 (京都工芸繊維大学名誉教授)
槇村 久子 (京都女子大学大学院教授)
村岡 洋子 (京都短期大学名誉教授) 
【一般傍聴】 8名
【府関係者】 10名
【関係市】 2名
【報道関係】 0名 

議事

結果

  • 由良川下流圏域の「現状と課題」「基本的な考え方」について概ね了解

主な発言内容

  • 【委員】
     総雨量が240ミリを超えると被害が発生しているようだが、被害が発生する総雨量はいくらか。
    【事務局】
     昭和28年、34年洪水は本川が未改修だったので中流部の福知山や綾部の市街地で被害が多く なっている。平成16年洪水は広範囲に被害を受けたが、本川中流部の市街地部の改修が進んだため、本川では下流部の被害が主となっている。なお、府管理河川は治水安全度が低く、総雨量が200ミリ以下でも被害が発生する恐れはある。
  • 【委員】
     近年、集中豪雨の頻度が増しているが、集中豪雨に対する安全性はどうか。
    【事務局】
     時間雨量50ミリ以上の雨は今後1.5倍程度増えることが想定されている。京都府では当面概ね時間雨量50ミリを対応の目安としているが、ハード整備だけでは対応出来ないため、ソフト対策と組合せて対応することとしている。
  • 【委員】
     平成16年台風時、改修済み区間では効果があったのか。
    【事務局】
     平成16年洪水では土師川等の改修済み区間では被害がほとんど無く、被害は未改修区間に集中していることから、効果が現れたと考えている。
  • 【委員】
     平成16年台風でも見受けられたが避難指示が出ていても避難しない人がいた。ソフト対策においてNHK等で情報を伝達出来ることは良いこと。 自助意識の高揚が必要であり、それには関係市町との連携が重要。府から関係市町へ指導していくことが重要。
  • 【委員】
     環境に関しては、住民が参加する事が重要。

今後

  • 次回の検討委員会では、これまでの議事内容、国、市町等の関係機関意見職取を基に河川整備計画原案について議論を進める。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp