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平成19年度第4回京都府社会教育委員会議の議事要旨

1 開催日時

平成20年2月7日(木曜日) 午後1時30分から3時まで

2 場所

京都府公館 第5会議室 (京都市上京区烏丸通一条下る龍前町590-1)

3 出席者

京都府社会教育委員

小寺正一議長、大庭 聡委員、川崎 純性委員、下田 敏晴委員、竹田 隆司委員、堀池 香代委員、本郷 弥香委員、吉岡美紀子委員、川 泰子委員 計9名、(6名欠席)

事務局

京都府教育庁指導部 宮野指導部長
京都府教育庁指導部社会教育課 水江課長
京都府教育庁指導部社会教育課 事務局6名
府立婦人教育会館館長

計18名

傍聴者

なし

4 議題

(1)報告
 ア 平成20年度指導の重点について
 イ 平成20年度社会教育関係予算(案)について
(2)協議
  京都府立婦人教育会館のあり方について(まとめ案)について
(3)その他

5 内容

(1)開会

ア 出席者の紹介

イ 宮野指導部長あいさつ

(2)報告

(事務局)

・平成20年度指導の重点について

・平成20年度社会教育教育関係予算(案)について

(委員) 「豊かな心を育てる教育推進事業費」の農山漁村における「ふるさと体験学習」は社会教育課の新規事業なのか。

(事務局) 農山漁村における「ふるさと体験学習」は学校教育課の新規事業である。「豊かな心を育てる教育推進事業」では社会教育課の事業として「子ども読書絵てがみコンテスト」、「読書ボランティアの養成」の2事業で昨年度より継続事業となっている。

(委員) 読書ボランティアの養成とは具体的にはどのような事業か。

(事務局) 京都府図書館等連絡協議会に委託して行っている事業で、読み聞かせ、図書の整理等のボランティアの養成を行っている事業である。

(委員) 親のための応援塾の開催事業についてであるが、どのように来年度実施されるのか。

(事務局) 来年度実施PTAの数にはこだわっていない。この事業の目的には単位PTAの役員の方が自分たちの次のPTA役員を育てるということもあるので、多くのPTAの取組支援を行うことの方がよいのではないかと考えており、PTAと十分に連携をとりながら実施したい。

(3)協議

京都府立婦人教育会館のあり方(まとめ案)について

 ア 婦人教育会館の現状について補足

  まとめ(案)の資料の中に、サークル利用状況があるが、サークルの届者の住所で整理しているため、乙訓地域の割合が7割になるが、例えば、代表者が乙訓地域の方であるが、主な会員は京都市の方の場合やその逆の場合もある。

 イ まとめ(案)について

(委員)  婦人教育会館について、どんな形で存続させるのか、廃止させるのかが分かりにくい。女性教育が全面に出されているが、男性利用の実態があるので、男性が行きにくくなると感じた。自分としては府立の施設でよいのか、市町村の施設でよいのかは検討してないが、存続するのであれば、生涯学習のための施設ということで、広く皆さんに来ていただける会館でいいのではないか。

(事務局) 基本的な考え方を社会教育委員会議で出していただき、存続させるかどうかは、教育委員会で最終的に決めることであり、この場でどういう結論を出していただいてもよいと考えている。例えば、地元との協議の余地があるというまとめ(案)であるが、府教委と地元の長岡京市とどうするかという調整を今後行う必要がある。このまとめ(案)は、現在の婦人教育会館は、どちらかといえば生涯学習的な利用の実態があるが、生涯学習的な機能で利用者は地元の方が多いのであれば、府立の施設で持つ必要があるのか、府立でなくてもいいではないのか、利用の実態から会館のあり方を検討し、まとめられたものと理解している。

(議長) まとめ(案)の中で、最後に「府立の施設として存続するよりも地元に譲渡する方法の検討を十分地元と協議する余地があると考える」の箇所で、方向性が出ていると思う。
婦人教育会館のあり方については、府立の施設として25年経過し、この会館の役目が終わったが、女性教育のあり方の停滞、後退につながってはいけない。名称を変えて充実した方向へということで「今後の婦人(女性)教育のあり方」の内容がでてきた。関連はあるが、直接連動しているのではなく、新しい方向性を検討いただいたらどうかということが議論の中で出てきて、付け加えたと理解していただいたらどうか。

(委員)  委員の意見の中の「名称」についてであるが、婦人教育会館の名称については、婦人は女性に、教育は学習にという言い方に変わって来ているので、会館を存続する場合であっても名称は変えるべきだという意見が最初に出ていた。利用者の意見は、残してほしい、また、現状を肯定するような意見がほとんどであったが、社会教育委員としては、名称を変えようということで出発したので、そこをまとめに載せないと、今までの議論の流れとは異なる。

(議長) 社会教育委員会議としては、会館を存続させるかどうかという以前の問題として、婦人や教育という名称は現代的な視点で検討する必要があるという意見がまずあったということである。まとめに載せることは問題ないか。

(事務局) 議長と推敲させていただく。

(議長) 本日、まとめ(案)について、御意見をいただいた。本日の意見を加味する形で最終案として整理させていただき、この委員会で再度、議論はしないが、最終案をそれぞれの委員のお手元にお届けして、御異議がなければ、今年度何らかの形で、まとめとして府教育委員会に提出したい。

(4) 閉会

  • 宮野指導部長あいさつ

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