京都府後発医薬品安心使用対策協議会の開催概要
1 開催日時
平成29年11月1日(水曜日)午後2時から午後4時まで
2 場所
ホテル ルビノ京都堀川 嵯峨の間
3 出席者
【委員】
栄田委員、古家委員、近田委員、大神委員、布澤委員
【京都府】
健康福祉部副部長、薬務課長、薬事相談担当課長、薬務課職員、医療保険政策課職員、福祉・援護課職員
4 内容
(1) 開会あいさつ
(2) 各機関における取組みについて
・ 国及び京都府における取組みについて
・ 京都府薬剤師会における取組みについて
・ 京都府国民健康保険連合会における取組みについて
・ 全国健康保険協会における取組みについて
(3) 日本ジェネリック製薬協会の取組みについて
(4) 意見交換、質疑応答
5 主な意見等
本年度の取組みとして、病院における後発医薬品使用リスト等を作成し、ホームページ等で公表することについて委員から賛意をいただいた。
(委員の主な発言)
- 臨床データの公表について、後発医薬品メーカーがより積極的に示さないと医師として患者に後発医薬品を勧め難い。先発品と添加物や製造工程も同じオーソライズドジェネリックはエビデンスがあるので、これを後発医薬品の使用促進の一つの突破口とできるのではないか。
- オーダリングシステムの仕様等で後発医薬品への変更不可の処方箋が薬局に持ち込まれるときがある。医療機関のシステムの見直しは必要であるが、薬局はそのような変更不可理由が明確でない処方箋については、積極的に疑義照会を行うことが必要である。
(日本ジェネリック製薬協会の主な発言)
- オーソライズドジェネリックについて、後発医薬品として市場に早く出ること、及び、先発品と同じというエビデンスがあることは一つの利点であるが、一方で製剤技術の進歩を反映することや製剤上の工夫で飲みやすくすることなどはできない。日本ジェネリック製薬協会としては、オーソライズドジェネリックとその他の後発医薬品のそれぞれの利点を活かし、総合的に後発医薬品の使用を促進していきたい。