ここから本文です。

相談ファイル7.インターネット・スマホを安全に使おう!

  1. インターネット・スマホを安全に使うための4つの約束
  2. ネットコミュニケーションを楽しむための4つのポイント
  3. 保護者の方へ

小・中学生がまきこまれる消費者トラブルで一番多いのが、スマホやパソコンのインターネットを通じて起きるトラブル。

でも、インターネットって楽しいし、便利なもの。
ルールを守らずに家の人に怒られて、「絶対に使っちゃダメ!」って言われるのは悲しいよね。

だからこそ、安全に楽しく使うためのルールを、しっかり覚えておこう!

インターネット・スマホを安全に使うための4つの約束

自分の個人情報・家族・友だちのことは教えないようにしよう!

インターネットを利用して個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)を集めて悪用しようとする人がいます。
きがるな気持ちで個人情報を絶対に教えないようにしよう!

知らない電話番号には、出ない・かけ直さない!

知らないメールアドレスからのメールは開かないようにしよう!

不要な広告やウイルスなど、いやな気持ちになるような電話やメールが来ることがあります。
知らない電話番号からの電話や、知らないメールアドレスのメールには注意しよう!

画面に出てくるメッセージをよく読もう!

ゲームや音楽、通販などのページは、利用する前に表示されたメッセージをよく読もう!
分からないボタンはむやみにクリックせず、大人によく相談しよう!

「お金がかかる」ことを見えづらい場所に書いているサイトもあります。
ボタンをクリックする前に、大人によく相談してから使おう!

決められた時間内、安全な場所で使おう!

お金を払ってくれている家の人に、どのくらい使っていいのか聞いてから、使うようにしよう。
また歩きながらスマホを使うのは事故のもと。
止まって安全な場所で使いましょう。

ページの先頭に戻る

ネットコミュニケーションを楽しむための4つのポイント

友だちが相手でも、顔を見なくても会話ができるネットでは、ちょっとしたことが大きなトラブルになってしまうことがある。

例えば、

「○○ちゃんがメールを返してくれない!」
「○○くんがネットにボクの悪口を書いた!」など・・・。

そんなことで友だちを失うのは、とても悲しいよね。
だからこそ、友だち同士のネットコミュニケーションにも、注意が必要なんだ。

返信がないときは相手を尊重しよう!

メールは一方通行です。
そんなときは、こう考えてみて。
あなたがメールを送ったとき、相手は家族と食事をしているかもしれない。
お風呂に入っているかもしれない。
宿題をしているかもしれない。
だから、すぐに返事がこなくても、怒ったりイライラしたりしないこと!
返信がないときは、「相手にも都合があるかもしれない」と考えて、相手を尊重し、友だちには友だちの都合があることを尊重しよう。

あなたの気持ちは正しく伝わっていますか?

メールは文章です。
しかも、作文や手紙とは違い、限られた文字数で相手に自分の気持ちを伝えなければなりません。
悩みごとや相談、複雑な話をメールで伝えるのは、すごく難しいよね。
そんな話をしたいときは、会って話すほうがよく伝わるかもしれません。

「悪口やウソ」自分が書かれたらどう思う?

掲示板への書き込みは、誰が書いたかはっきり分からないもの。
だからつい、会って話すときなら言わないことや、手紙では書かないことも、書けちゃったりするよね。
でもよく考えてみて!
誰が書いたか分からなくても、悪口やウソを書かれたら、イヤな気持ちになるもの。
掲示板に書くときは、読んだ相手が気分を悪くしないだろうか、もし自分だったら・・・って、よく内容を考えてから投稿しようね。

「続きはまた明日」って書く勇気を持とう!

「夢中になってメールのやり取りをしていたら、あっという間に深夜になっちゃった」なんてこと、あるよね?
「メールのやり取りを自分で終わらせてしまうのは相手に悪い」って思うかもしれないけど、そんなことは心配ないし、メールは必ずどちらかで終わるもの。
時には「もう遅いから続きは明日にしよう」と、こちらから書く勇気も大切です。

ページの先頭に戻る

保護者の方へ

近年、子どもの間にも「悪質商法」や「消費者トラブル」が多発しています。
小・中学生の場合、そのほとんどがスマホやインターネットに関するトラブルです。子どもにスマホを持たせる、持たせないという判断は、保護者次第です。
ただ、持たせる場合には、必ず、お子さまとスマホの使用に関する約束を取り決めてから持たせるようにしてください。
同じく、インターネットの使用に関しても注意をしてください。
携帯電話事業者が提供しているフィルタリングサービスを利用するのも有効な方法でしょう。

気を付けてほしいのは、「見ちゃダメ」と厳しく指導することが、必ずしもよい方法ではないということです。
好奇心おう盛な子どもは、オンラインゲームやアダルトサイトなどを隠れて見るケースも少なくありません。
そこで架空請求などにひっかかってしまったとき、「見ちゃダメ」と言われていたために、いつまでも保護者に言い出せない、ということがあるからです。
ある子どもは、見たことを言ったら怒られると思い、親の財布からお金を盗んで振り込んでしまった、ということがありました。

「ダメ」というルールよりも、その危険性を教えてください。
そして「何か不安になったり、トラブルにあったら、どんなことでも相談しなさい」ということを伝えることが大切です。

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp