トップページ > 暮らし・環境・人権 > 食生活・消費生活 > 京都府消費生活安全センター くらしの情報ひろば > 24時間対応をうたうシールの業者に水つまりを修繕してもらったら高額な代金を請求された

ここから本文です。

24時間対応をうたうシールの業者に水つまりを修繕してもらったら高額な代金を請求された

事例

シールの「安心料金」を信じこんで

突然トイレの水がつまり、どうしたらよいかわからないので、新聞に折り込みされていた業者のシールを残していたのを思い出しフリーダイヤルに連絡した。シールには「安心料金で仕事をします。トイレのつまり・あふれ10,000円~」などと書かれていた。しばらくして業者がやってきて、すぐに作業にとりかかり、20分ほどでつまりが取れた。

高圧洗浄機使用15万円など計17万円の請求が

業者がその場で書いて出した請求書をみると、合計額が17万円となっており驚いた。内訳には「高圧洗浄機使用15万円」などとあった。「我が家は築3年で複雑な水つまりなどないはず」などと抗議したが頑として聞き入れられず、やむを得ず17万円全額を即金で支払って帰ってもらった。
しかし納得できず、水道局に電話をしたところ「高圧洗浄機を使用しても2万円~3万円程度ではないか」と言われた。

必要のない工事までするなど業者ペースでことが進む

  • 最近、新聞折り込みのシールを見て水つまりや水漏れの修理をしてもらったところ、予想外に高額の料金を強引に請求されるというトラブルが多発しています。
  • 上のような事例の外に、交換する必要のない部品までそっくり交換したり、周辺の配管まで工事して高額の請求をされることがあります。修理工事について消費者側に知識が乏しい上、いったん修理がされてしまうと当初の不具合の状況がわからなくなってしまうため、どうしても業者ペースになりがちなようです。

市町村窓口で信頼できる業者を紹介してもらう

  • 水つまりなどの突発的な事故の場合、動揺してしまいがちですが、落ち着いて元栓やバルブをしめるなどの応急措置をとりましょう。自分で直せるような場合もあるので、分かる範囲で原因を確認しましょう。
  • 応急措置後、市町村窓口に連絡し信頼できる指定業者を紹介してもらいましょう。
  • 夜間や休日でも対応してくれる信頼できる業者について、日頃から情報を得ておくと、いざというとき便利です。

消費者から呼んだ場合にはクーリング・オフできないことも

消費者から業者を呼んだ場合、原則としては特定商取引に関する法律の一部が適用されない(クーリング・オフができない)可能性が高いので注意が必要です。万一、シールの業者から納得のいかない請求をされた場合、あわてて支払う前にセンターに相談して下さい。

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp