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3月26日第685号

1.火災保険や地震保険を使って修理の勧誘を受けた時の確認ポイントについて
~消費者庁からの注意喚起~

「火災保険や地震保険を使って無料で修理します」と業者から勧誘を受けた時にトラブルに遭わないためのポイントをまとめました。

<チェック1>
まずはご自身で損害保険会社・代理店へ連絡を!

  • 保険金の請求は、ご自身で簡便に行うことができます。
  • 壊れた原因・物が保険の補償対象になるかご自身で確認しましょう。うその理由で保険金請求をすると詐欺に該当する場合があり、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

<チェック2>
修理等の依頼時は契約内容をしっかり確認

  • 修理をキャンセルした時の違約金や保険申請サポート費用等の名目で、高額な請求を受ける可能性があります。

<詳細>消費者庁
https://www.caa.go.jp/disaster/assets/consumer_policy_cms102_20210310_01.pdf

2.有名企業の公式サイトだと思ったら模倣サイトだった
~国民生活センター・見守り新鮮情報第389号より~

<事例1>

有名家具店の公式サイトだと思い、ソファが約2万円と安くなっていたので購入した。受注メールが届かないので、改めてサイトを確認したところ、URLが公式サイトと違っており、偽サイトだと気付いた。(70歳代 男性)

<事例2>

有名家電メーカーの公式サイトだと思い、格安で販売されていた掃除機を注文した。受注メールは届いたが、なかなか商品が届かず不審に思っていたところ、偽ブランドのマフラーが送られてきた。家電メーカーに確認し、偽サイトを利用したことが分かった。(60歳代 女性)

<ひとこと助言>

  • 有名企業等の公式サイトによく似た模倣サイトで商品を注文し、代金を支払ってしまったという相談が寄せられています。
  • 模倣サイトでは、日本語などが明らかにおかしいものもありますが、最近では見分けがつかないほどよく似ているものもあります。販売価格が大幅に値引きされている場合などは、模倣サイトの可能性が高く、注意が必要です。
  • 模倣サイトでクレジットカード決済をしたことに気付いたときは、すぐにクレジットカード会社に連絡をしましょう。
  • 困ったときは、すぐにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。海外事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センターで、ウェブフォームにて相談を受け付けています。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen389.html

3.危険!食品による窒息事故
~国民生活センター・子どもサポート情報第168号より~

<事例1>

薄くスライスしたリンゴを自分で持たせ、食べさせていたところ、えずいて顔が真っ赤になった。苦しそうな様子が続き、嘔吐した。(当事者:0歳10カ月 男児)

<事例2>

あめ玉の形をしたチーズを食べさせたところ、のどに詰まらせた。すぐに吐き出したので大事には至らなかったが、危険だと思う。(当事者:3歳)

<ひとことアドバイス>

  • 乳幼児は食品をかみ砕く力、飲み込む機能が未発達です。
  • 窒息事故を防止するため、食べ物は小さく切ったり、形態を変えたりした上で、よくかんで食べさせましょう。
  • 寝転んだ姿勢や、口に入れた状態での遊びやおしゃべりは危険です。正しい姿勢で座らせ、食べることに集中させましょう。
  • 日本小児科学会のホームページなどを参考に、窒息事故の要因と対策を正しく理解することも大切です。

<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support168.html

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp