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ストーリーを見せること。これが食育

 

 子供達は、食べているお菓子が生まれた時からその形を帯びていたのではなく、その土台には農家さんが丹精込めて作られた食材があることを、日頃から感じながら食べていません。
 こうした現状は、作り手にとって、大変悲しいことです。
 私は、お菓子が出来上がるまでの背景を体験を通して知ってもらうだけで味わいや、美味しさは何倍にも膨れ上がると考えます。それを実感してもらうためには、お菓子が出来上がるまでのストーリーを子供達に伝えていかなければなりません。
 具体的には、食材を作るところから始め、収穫し、調理を行う。この出来上がるまでの過程を体験してもらいたいです。
 私は、お菓子作りの前に食材づくりにも携わっています。豆っこ米を田植えから収穫までしたり、宮津高校のフィールド探求部と宮津市エコツーリズムの方々と土を掘り返しジャガイモを育て、スイーツを作ったりしています。
 それは、お菓子の魅力は、こうした努力の上に生まれているということを自ら経験し、伝えていくためだからです。

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丹後広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課

京丹後市峰山町丹波855

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