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光化学スモッグ注意報の発令体制をとります~今年度も5月から9月まで府南部地域で監視を強化します~

報道発表日:令和6年4月24日

総合政策環境部環境管理課
075-414-4711

府南部地域では、例年5月から9月の間、主に晴れて、気温が高く、風が弱い日にオキシダント濃度の上昇が見られ、光化学スモッグの発生が懸念されます。

大気中のオキシダント濃度が発令基準値を超えれば、光化学スモッグ注意報等を発令し、府民の皆様へ外出等の自粛の協力を呼びかけますのでお知らせします。

実施期間

令和6年5月1日(水曜日)から令和6年9月30日(月曜日)

対象地域(5地域8市4町)

京都市地域

京都市

乙訓地域

向日市、長岡京市、大山崎町

宇治地域

宇治市、城陽市、久御山町

綴喜地域

八幡市、京田辺市、井手町

相楽地域

木津川市、精華町

 

 

光化学スモッグ注意報発令基準

オキシダント濃度(1時間値)が下表の基準以上となり、継続すると認められるとき。

発令区分 注意報 警報 緊急警報
発令基準 0.12ppm 0.24ppm 0.4ppm

監視体制

  1. 常時監視網(18局)によるオキシダント濃度の測定・監視を実施する。
  2. 府民に対し光化学スモッグ注意報等の発令・解除を周知する。
  3. 市町等関係機関を通じ、被害発生状況等を把握する。

注意報等発令の周知

  1. 小中高等学校、幼稚園等関係者には、各市町教育委員会及び関係機関を通じ伝達する。
  2. 住民には、報道機関及び市町の協力を得て周知を図る。
  3. 光化学スモッグに関する情報は府大気常時監視のホームページ(外部リンク)で発信する。

注意報等発令時の対策

  1. 大規模工場等に対し、ばい煙排出量、揮発性有機化合物排出量の削減を要請する。
  2. 自動車の使用者等に対し、関係機関を通じ、不急の自動車運行自粛の協力を求める。

被害発生時対策

人的被害の発生時には、的確な対応が図れるよう医療機関等に対し協力を要請する。

<参考>年度別注意報発令日数及び被害訴え者数の推移

年度 平成27 28 29 30 令和元 2 3 4 5
発令日数 2 0 1 2 2 2 0 0 1
被害訴え者数 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 

  • 自動車や工場等から排出される窒素酸化物などに太陽の紫外線が当たって、光化学反応が起こり、光化学オキシダントが発生します。
    この光化学オキシダントが滞留し白くもやがかかったような現象を光化学スモッグといいます。
    オキシダント濃度が高くなると、目や喉への刺激等の健康被害が出ることがあります。

お問い合わせ

総合政策環境部環境管理課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4705

kankyoka@pref.kyoto.lg.jp