丹後広域振興局

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丹後縦貫林道整備計画検討委員会資料NO.2

地域懇談会等の開催結果

1. 広報誌の配布

  • 内容:アンケート調査の結果を踏まえ、整備計画見直しの進め方の案について提案する。地域懇談会の開催案内。進め方のついての意見募集。 (参考資料のとおり)
  • 対象:沿線地域の全世帯(住民アンケート配布区域)約5,000世帯に配布
  • 時期:平成17年7月初旬~中旬
  • 配布の方法:自治会組織に協力願い、隣組等で配布

2. 整備計画の見直しについてのたたき台の作成

  • 内容:広報誌をより詳しくしたもの。アンケート調査の結果を踏まえ、整備計画見直しの進め方の案について提案する。地域懇談会の開催案内。進め方のついての意見募集。(参考資料のとおり)
  • 配布の方法:地域懇談会で資料として配付した。

3.地域懇談会の開催

  • 内容:整備計画見直しの進め方の案について説明し、住民の意見を直接聞き意見交換する。

1 日時  平成17年7月12日(火曜日)午後7時30分~9時30分
  会場宮津市字日置 宮津市日置地区連絡所2階 
  出席者45名
2 日時平成17年7月19日(火曜日)午後7時30分~9時30分
  会場岩滝町字岩滝 知遊館2階
  出席者37名
3 日時 平成17年7月20日(水曜日)午後7時30分~9時30分
  会場野田川町字下山田 下山田地区公民館
  出席者25名
4 日時 平成17年7月21日(木曜日)午後7時30分~9時30分
  会場京丹後市大宮町延利 五十河地区基幹集落センター 2階会議室
  出席者12名

4.ホームページの開設

 平成17年7月から京都府丹後広域振興局農林整備室のホームページ「丹後発森の案内板」で丹後縦貫林道整備計画検討委員会の検討経過、広報誌、整備計画の見直しについてのたたき台について公開している。
   アドレス http://www.tango-forest.jp/rindou

第1回地域懇談会(宮津地区)開催結果

1.日時:平成17年7月12日(火曜日)午後7時30分~9時30分
2.会場:宮津市字日置 宮津市日置地区連絡所2階
3.出席者:45名
4.主な意見・質疑応答:
Q  林道整備に伴い沿線地域の資産価値が高まったとき、民間の開発業者による乱開発に対する歯止めが必要と考えるがどうか。
A 地域の活性化か乱開発かという点では紙一重の部分があるが、開発と観光振興のバランスが重要である。自然豊かな地域の魅力を損なわないような規制は必要。沿線市町村と調整しながら法的規制の調整を行う。沿線は自然環境の価値が高い区域であり極力保全しながら林道整備を行う。

Q 今まで地元に対して検討委員会の発足、委員の選定について全く照会がなかったが、その経緯について説明願う。住民の意見が反映出来るようなものになっているか。
A 地域住民とのやりとりや計画見直しのプロセスの公平性、透明性を確保するために、助言・指導・評価願う目的で委員会を設置している。直接、関係者の意見を集約または代表して意見を求めるものでない。各委員は学識経験者、農林漁業者、地域住民、商工業者から市町の協力を得て選定している。

Q 丹後縦貫林道よりも生活道路の整備を優先すべきではないか。年間事業費はどれくらいか。
A 年間約1億3千万円。 …→少なすぎる。

Q 維持管理費はどれくらいかかっているか。
A (宮津市)宮津市区間で年間100万円程度。 …→少なすぎる。

Q 丹後縦貫林道の建設後、有用な材木が伐出出来るようになり、第1回目の経済効果があった。当時の林道建設は、土地と立木の補償はしないという方針で事業が進められた。現在の縦貫林道は、地元財産区等地権者の土地等の提供があってこそ成り立っていることをしっかり認識して欲しい。今後の事業ではしっかり補償をしていくべきである。
A 現在、府の林道事業では、用地は無償提供として、工事の支障となる立木は工事費の中で補償することとして進めている。用地は各市町によってそれぞれ買収等をされている。

Q 除草作業が大変。維持管理を機械化できるように道の構造を改善した方が良いのでは。
A 除草手間を少しでも省けるように、近年では工法面で工夫し始めている(丸太伏工)。

Q わずかな予算で事業を進めようとしているようだが、途中で頓挫しないよう、しっかり実行して欲しい。中断するようなことは許せない。完成の見通しは?
A 大内線と奥寄線の区間は平成22年に完了する見込み。

Q 昨年の災害でかなり被災しているが復旧できるのか。
A (宮津市)災害復旧事業は別予算で実施中である。大鼓山線、角突山線は今夏を目途に開通予定。

Q 今回の見直し作業で、最終的に決まったことは広報誌等で再度住民に知らせて欲しい。
A 広報誌等でお知らせする。

  現在の丹後縦貫林道の交通量は非常に少ないはず、今後も利用者が増えるとは考えられないと思うが、利用者数の割に整備経費がかかりすぎ。
利用価値があまり感じられない。拡幅の必要も無いと思う。
災害復旧や維持管理だけでも相当の経費がかかるはず。生活道路の整備を優先すべき。
現在の老朽箇所の修繕や災害箇所の復旧のみで十分と思う。

 府道の改修計画が事業途中で頓挫したり、国営農地がただの荒れ地のようになったりしているところがあるが、丹後縦貫林道の事業も同じようにならないか。利用価値のない道に予算を使うのはおかしい。「一元的な管理体制の整備」という説明も曖昧である。維持管理までどうやって責任もってやっていくか明確でない。

 (財産区より)毎年5月の連休も道路上に残雪があり通行困難な状態である。積雪による通行止め期間が長く、観光道路的な利用の価値も低いのではいか。
藪田から成谷にかけての市道が災害で崩壊して通行止めになっている。
維持管理の徹底を願う。

  将来的に目標があるなら、もっとしっかりした広い道を作って欲しい。
丹後縦貫林道の支線になる道路の整備状況が悪いので、今の状況では丹後縦貫林道の利用価値がない。丹後縦貫林道の整備を村の活性化のために、どう繋げていくか。沿線の集落に下りられるよう、支線道路の整備も合わせて同時進行すべきである。すぐに効果は出ないかもしれないが将来像をもって林道は整備して欲しい。但し、予算が少なすぎる。

  建設当時、林道からすばらしい景色が見えたところでも、木々が生長して見えなくなっている。将来、観光的な目的の利用も考えるなら、景観が悪くなっているので見晴らしが良くなるように木を切って欲しい。

 誰しも丹後縦貫林道があのままでは良くないということは十分わかっている。事業としては、痛んでいるところをこじんまりと直していくということでよいのではないか。また、維持管理を徹底していけば十分ではないか。幅員は現状のままでよい。2車線化する必要はないと思う。

 林道の予算が少ないといわれると、地元としては頼み甲斐がない。
意見の集中しているところを集中的に整備していけばよい。

第2回地域懇談会(岩滝地区)開催結果

1.日時:平成17年7月19日(火曜日)午後7時30分~9時30分
2.会場:岩滝町字岩滝 知遊館2階
3.出席者:37名
4.主な意見・質疑応答:
Q 岩滝の山は崩れやすい。昔から大きな山崩れを繰り返してきている。戦前の青年団の主な活動は山に植林をすることだった。これからの工事では特に土砂崩れ防止に注意して欲しい。奥寄線など岩滝側に付ける必要はない。岩滝側にはこれまで建設された砂防堤がたくさんあるが、満砂したらどうなるのか。浚渫するのか。
A 地質的に脆く防災上十分注意する必要があることは認識している。
砂防堰堤と治山堰堤がある。岩滝町内の比較的小規模なもので階段状に設置しているのは治山のもの。保全対象に近い箇所等以外でははじめから土砂を貯めているものが多く基本的に浚渫しない。 

Q 「地元と十分やりとりを行いながら、これまでとは違う事業の進め方をする」という説明であったが、前区長にも全く説明がなかったようである。うまくいくのか心配。
A 従前は十分な説明が出来ていなかった。今回のたたき台の説明から始めたい。

Q 奥寄線の現在の計画は、昨年の台風23号の宮津市での大惨事にも匹敵するような大災害を引き起こすような可能性を秘めていると思う。過去には要望活動をしてきた経過があるが、今の石田区としては、石田区側の斜面に林道を計画することに対しては断固反対する。展望所も大内峠に立派なものがあるので石田側には不要。石田区民は林道が災害の発生源になるのではないかと非常に心配している。石田区では松枯れで松の木もなくなり、有用な材木は無いので林道も不要。ルートの見直しの説明の中で「まだ、どうなるかわからないが…」と前置きがあったが、その部分が心配。
A (岩滝町より)奥寄線の着工に至るまでの地元要望、ルート決定までの経過の説明。
十分地元の意見を聞きながら全体の方向を見極めようとしている段階である。実施測量をして技術的な視点からも、検討を加える必要があり、現時点では確約は出来ない。

Q アンケート結果だけで事業を進めようとしていないか。現在の交通量がどれだけあるのか。奥寄線など現在、タヌキやキツネしか通っていないのではないか。7mの道を造って大型車が離合するような必要性がわからない。
A 現在工事中であり、通行量は当然わずかである。本来的には現在の老朽化した細い林道を車両が通行しやすいように改修整備して、地域の活性化に繋げようという目的で進められてきたと解している。奥寄線は開設中で一般車両を遮断している。早期に開通させて所期の目的を達成することが肝要と考えている。

Q 側溝の掃除が出来ずにあふれて山崩れが起きている。側溝の落ち葉掃除さえ出来ていないのに道を広げ、緑を大切にしようというのはおかしい。
A 維持管理は各市町で実施している。府としては維持の管理しやすい道づくりを心がけていく必要がある。

Q 検討委員会のメンバーは? アンケートの中身は?
A 各委員は学識経験者、農林漁業者、地域住民、商工業者から選定している。地域住民とのやりとりや計画見直しのプロセスの公平性、透明性を確保するために、助言・指導・評価願う目的で委員会を設置している。直接、関係者の意見を集約や代表して意見を求めるものでない。
検討委員会の開催内容は現在準備中のホームページで公開していく予定。

Q 今のルートの場合、災害がどのように起こる可能性があるのかシュミレーションもすべきではないか。
A まだ災害シュミレーションのような緻密な設計が出来ているような段階でない。
そのようなシュミレーションも不要になるような計画になるべきと考えている。

Q 事業費はいくらか。奥寄線の経済効果指数の計算はどうか。
A 全体事業費は約20億円。現在詳しく再計算中。

Q 府が整備して、後の維持管理は町で実施ということだが。維持管理を各市町村で行うのにはかなり無理があるのではないか。常に利用者が地元住民に「この道通れますか?」と聞いてくるような状態では良くない。
A 開設、改修整備は府が実施し、後の除草、側溝掃除、災害復旧など維持管理は各市町で実施している。


 道は広い方が交通事故も増えると思う。

 林道の側溝の管理は町で実施しているが、管理が出来ていない。落ち葉で閉塞してあふれているのが現状。奥寄線が石田区の上部の尾根を通るなら、下流の集落に排水しないわけには行かないはず。絶対に通して欲しくない。

 大型車両を通行可能にするにするということだが、成相線などは特に自然や景色の見事なところであり、なにも大型バスを通す必要は無いと思う。

 道路のパトロールや側溝の管理も出来ていないのが現状でないか。石田区としては、地元に十分な説明をしながら事業をすすめてほしい。

 奥寄線のルートについて、災害の起きやすい石田側の尾根を通さずに起点と終点を最短距離で結んで三重側を通して欲しい。

 明治5年に下山田で大災害があった。石田でも大昔から土石流が出て堆積した土地である。

 交通量の少ない林道に予算を使って、生活道路や身の回りの土砂対策の整備が遅れるのは良くない。見直して欲しい。

第3回地域懇談会(野田川地区)開催結果

1.日時:平成17年7月20日(水曜日)午後7時30分~9時30分
2.会場:野田川町字下山田 下山田地区公民館
3.出席者:25名
4.主な意見・質疑応答:
Q 奥寄線についてはルートの変更も検討するという話だが、国道312号線側の起点がなぜ三重なのか。野田川に近い方が宮津・加悦谷方面からの利便性がよいはずである。事業の6割が完了した今になってルートの見直しでは遅い。
A 起点の位置は公安委員会との交差点協議の調整の中で、地形的制約から国道との取り付けの技術的な観点から、やむを得ず現在の位置にした。

Q 尾根部のルートは当初の野田川斜面を通るものから三重側へかなりシフトするルートを検討してもらっており、喜んでいる。しかし、まだ少し野田川側に残っている部分も何とか三重側にシフトすることは出来ないか。
A まだ図上での検討段階である。野田川斜面の土質的脆弱さや災害発生の危険性も十分認識しており、野田川斜面での工事区間を最小限に押さえるべく検討を進めているが、すべて三重側に回すのは技術的に非常に困難である。

Q 今後の道路幅の計画は一律5mか。また待避所等の計画はどうか。展望所の設置箇所がどこになるか。排水計画は野田川斜面にも流れることになっているのか。
A 道路幅員は5mを基本に検討しているが、詳細決定していない。待避所は地形的に設置しやすい箇所がいくつか有り、適宜設置していけるものと考えている。展望所の設置は下山田区からも要望を頂いており、また、眺望の良い箇所でもあり設置する方向で検討している。排水は野田川斜面には流さない方向で検討している。

Q 排水を三重側に流したり、ルートを三重側にシフトするという今回の変更内容について、三重地区への説明状況はどうか。
A 三重側の方には説明できていない。まだ全体計画の見直し作業の方向に対する意見を求める段階であり、詳細の話には踏み込めていない。ルートの変更については、詳細測量など技術的な裏付けがない段階であるだけでなく、あらゆる調整はこれからであり、今日は確定的な話は出来ない。

Q 道路には横断勾配があるが、ルートの見直し検討案で道路の横断勾配の関係で野田川側に水が流れることはないか。
A 横断勾配はカーブの内側に向けて付けるので、表面水は山側に向かって集まり、側溝で排水することになる。

Q 詳細の計画が出来た段階で再度地元に説明するのか。
A そのとおり。

Q 整備済みの箇所を見ると、実際には水路が埋まってしまっているのが現状。側溝の管理が十分出来ていない、また、近年の異常降雨を考えると不安が残る。
A 危機管理の問題とも考え、維持管理のあり方を考え直していきたい。府と市町が一体的になって一元的な管理を検討していきたい。また、排水路は安定した場所まで導水処理する。

Q 府はこれまでのリフレッシュ事業の成果についてどう認識しているか。縦貫林道が整備されて喜んでいる人は少ないのではないか。
A 特に1期工事完了区間では経済的な効果も上がり、生活道路としての役割も担っており、地元から喜ばれているものと認識している。林道の開設によって、森林資源の整備も進んだ経過もあり、環境保全の面についても、縦貫林道が出来たおかげで豊かな自然にも触れあえる環境が出来たという効果もある。

Q 縦貫林道は野田川に繋がる道がない。野田川にとっては、山の上をかすめるのみで、縦貫林道につながる支線が無ければ野田川の地域づくりには繋げにくいのではないか。
A 技術的にも車が通るような道は出来ないだろう。岩滝ではクアハウス周辺と縦貫林道を散策歩道で繋げる取り組みもされた。歩道なども一つの案として地元で活用していく道を考えて欲しい。

 今回の見直し案はかなり環境にも配慮しながら進められようとしている。評価したい。丹後では大きな産業が無く観光開発も考えていく必要がある。近年、高速道路の整備と合わせて京阪神から日帰りで丹後に遊びに来られる客が増えてきている。丹後の奥まで遊びに行って、行き帰りとも同じ道では誰もおもしろくない。海沿いのルートだけでなく、縦貫林道は山側のルート、周回路として有効である。

 今後は水や植物、環境の保全が特に大切。道を造れば環境が良くなることは絶対にない。外来種の進入など植生にも悪影響が出る。成相線周辺でも非常に貴重な自然が残っている。7mの道は不要。工事の中止はあり得ないのか。少なくとも奥寄線は野田川町側には一切道を回して欲しくない。

 奥寄線のルートは根本的に安全性を考慮して、三重側に思い切ってシフトすべき。森林の利活用を中心に検討した計画にすべきで、観光利用は付加的な価値と認識すべきである。

第4回地域懇談会(大宮地区)開催結果

1.日時:平成17年7月21日(木曜日)午後7時30分~9時30分
2.会場:京丹後市大宮町延利 五十河地区基幹集落センター 2階会議室
3.出席者:12名
4.主な意見:
Q 林道を建設することで山を守っていくという役割がある。近年では自分の山林の境界さえもわからず管理ができないような状況である。林業目的だけでの林道建設計画というのは難しいだろう。三重区内では村づくり委員会が中心になり、奥寄線計画地沿線で山歩きをして、星の観察施設なども計画した。かつては三重の計画と奥寄線計画がうまくリンクしていたと思う。奥寄線計画地周辺で、かつてゴルフ場計画があり、地質も調査され、奥寄線計画地周辺の地質がもろいということはかなり昔から認識されていたはず。なぜ今頃このような見直しの説明をされるのか、非常に遅い感がある。広範なアンケートの結果をもとに見直しをかけるということだが、地元の意見はどこで聞き入れられ、活かされていくのか。なぜ、今頃このような見直しの話になったのかわからない。
A  本来、もう少し早い段階に説明をさせていただくべきであり申し訳ない。これまでならもっと詳しい説明ができる状態になってから、説明していたが、全体の方向を見直そうということから、少しずつ説明や意見のやりとりをしながら進めていきたい。

Q 奥寄線着工当時はかなり工事が進んだが、近年では進捗が非常に遅い。いつになったら完成するのか不安。
A  奥寄線は平成22年を目途に完成すべく進めている。

Q 大内線の「大内峠いこいの広場」の先の下流は三重区の水源になっている。林道排水が注ぎ込むようになっており、かなり以前から、流末が崩壊し、荒廃している。排水が大量に入り込む現状を改善してほしい。
A  現況は認識しており、大内線の工事で岩滝側の排水が入り込まないように対応していきたい。流末の処理と荒廃の関係は、森本地区や新宮、延利地区、岩滝地区でも指摘を受けており十分認識している。流量が多くならないうちに、排水箇所を厳選しながらこまめに安定した箇所まで排水・導水するようにする。

Q 林道周辺で粗大ごみの不法投棄が非常に多い。今後は林道整備と同時に、ごみ問題を同時に考える必要がある。非常に大きな問題である。地元で府道大宮岩滝線沿線のごみ回収をすることもある。行為者を衝きとめて摘発した事例はあるか。行政の窓口はどこか。
A  警察とも連携してパトロールも実施しており、摘発事例もある。窓口は市役所市民局の環境衛生課である。

Q 林道の整備が不法投棄をしやすい状況を作ることになっていないか。下流では水源になっているところもあり心配である。
A  場所によっては不法投棄をしにくいような、柵等を設置するなど、工事の中でできるところは工夫していきたい。

Q 「大内峠ふれあい広場」にトイレがあり三重区で月1回程度掃除をするなど、維持管理しているが、トイレを設置すると管理が大変。
A  維持管理が十分できる体制の取れるところ以外で計画するつもりはない。

Q 林道の側溝の断面が小さい、また横断排水の数が少ない、横断工の角度が急すぎて閉塞したりあふれたりしやすいので改善してほしい。横断排水は川まで導水してほしい。側溝の掃除や除草が特に不十分。
A  大内線と成相線は岩滝町と京丹後市が2年交代で実施している。予算不足で十分な管理ができていないのが現状。(京丹後市)

Q リフレッシュ工事での通行止めの期間や区間が長い。工事の区間も2、3箇所ずつ分けられて少しづつ何年も長い区間で通行止めされている。もう少し集中的に実施できないか。
A  これまでは、市町ごとの負担が集中しないように配慮しながら分散して実施してきた経緯もあるが、今後は奥寄線、大内線から集中的に、事業実施していく方向で検討している。

Q 山火事も心配になるが、山火事防止のために林道周辺に防火用水池を作れないか。
A  必要あれば、検討をする。

 丹後縦貫林道沿線の支線の整備が特に立ち遅れている。また、道案内の表示がほとんどない。そのため、整備の進んだ北側の伊根町方面では都会からの通行者が縦貫林道から細い農道等に迷い込んで農地に入り込み、三転して荒らされていくということも聞いている。支線の整備と道案内板の整備もあわせて進めてほしい。

 危機管理について、緊急時、救急車両を呼ぶときに何も目印になるようなものがないので地区名や距離標のようなものがあったほうがよいと思う。  

お問い合わせ

丹後広域振興局農林商工部 森づくり振興課

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-4333

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