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インフルエンザニュース最新号

インフルエンザNEWS第42号(令和2年1月16日発行)(PDF:523KB)

 もくじ

  1. インフルエンザ流行状況
  2. 風邪とインフルエンザは違う
  3. インフルエンザにかかったら
  4. インフルエンザ対策に関する意識調査

 1.インフルエンザ流行状況

丹後保健所管内ではインフルエンザ定点医療機関あたり報告数が2020年第2週(1月6日~1月12日)は16.83(速報値)と前週からは横ばいです。B型の報告もありますが、A型が主流です。

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 2.風邪とインフルエンザは違う

普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまりみられません。
発熱はみられますが、インフルエンザほど上がらず、重症化することはありません。
インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感が比較的急速に現れる特徴があります。
併せて風邪と同様な症状(のどの痛み、鼻汁、咳等)も見られます。
小児ではまれに急性脳症、高齢者や免疫力の低下している方は二次的に肺炎を伴う等、重症化することもあります。
また、感染後、発症するまでは1~3日で、発症前日から発症後3~7日は人にうつる可能性があります。

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 3.インフルエンザにかかったら

早めに受診をしましょう。高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪い時は早めに医療機関へ受診をしましょう
こまめに水、お茶、スープ、経口補水液など水分補給をしましょう
安静を心がけ、休養(特に睡眠)を十分に取りましょう。
咳エチケットを徹底しましょう。咳やくしゃみを他の人に向けてしないようにしましょう。
マスクを着用しましょう。
咳やくしゃみをする時は、ティッシュやハンカチ、上着の袖などで口や鼻を覆いましょう。
手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うようにしましょう。
外出は控えましょう。無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。人混みや繁華街への外出を避けましょう。

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 4.新型インフルエンザ対策に関する意識調査

2019年9月、内閣府が新型インフルエンザ対策の世論調査を実施した結果を公表しました。
スペインインフルエンザの発生から100年、前回のパンデミックの発生から10年の節目。
国は、現段階での国民の意識を把握し、施策の参考にしていきたいとしています。
目的
国民の政策への意識を把握する
方法
調査員による個別面接
対象
日本国籍を持つ18歳以上の男女3,000人
期間
2019年7月25から8月4日
結果
有効回答数1,647人(回答率54.9%)
感染した場合、重症化する可能性がある45.1%
感染者が多数発生する可能性がある43.8%
世界的な大流行を起こす可能性がある40.9%
ほとんどの人が免疫を持っていない35.2%
例年秋から冬にかけ流行するインフルエンザとはウイルスの性質が大きく異なる32.4%
名前を聞いたことがあるが、どういうものか知らない14.7%
名前も聞いたことがない9.3%
流行の危機に対すして
自分や身近な人が感染する可能性が高いと思う62.8%
自分や身近な人の命や健康、生活への影響が大きいと思う57.7%
不安を感じる44.8%
知識が不足していると思う39.6%
どちらかといえば不安を感じる34.7%
季節性のインフルエンザとウイルスの性質が違うことを理解している者は32.4%にとどまる結果でした。
また、名前を聞いたことがあるがどういうものか知らないと答えた者は14.7%で、新型インフルエンザに対する正しい理解が十分に進んでいないことが浮き彫りになりました。
また約8割が流行に不安感を感じていることが明らかになりました。
今後、不安払拭のためにも、保健所から随時情報を発信しますので、一人ひとりが関心を持って備えておくことが重要です。

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お問い合わせ

丹後広域振興局健康福祉部 丹後保健所

京丹後市峰山町丹波855

ファックス:0772-62-4368

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