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天橋立まなび舎塾(第1回)の開催結果について

地域の人々が天橋立をふるさとの財産として誇りを持ち、自分の言葉でその価値を語れるように、価値の共有共感を図る取り組みとして、地域住民を中心とした学習会「天橋立まなび舎塾」(第1回)を開催しましたので、その概要をお知らせします。

名称・テーマ等

  • 名称
    天橋立まなび舎塾(あまのはしだてまなびやじゅく)
  • テーマ
    「天橋立再発見!!」-みんなで知ろう ふるさとの宝物-
  • 主催
    天橋立継承準備委員会、天橋立世界遺産登録推進協議会(仮称)

第1回の内容

日時

  • 平成19年12月18日(火曜日) 午後7時30分から午後9時30分

場所

  • 与謝野町立生涯学習センター「知遊館」研修室

内容

  1. 取組紹介 「天橋立の保全について」(丹後土木事務所)
  2. 講演 「籠神社」神秘なる世界を訪ねて
    (講師 籠(この)神社 禰宜(ねぎ) 海部穀成(あまべよしなり)氏)

第1回の概要


主催者を代表して、西川氏(天橋立を守る会副会長)が開会に当たってのご挨拶をいただきました。


はじめに丹後土木事務所から天橋立の松並木の保全対策などについてご説明いたしました。

天橋立の松の特性、富栄養化などの現状、保全対策についての取り組みなどを報告するとともに、宝物である天橋立を今後どのようにして守っていくべきかなどについて説明をさせていただきました。


続いて、籠(この)神社 禰宜(ねぎ) 海部穀成(あまべよしなり) 氏により「籠神社 神秘なる世界を訪ねて」と題して講演を行っていただきました。

海部氏からは、籠神社の由緒・由来等をDVDビデオとスライドにより大変詳しくご説明をいただきました。

国宝である家系図などについても詳しくご説明をいただき、籠神社の歴史や位置づけなど、大変複雑ではありますが、興味の尽きないお話でした。

その中でも、とりわけ興味深い話として、籠神社の鳥居に書かれている文字と画家雪舟が書いた国宝「天橋立図」に書かれている鳥居の文字が同じであることから、雪舟は実際に籠神社を詳しく知り、それを天橋立図に表現しているのではないかというお話でした。

また、工事中の掘削で見つかった直径80センチメートル程の栗の木で造られた鳥居が見つかり、それが天橋立図に書かれている鳥居ではないかと想像しているということでした。

平日の夜間にも関わらず100名近い参加がありました。

会場の皆さんは、天橋立の松の現状や丹後土木事務所の取り組み、また、籠神社の海部氏の貴重な講演に真剣に聞き入っていました。

今回は、まだ1回目であり、今後、様々な角度で天橋立にまつわる歴史といったお宝を探し出すとともに、将来に対する課題などを考えていくこととしております。

次開催以降も多くの方に「宝物である天橋立」について、様々な角度で知っていただき、一緒になって「美しい白砂青松の天橋立」を未来へ残していきたいと思います。

次回の予定

第2回(平成20年1月15日開催予定)

  • 日時
    平成20年1月15日(火曜日)午後7時30分から9時30分
  • 場所
    みやづ歴史の館 大会議室
    Googleマップで「みやづ歴史の館」周辺を見る(外部リンク)
  • 内容
    取り組み「天橋立の世界遺産登録について」(宮津市)
    講演 「天橋立」は地域の宝
    (講師)京都嵯峨芸術大学芸術学部観光デザイン学科教授 真板昭夫 氏

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