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景観まちづくりと地域の取り組みについて
平成23年3月1日(火曜日) 午後2時~午後4時45分
グンゼ博物苑 「集蔵(つどいぐら)」 <綾部市:京都府景観資産登録地区>
平成23年3月4日(金曜日) 午後2時~午後4時45分
ゆめりあうじ 4階 会議室1 <宇治市>
京都府、京都府都市計画協会
綾部市(北部会場)、宇治市(南部会場)
京都府景観資産登録地区、NPO等のまちづくり団体、府民、府及び市町村職員 92名(北部会場:50名、南部会場:42名)
・北部会場 京都市立芸術大学 准教授 藤本英子(ふじもとひでこ)氏(京都府景観審議会委員)
・南部会場 京都大学大学院 准教授 深町加津枝(ふかまちかつえ)氏(京都府景観審議会委員)
【講演内容】
景観まちづくりに関する地域の取組事例を紹介し、取り組みを継続発展させるためには、まずは地域内で共通認識を持った上で、活動を拡げていくことが大切であることを示された。
「地域の取り組みを継続・発展させる秘訣とは?」
【主な意見】
・景観には、きれいな眺めだけではなく、事業活動や生活に裏付けされた要素もあり、時代の移り変わりによって景観も変わっていく。
・景観資産のPR手法として、“口コミ”に代表されるような、人から人へ伝えられる手法も有効である。
・地域住民への周知方法を誤ると問題になることがあるが、横断幕や案内看板の設置は、取り組みに気づいてもらう仕組みとしても有効であり、府からの補助等を検討してほしい。
・取り組みの主体は地元にあることを忘れてはならないが、高齢化やマンネリ対策として、大学や企業との交流や連携は有効な手段である。
・取り組みを継続させるためには、行政の支援策が何よりも大きい。
・観光との関係では、来訪者のマナー向上を啓発する必要があり、行政からも発信してほしい。
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