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地域ごとの特色は? <農業>

 

丹後、中丹

丹後は「丹後コシヒカリ」に代表されるお米づくりが盛んな地域ですが、大規模な畑もあり、野菜や果物、お茶など産地づくりが進められています。

丹後地域で育てたお米は特においしくて、全国のお米のランキングで一番おいしいお米であるという「特A」ランクを何度も獲得しています。

中丹では早くから進められてきたほ場整備(田を四角にして大きくしたり、水を引くための水路をつくりなおして、使いやすくする工事)がほぼ完了し、由良川沿いを中心にお米づくりが盛んな地域です。

いずれの地域も農業が地域を支えており、重要な産業ですが、人口が減り、高齢化が進んでいるため、棚田(急な斜面に階段状に作った田んぼ)などを利用した都市住民との交流や地域ぐるみの活動により農業を守っていく取組が進められています。

注※高齢化:若い人が都会に出て生活をするようになって、農村にはお年寄りが多くなっています。

南丹

京都市など都市への通勤が可能なため、他の仕事との兼業で農業をする人が多くなっています。

大規模なほ場整備が実施された結果、府内では一番の穀倉地帯(穀物が多く産出される地帯)となり、お米を中心に、小豆・黒大豆などを作っています。平成28年には南丹地域で作られたキヌヒカリが、全国のお米ランキングで一番おいしいお米であるという「特A」ランクを獲得しました。また、最近では、ビニールハウスで作る野菜や黒大豆枝豆の栽培が盛んで、「京のブランド産品」(外部リンク)の生産増加に取り組んでいます。

また、牛や豚を育てる畜産農家が多いのも特徴です。

京都市、山城

「京のブランド産品」(外部リンク)や花、有名な宇治茶がたくさん作られています。また、農業をする人に若い人が多いのも特徴です。

京都市や大阪などの消費地に近いため、自分で作った野菜などを自分で売る「朝市」や「農産物直売所」に取り組むグループもたくさんあります。

古くから水はけをよくする工事が進められ、集約型農業(小さな面積で大きな利益が得られるような農業)が盛んです。

お問い合わせ

農林水産部農政課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6866

nosei@pref.kyoto.lg.jp