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丹後、中丹地域 <北部>

この地域は、海や山などの美しい景色とともに、温泉もあり、天橋立(あまのはしだて)など観光地として知られているところも多くあります。京都縦貫自動車道など京都府の北と南をつなぐ高速道路もつくられていて、日帰りで出かけやすくなっており、近隣地域からたくさんの人が訪れています。


西日本最大級の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」では、地域の“食”を味わえるレストラン、パン・クッキーなどの手作り体験やブルーベリーなどの収穫体験、広大な芝生広場などで一日楽しく過ごせます。

これからも、海や山など自然とたくさんふれあえる地域をつくって都市と農山漁村が手を取り合うことによって、地域が元気になることが期待されています。

 

<参考>  (少しむずかしいのでおとなの人と読んでね)

丹後王国「食のみやこ」(外部リンク) 


丹後王国「食のみやこ」ゲート

    丹後王国「食のみやこ」

 

     

熟成肉ステーキ        京丹波高原豚のBBQ      

 

       

京丹後産のお茶とお菓子   牧場自慢のアイスクリーム                     

農業

丹後は「丹後コシヒカリ」に代表されるお米づくりが盛んな地域ですが、大規模な畑もあり、野菜や果物、お茶など産地づくりが進められています。

丹後地域で育てたお米は特においしくて、全国のお米のランキングで一番おいしいお米であるという「特A」ランクを何度も獲得しています。

中丹では早くから進められてきたほ場整備(田を四角にして大きくしたり、水を引くための水路をつくりなおして、使いやすくする工事)がほぼ完了し、由良川沿いを中心にお米づくりが盛んな地域です。

いずれの地域も農業が地域を支えており、重要な産業ですが、人口が減り、高齢化が進んでいるため、棚田(急な斜面に階段状に作った田んぼ)などを利用した都市住民との交流や地域ぐるみの活動により農業を守っていく取組が進められています。

※高齢化:若い人が都会に出て生活をするようになって、農村にはお年寄りが多くなっています。

林業

中丹地域では、約50年前からたくさんの木を植え、それが今では大きな木に成長しています。木で家を建てるなど、もっと地元の木をたくさん使ってもらおうとしています。

質の良い木材をつくるために成長の悪い木などを切ってすき間をつくり、光がたくさん入るようにして一本一本の木がのびのび育つようにする「間伐」などの手入れをしています。

丹後地域の海岸の近くでは、古くから美しい松林が広がっており、海から吹く強風をやわらげたり、海岸の砂が飛ばされるのを防いだりしています。また、大切な松林を松くい虫(害虫)から守る工夫をしています。 

<参考> (少しむずかしいのでおとなの人と読んでね)

丹後発森の案内板ホームページ  

 

水産業

むかしから陸地に近いところで行う沿岸漁業が盛んです。最近は、魚のとれる量が少なくなっており、漁師さんは、捕(と)ってもよい魚の量や大きさなどを決め、魚を増やしながらとる「つくり育てる漁業」を進めています。

養殖では、カキやワカメのほかに、育成トリガイが特産物になってきています。
干物や佃煮などの水産加工、地びき網や定置網体験、釣船なども行われています。

魚を釣る人・ダイビングをする人、新鮮な魚を買いに来た人が利用できる施設もつくっています。

川では、アユなどの子どもを放流し、魚を増やしながらとる漁業が行われています。
京都府の北部を流れる由良川などでは、秋になるとサケが日本海からのぼってきます。

お問い合わせ

農林水産部農政課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6866

nosei@pref.kyoto.lg.jp