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平成28年度第1回市町村研修会

平成28年度犯罪被害者等施策市町村担当者研修会を開催しました。

犯罪被害者やその家族が、一日も早く被害から回復し、平穏な生活を取り戻すためには、地域における充分な理解が必要です。
京都府では、被害者等が置かれている状況を正しく理解し、地域が一体となって被害者等を支える環境をつくるための取組のひとつとして、平成19年以降、府内市町村等の担当者を対象にした研修会を行っています。

府内一斉開催(平成28年度第1回研修会)

【開催状況】

平成28年度の第1回研修会は、人事異動に伴う顔合わせを兼ねて開催いたしました。各市町村のほか、振興局、警察、府サポートチーム関係機関から担当者等61名が参加しています。

【日時・場所】

平成28年6月16日(木)午後1時15分~午後4時10分 京都府職員福利厚生センター3階会議室

【研修内容など】

・講演「明石市における犯罪被害者等支援について」

講師 明石市政策部 市民相談室 室長 能登啓元氏

能登氏

講演では、明石市の取組、条例、犯罪被害者等に対する立替支援金の支給、二次的被害への対応を盛り込んだ先進的な条例、具体的な支援事例などについて、わかりやすくお話をされました。

・グループディスカッション・発表

参加者による想定事例に基づくグループディスカッションを実施、市町村等における被害者等支援などについて活発な意見交換が行われました。

討議

・講演「犯罪被害者等早期援助団体との連携について」

講師 公益社団法人京都犯罪被害者支援センター事務局長

同センター事務局長から、京都犯罪被害者支援センターの役割や事例などについて説明をいただきました。

・事例発表

京都府福知山警察署係長、京田辺市担当係長から、高齢の被害者に対する支援について事例発表をしていただきました。本人と御家族が安心して暮らせるように福知山警察署では事件直後からの支援状況、また京田辺市では福祉部門と連携をとりワンストップで支援をした事例で、参加者からは、日頃からの関係機関との関係づくりや連携の大切さがわかった、大変参考になったとの声が聞かれました。

府内一斉開催・死傷者多数事案に対する被害者等支援について(平成28年度第2回研修会)

【開催状況】

平成28年度の第2回研修会は、京都府警察本部と合同で開催いたしました。各自治体のほか、振興局、府サポートチーム関係機関から担当者等130名が参加しています。

【日時・場所】

平成28年12月13日(火)午後1時15分~午後5時15分 京都府警察本部別館

【研修内容など】

・講演「神奈川県における犯罪被害者支援と死傷者多数事案への取組について」

講師 神奈川県警察本部警務部警務課被害者支援室 副室長 三上佳巳(みかみよしみ)氏

講演では、神奈川県の犯罪被害者等に対する施策、具体的な支援事例などについて、わかりやすくお話をされました。

・講義「死傷者多数事案発生時の被害者支援要領について」

講師 京都府警察本部警務部警務課犯罪被害者支援室 室長補佐 堤勇一郎氏

・講演「死傷者多数事案における遺族対応」(講義・グループ討議)

講師 龍谷大学短期大学部黒川雅代子准教授(京都府警察被害者等支援アドバイザー)

黒川先生から、トリアージ(災害発生時などに多数の傷病者が同時に発生した場合、傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送を行うために傷病者の治療順位を決定すること)やこどものグリーフケア・傷病者多数事案における遺族対応等について説明をしていただきました。

参加者による想定事例に基づくグループディスカッションを実施、被害者等支援要領などについて活発な意見交換が行われました。

グループワーク

黒川先生画像

・講演「犯罪被害者等早期援助団体による支援について」

講師 公益社団法人京都犯罪被害者支援センター 担当者

同センター参事から、京都犯罪被害者支援センターの役割や関係機関との連携などについて説明をいただきました。

 

 

お問い合わせ

文化生活部安心・安全まちづくり推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4255

anshinmachi@pref.kyoto.lg.jp