きょうと生物多様性センター > 7月6日「たんぼのいきものツアー」開催しました!
更新日:2025年7月23日
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きょうと生物多様性センターでは、京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、様々な取組を展開しています。
この度、「森・里・街・川」のつながりや各エリアにおける流域連携の重要性を学ぶための第1回自然観察会「たんぼのいきものツアー」を開催しました。
令和7年7月6日(日曜日)10時30分~15時00分
・講演
【講師】NPO法人亀岡人と自然のネットワーク理事 宇野 洋平 氏
「これまでのアユモドキの保全活動 里と川のつながり」
【講師】自然写真家 飯村 茂樹 氏
「お米ってなんだろう」稲の成長とたんぼの生きものについて
・生きものの生体展示や塗り絵のワークショップ
・自然観察会
・関連する環境保全団体によるポスター展示
宇野氏からは、普段河川に生息するアユモドキの生活史において、農業の営みが非常に重要であり、里と川のつながりがとても重要であることを学びました。飯村氏の講演では、お米が育っていく様子の写真や、クイズを用いながら楽しくたんぼやそこに生きるいきものについて御紹介いただきました。
アユモドキが生息する水路や産卵場を観察し、その後、たんぼで実際に生きもの採集を行いました。大変暑い中の観察会でしたが、ヌマガエル・コオイムシなどの生きものを観察することができました。今回は残念ながら、アユモドキを見つけられませんでしたが、たくさんの生き物を採集することができ、みなさん自然と笑みがこぼれていました。
主催:きょうと生物多様性センター
共催:京都府・京都市
協力:一般社団法人亀岡オーガニックアクション
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