きょうと生物多様性センター > 【開催報告】生物多様性保全担い手研修会第3・4回を実施しました!
更新日:2026年3月26日
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きょうと生物多様性センターでは、将来の保全活動の担い手を育成するため、生物多様性保全担い手研修会を実施しています。
第3回は、地元のフジバカマを守るための防獣柵設置作業を体験し、小塩山・金蔵寺の歴史を学びました。
第4回は、古くから人々の暮らしに活用されてきたヨシ原の手入れについて、ヨシ刈りを通じて生物多様性を学びました。
【第3回】
日時:令和8年2月14日(土曜日)10時00分~14時00分
場所:小塩山、金蔵寺社境内
【第4回】
日時令和8年2月21日(土曜日)10時00分~11時30分
場所:宇治川公園
【第3回】
参加者:4名
京都府歴史的自然環境保全地域である小塩山金蔵寺の境内にて、シカ柵を設置しました。
参加者にはハンマーを初めて使う方もいましたが、講師陣に教えていただきながら、全員で網を張ったりペグを打ったりして、時間内に作業が完了しました。途中、小塩山金蔵寺の歴史を住職様に教えていただき、貴重な資料も拝見しながら参加者らと交流を深めました。
今回設置した柵内には、今後、地元のフジバカマを植栽予定です。金蔵寺に再び美しい花々が咲くよう、今後も見守っていきたい次第です。

【第4回】
参加者:11名
宇治川公園近くの河川敷のヨシ原で、ヨシ刈りを行いました。
ヨシは水辺に生える植物で、多くの生き物の棲みかとなるほか、茅葺き屋根や祭りなど、人々の暮らしにも古くから利用されてきました。
しかし、その維持には、毎年のヨシ刈りやヨシ焼きといった人の手による管理が不可欠です。研修会では、ヨシについて、生き物の視点と人の利用の視点の両面から解説を受けた後、実際にヨシ刈りを行い、刈り取ったヨシを束ねていきました。
人の背丈を超えるヨシを刈る大変さを実感するとともに、近年はツルクサが増加し、ヨシの生育を阻害しているとの説明を受け、その様子も現地で確認することができました。
刈り取った後の地面には、小さな草の芽生えも見ることができ、これからヨシが成長する夏に向けてどのような変化があるのかも見ていくことができればと思っています。

主催:京都府、きょうと生物多様性センター
協力:宇治川のヨシ原を守るネットワーク(第4回)
お問い合わせ
きょうと生物多様性センター
075-744-1107
contact@kyotobdc.jp