更新日:2026年4月16日
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巨椋池(おぐらいけ)とは、かつて伏見区、宇治市、久御山町にかけて存在した京都府最大の池です。時代に合わせて漁業や観光地として栄えた広大な池でしたが、様々な理由から昭和初期に干拓事業が実施され、現在ではほとんどが農地に姿を変えました。本企画では、京都市青少年科学センターときょうと生物多様性センターの共催で、歴史と標本の観点からかつての巨椋池の環境について学びました。
令和8年2月7日(土)14時~15時30分
京都市青少年科学センター 展示場2階「多目的室」
京都市青少年科学センターにて、令和7年11月22日(土)から令和8年3月15日(日)まで開催された企画展「巨椋池の生物標本」に合わせて、巨椋池について学ぶ共催イベントを開催しました。
第一部では宇治市歴史資料館学芸員の大塚氏より「巨椋池ってどんな池?」というタイトルで巨椋池の歴史について解説いただき、河川改修により環境が変わるとともに人々の生活にも影響したことが、漁具や商いの変化に現れていることを学びました。第二部では大阪市立自然史博物館主任学芸員の横川氏より「巨椋池産の水草再発見:標本が語る自然史の記録」というタイトルで巨椋池の植物相と標本について解説をいただきました。岸部から水深の深い場所に向かうにつれて水草の種類が変わることや、干拓前後で植生が変化したこと、古い標本を見直すことで新たな発見が見つかることを学びました。途中で企画展示場を見学し、科学センターが所有する巨椋池産の動植物標本(昆虫や貝類、植物)やパネル展示について、科学センター職員より解説をいただきました。
当日は41名の方がご参加くださり、京都に存在した幻の巨椋池について色々な角度から学んだ一日となりました。
京都市青少年科学センター、きょうと生物多様性センター
協力:きょうと生物多様性センター友の会準備会


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きょうと生物多様性センター
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