きょうと生物多様性センター > 生物多様性センターの取組 > 7月21日「きょうと生物多様センター設立記念シンポジウム」について
更新日:2023年7月23日
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京都府と京都市の府市連携により設置した「きょうと生物多様性センター」設立を記念し、令和5年7月21日に府立京都学・歴彩館において、「京都の暮らしや文化と生物多様性の恵み~暮らしの豊かさを支えるものとは~」をテーマに設立記念シンポジウムを開催しました。
当日は、オンライン視聴も含め、500名を超える皆様方にご参加いただくことができました。また、閉会後も多くの方がホールに残られ、若者も含め、参加者同士で熱く語っておられたり、交流を深めておられるようすを見ることができました。
参加した皆さんからは、発表の場がないとか、集めたデータや標本を活かす場がないなど、いろいろな声を聴くことができましたし、特に熱心に取り組む若者がたくさんおられることも新たな発見であり、こうした次世代の方々のモチベーションを高める取組を展開していく必要を強く感じました。
令和5年7月21日(金曜日) 午後1時~午後4時
【会場】京都府立京都学・歴彩館 大ホール(〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-29)
【オンライン】Zoomウェビナーによる配信(詳細はオンライン参加申込者のみにお知らせします。)
【講演者】山極 壽一 きょうと生物多様性センター 名誉センター長
(総合地球環境学研究所長)
【演題】「人類の進化や文化と生物多様性の関わり~暮らしの豊かさを支えるものとは~」
生きものの魅力発信や生物多様性保全に取り組まれている方々から取組内容を紹介いただくとともに、生物多様性の課題や私たちに何ができるかを参加者の皆様と一緒に考えます。
【進行】
湯本 貴和 きょうと生物多様性センター センター長(京都大学名誉教授)
【登壇者】
山極 壽一 きょうと生物多様性センター 名誉センター長
河﨑 誠記 氏(京都水族館 副館長・展示飼育チーム長)
京都水族館では、地球環境やいのちの大切さについて未来を担う子どもたちに伝える活動「AQTION!(アクション)」を推進しています。水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、子どもたちや地域社会と一緒に取り組んでいます。京都水族館では、オオサンショウウオの展示、里山の再現など、京都の水の恵みによるいのちの共生も大切なテーマです。当日は、展示の工夫や飼育の苦労などを御紹介します。
マーシー 氏(YouTuber)
YouTubeチャンネル「マーシーの獲ったり狩ったり」において、生きものの魅力や外来生物の問題点等を発信。
吉武 諒人 氏(令和4年度京都環境賞(大賞)受賞者・中学生)
「生き物共存大作戦」をテーマに現状や環境問題を知ってもらうための活動を小学4年生から継続。自身で描いた絶滅危惧種の絵を使用し利益を自然保護団体の支援金にするクラウドファンディングや、YouTubeチャンネルでの発信等を実施。
13時00分~主催者・来賓者等の挨拶
13時15分~基調講演
14時00分~休憩
14時10分~取組紹介
14時45分~休憩
14時50分~意見交換(パネルディスカッション)
15時30分~舞台上での昆虫標本等の展示
16時00分 終了
きょうと生物多様性センター運営協議会
京都府、京都市
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