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「第13回文化力による京都活性化研究会」「第13回次世代の文化創造研究会」開催結果

 

日時

平成22年3月16日(火曜日) 午前10時から正午まで

場所

京都府公館4階 第5会議室

出席者

懇話会委員ほか事務局(京都府)など

内容 

(1)開会あいさつ
 
(2)議事

平成21年度「京の文化振興プラン」関連事業実施報告及び平成22年度「京の文化振興プラン」関連事業実施計画について

別添資料(※)により、事務局から報告、説明
平成21年度「京の文化振興プラン」関連事業一覧(PDF:24KB) ※平成22年度「京の文化振興プラン」当初予算措置状況一覧(PDF:21KB)

意見交換
平成21年度「京の文化振興プラン」関連事業について


京都文化ベンチャーコンペティションについて

  • 3回目ということで一定の成果が出てきた。若い人が出てきているというのも良い。そろそろ次の展開をする時期ではあるが、民間等に任せるとか、また単にコンペをするだけでなく、民間や関係団体の協力を得て、組織的にバックアップしていくことが出来るのか?

    (事務局)昨年の事業仕分けにおいても同様の指摘をいただき、来年度は200万円減額した700万円で予算計上している。コンペをやるだけにとどまらず、今年度は文化ベンチャーネットワーク(CVN)を3回開催し、受賞者と民間の方とをつなぐ場を設けてきた。第1回、2回の優秀賞受賞者が新たな展開を見せ始めており、やっとネットワーク本来の趣旨が芽を出せてきたと感じている。今後もこの課題について22、23年度の2年間、力を費やすのが府の努めだと思っている。また、京都商工会議所も今年度、このモデルの部分と同じ事業を立ちあげており、今後ドッキングできればと相談させていただいている。出来れば海外にもPRしていきたい。
     
  •  京都というのは国際的な展開をしないといけない。次のステップ として京都の文化を公共財として、今度は行政が世界に出していくことが必要。

    (事務局)文化ベンチャーのホームページを立ち上げており、今夏までに英語版でも展開していきたい。
        
  • 文化庁の「日本の工芸を世界に知らしめる」といった委員をしているが、日本の工芸はどこの国でも訳せない質の高さ、姿勢の高さなどを考えると「工芸」は「KOGEI」、「漆」は「URUSHI」でいこうという運動をしようと決まったところである。今回の英語化に当たっては、やはり京都で日本語でしか表せないものを日本語で表して、京都の伝統工芸の魅力を発信していただければと思う。 
      
  • 3回目ということで産業的、文化芸術といった部分で色々と問題点も出てきている。今後、整理していきたいと考えている。その中で、高校生が未来の京都についてすごく前向きに考えてくれていることを発見できた。ここから中学生、大学生と拡がっていくのはいいことだと思う。

    「古典の日」について
  • 古典の日のイベントは年配の方が多いというのは、問題だとは思わない。今の若い人は古典的なものよりは、携帯小説など新しいものを求めているが、それも小説を読む1つのきっかけとなればいいと思う。『源氏物語』も中身的には今の恋愛小説と変わらないのに、難しく近寄りがたいと思われているところが問題。今大事なことは、若い人が中年くらいになった時にどこかで聞いたなって思える状況を作っておいて、時間的・経済的に余裕が出来た時に、ゆっくり読んだり追求したらいい。

    平成22年度「京の文化振興プラン」関連事業について

    京都文化ベンチャーコンペティションについて
  • これまでコンペに関わってきて、高校生が未来の京都についてすごく前向きに考えてくれていることを発見した。来年度の新規事業に高校生を対象としたものが出てきたというのはまさしくそういうこと。ぜひ、特別支援学校の高等部や同じくらいの世代の専門学校生、障害のある人たちなど対象を広めに考えていただけるようお願いしたい。

    (事務局)京都アートフリーマーケットにおいて、これまでに3回ほど知的障害者の方々の作品を出品いただいたり、他部ですが「京都とっておきの芸術祭」という障害者の方を対象とした芸術祭を開催したりしているが、こういうものを新規事業の中でセットにしてやれるようになればこのことが可能になる。来年度、募集時に総合支援学校高等部あたりを1つのターゲットにしていきたい。

    「古典の日」について
  • 「古典の日」は、もともとある種の国民運動にもっていくという意図があったと思うが、今後、国民運動やもう少し広い意味で日本中に定着させるにはどうするのか、その方向性をお教え願いたい。

    (事務局)「古典の日」運動が日本の、京都の中でどのくらいの位置づけにあるのかというとまだまだの状況。と同時に、参加していただいている方は年配者が多く、6・7割は50代以上という現状で若い人にどうやって古典の日を広めていくのかが課題である。来年度以降は、地道な文化活動を進めていくとともに、来年の11月1日を「古典文化振興法」(仮称)の制定を目指していき、特に若い人に広めていくことを最大のテーマとして国民文化祭と一緒に推進していきたい。 
      
  • 展開の方法はいろいろあるが、やはり関西圏(大阪、神戸、奈良、滋賀など)の足元を固めながら進めていく必要がある。大変だが古典文化振興というのはいいこと。いきなり振興法ができたら面白くないと思うので、もっとオープンにして議論が沸くような状態を作ったらいいと思う。

    (事務局)関西をまとめるのは「文化」しかないだろうと認識している。来年度は、予算と相談しながら大きなフォーラムを東京、大阪でもやりたいと考えている。  
     
  • この活動を関経連にお伝えしたところ、積極的に連携できるのではないかという反応。
        
  • 京都の高校生には『源氏物語』を読んでおいて欲しいと思うが、実行が難しい。学校現場の先生が古典に触れて楽しい、面白いと感じ、日本の古典の素晴らしさを知れば生徒も変わってくると思う。各学校に古典主任の先生を配置するとか、先生を対象にエッセイを募集するなど、京都に住んでいる縁を感じてもらいながら、みんなが古典を身近なものに感じていけたらいいと思う。    
     
  • これまでに「京都に文化芸術が大事だ」ということは散々言われていて、これだけのイベントや試みがあり、私は飽和状態だと思っている。これ以上新たなものを別立てで作っても現場の先生に落とし込むのは、時間が無く困難な状況。その中で古典を若い世代に提示するのであれば、30、40代の親世代にアピールしていくのが1番であり、古典を今に生かすとはどういうことなのかということをみんなが色々な角度から語り合う余裕と気持ちがあるかということが重要。

    総論
  •  お金が無いときにどうやって工夫して楽しむか。あんなに手間を掛けてお茶を入れたり花を生けたり、家の坪庭に海とか宇宙、世界を見るなんてことで楽しめる京都であったら、少々経済が破綻しても楽しいのではないかと思う。    
     
  • 経済状況が厳しくなる中で、文化の衰退という問題について危惧のメッセージを出していく必要がある。教育現場を見てもベンチャー意欲の低下を感じる。ぜひ京都府では「文化」に力を入れるんだと政策メッセージを発信していただきたい。また、京都の企業は文化に対して非常に理解が深く、文化的事業を積極的に取り組んでおられるので、行政枠の中でも取り上げていただくと何か他とは違う熱意を感じられるのではないか。

    (事務局)「古典の日」の推進を大きく打ち出していくことで文化に対する意欲を見せていきたい。学生の意欲低下というのも大きな問題。また、京都の各企業には文化に対して色々な形で支援をいただいているが、それが見えにくいという部分がある。国民文化祭を開催する平成23年を「京都文化年」と位置づけ、各企業の文化事業と併せて取り組み、夏頃には何らかのメッセージが出せると思っている。

    (3)閉会

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