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第3回京の文化次世代育成プラン検討委員会開催結果

 

日時

平成23年8月30日(火曜日) 午前10時から正午まで

場所

京都府公館 第5会議室

出席者

大野木啓人委員、加柴和成委員、河島伸子委員、小池一範委員、小暮宣雄委員、辰巳綸紗委員、土居好江委員、山本壯太座長 

議題

  1. 「京の文化次世代育成プラン」中間案について
  2. その他

委員意見の要旨

  • 次世代に継承していくべきものは、思いやり、譲り合い、自然への尊敬、生かされていることへの感謝の気持ちなど、日本人が培ってきた精神。これは時代を超え、世界を先導するものであり、京都から発信し続けなければならない。
  • 地域では現在でも子供が集まるところはあるので、出前講座で年数回文化体験をする、大学と提携して毎月様々なテーマのWSを開催する、などは可能。民間に協力してもらい継続すると、将来的には地域活性化につながる。
  • 大きなことをするよりも、小さくても内容の充実したものをコミュニティで実施したほうが、効率がよく、効果もあるのでいい。
  • 地域では様々な活動がある。同じ活動をしている人を一堂に集めて発表することで、地域も理解するし、子供同士の交流も生まれる。そこから合同で作品を作る、などに発展すれば面白い。
  • 京都市内と京都市外は特性が異なる。「京都市内から京都市外へ」とその逆の両方の交流により、京都文化を府全域に広げることが重要。
  • こども達が地域の物語をつくる“こどもものがたり”は、どういう動きをしていくのか難しいが、物語の発表形態は、劇・歌・冊子・HPでの公表などいろんなパターンが考えられる。子供が体験し、自信をつけ、認識しながら、地域のことも理解できていく、ということが大事。
  • 「祭」は地域の生活文化の象徴的存在であり、こども達が参加しやすい場でもある。壊滅しかかっている地域の祭を、若者の力で復活するような施策が必要。
  • 高齢者の中には熟練した職人や芸術家も多い。高齢者と若者がコラボレーションする施策ができないか。
  • アーティストバンクは府のネットワークを活用すれば実現可能。この仕組みを利用して、日本中に京都の知恵を発信していくこともできる。
  • 映像は京都の宝の一つ。最近は中学生も映像を使いこなしているので、映像を取り上げられないか。
  • 京都は国内・国外の様々な文化を受け入れ、発信してきたところ。子供時代の国際交流は重要であり、国際文化交流について取り上げられないか。

お問い合わせ

文化生活部文化政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4223

bunsei@pref.kyoto.lg.jp