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更新日:2013年1月1日

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JR線高架化の効果 -交通量調査の結果-

 JR線高架開通によって、周辺地域の交通量にどのような影響を及ぼしたかを調べるため、平成18年2月・3月に交通量調査を行いました。
※以下の調査結果については午前7時から午後7時までの交通量のデータです。

1.スイスイ通れる道路になりました。

 JR線高架開業により、6箇所の踏切が取り除かれ、3箇所の踏切が縮小されました。

 6箇所の踏切箇所では踏切待ちが無くなり、縮小された踏切についても遮断回数が大幅に減り、篠尾踏切では踏切遮断時間が約3時間半短縮されました。(グラフ1-1)

 踏切待ちによる渋滞が解消され、踏切前での自転車、歩行者の「たまり」という危険な状況もほぼなくなりました。(グラフ1-2)

 引き続き、KTR線の立体交差化工事を行うことにより、「踏切待ち」の解消をめざしていきます。

グラフ1-1 篠尾踏切の遮断状況のグラフ(遮断回数約100回減少、遮断時間約3時間半の短縮)

グラフ1-2 篠尾踏切における高架開業前後の踏切待ち状況のグラフ

2.まちが賑やかになってきました。

 今回、6箇所の踏切が取り除かれ、3箇所の踏切が縮小された結果、若干、自動車類交通量の伸びがみられました。また、歩行者数・自転車数が減少していますが、これは以前は駅に北口しか無かったため、駅南部に向かう人は踏切を横断しなければならなかったのが、JR新駅に新たに設けられた駅南口を利用するようになったためと推測されます。(グラフ2-1)

 今後、線路を横断する道路の建設(福知山市施工)が予定されており、線路の南北を一体としたまちの発展が望まれます。

グラフ2-1 高架開業前後の鉄道交差道路の交通量の変化(グラフ)

3.みちの安全にも効果がありました。

 幹線道路上にある篠尾踏切で待つ回数、時間が大幅に減ったことにより、篠尾踏切の自動車類交通量が増えました。(グラフ3-1)また、いわゆる「抜け道」として使われていた、国道につながる生活道路上にある下篠尾踏切の自動車類交通量が約6割も減り(グラフ3-2)、周辺部の生活道路の安全性向上にも効果があることがわかります。

グラフ3-1 篠尾踏切の交通量の変化のグラフ

グラフ3-2 下篠尾踏切の交通量の変化  

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