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中丹地域医療構想調整会議福知山市部会(平成30年10月4日開催)の審議概要

開催日時

平成30年10月4日(木曜日)14時から16時

開催場所

京都府中丹西保健所講堂

出席名簿

出席者名簿のとおり

審議の概要

(1)病院の役割と今後について

各病院から、資料1により説明

(2)病床機能報告に係る機能区分について

事務局から、資料2により説明

<主な発言>

  • 昨年から看護師を中心に入退院がスムーズに行えるようPFMの手法を導入。頻回に入退院を繰返す方や抗がん剤治療の方等、病院としても在宅ケアチームで対応している。
  • 療養病床の患者を在宅に戻すことは、介護の負担が多く難しく、看取りまで考えている。
  • 急性期の入院を2つの病院で対応いただき助かっているが、いつでも入院出来る体制をお願いしたい。
  • 口腔フレイルは初期段階であり、予防すれば良い方向になる。口腔ケアによる医療連携を広く推進していきたい。
  • ポリファーマーシーの医療連携に向けた場づくりが必要である。
  • 認定看護師も増えている中で、ワークライフバランスを含め子育て世代の看護師が働きやすい環境づくりに取り組んでいる。
  • 訪問診療、生活を支えるヘルパーやケアマネジャーとの連携が重要となってくるが、それぞれの立場の思いが情報共有として結びつかず、連携が難しい状況である。
  • 状況によっては病院からの紹介が遠方の病院になり、家族に負担がかかる場合もある。
  • 医療は在宅の中で切っても切れない状況となっているが、在宅医療を進めていく中で、開業医と訪問看護を軸にして、そこに介護が入っていくというシステムがよい。
  • 独居や老老介護等、キーパーソンが遠方の場合、本人の既往歴など答えられない家族も多い。家族の協力が得られない中で悪戦苦闘している。
  • 高齢者施設は看取りが増えてきており、看取りの施設としての役割を感じている。
  • 介護は施設系・訪問系とも人材不足が深刻。募集をしても応募が無い状況。
  • 病院も人材不足が大きな課題。病床が維持できるかが地方の最大の問題である。そのため、医師会は看護学校の定員を増やす方向で協議を行っている。
  • 介護系スタッフをどうやって確保するかについては、公的なところで考えないと現場サイドでは限界が来ている。労働力も外国から入れないと医療・介護は維持出来ない。
  • 在宅医療を推進するにあたり、医療・介護人材不足という大きな問題がある中で、関係機関が密に連携し、無駄のない、安心できるシステムについて、それぞれ考える必要がある。

配付資料

お問い合わせ

中丹広域振興局健康福祉部 中丹西保健所

福知山市篠尾新町一丁目91

ファックス:0773-22-0429

chushin-ho-nishi-kikaku@pref.kyoto.lg.jp