トップページ > 京都電機器株式会社(宇治市)
更新日:2026年1月5日
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【事業内容】半導体製造装置用電源装置や画像検査用LED照明等の開発・製造・販売
企業HP:https://www.kdn.co.jp
【京都ゼロカーボン・フレームワーク計画及び実績】
基準年度:評価の対象となる排出の量650.4トン
(計画)1年度目(令和5年度):評価の対象となる排出の量:624.5トン(-4.0%)
2年度目(令和6年度):評価の対象となる排出の量:624.0トン(-4.1%)
(実績)1年度目(令和5年度:評価の対象となる排出の量:628.3トン(-3.4%)
2年度目(令和6年度):評価の対象となる排出の量:566.1トン(-13.0%)
優良事例紹介概要(京都電機器株式会社)(PDF:342KB)

これまでも、環境マネジメントシステム(ISO14001)に基づき、環境活動を実施してまいりましたが、SDGsの社会的風潮も高まり、サステナビリティ方針を策定しました。
主な顧客である半導体業界に対しては、省電力のカスタム電源の開発・製造を進め、半導体製造装置の電力削減にも寄与してまいりました。
温室効果ガス排出量の削減のための取組を模索していた折、金融機関より京都ゼロカーボン・フレームワークによるサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)のご提案をいただきました。このSLLでは排出量削減の目標が設定されていたため、これまでできていなかった温室効果ガス排出量の算出をおこない、目標達成に向けての具体的な取組を実行するためにも、金融機関からの提案を受け入れることとしました。
会社の経営方針でもSDGsを掲げていたとともに、金利優遇のインセンティブもあったことから、社内の合意形成にもつながりました。
弊社では、蛍光灯照明器具をLEDに更新する計画をたてていたのですが、金融機関から補助金情報を提供いただき、LED化に補助金を活用することができました。
また、太陽光発電設備の導入も金融機関によるビジネスマッチング支援により、太陽光発電の提案から工事、アフターサービスまで満足できる事業者を紹介していただき、運用までスムーズに進めることができました。
設備導入前には省エネ診断も金融機関より紹介いただき、導入効果をシミュレーションすることができました。
社内で委員会を設置し、LED照明への更新や太陽光発電の導入を進めました。令和6年度に700台の蛍光灯器具をLEDに更新したことで、排出量削減に大きく貢献しました。また、令和7年度には、社屋の屋根や屋上に自家消費型の太陽光発電130kWを設置しました。これらにより季節にもよりますが、全体の約30%の電力使用量の削減が見込まれます。
LED照明への更新では、金融機関に紹介いただいた「京都府サプライチェーン省エネ推進事業補助金」を活用しました。この補助金を活用する際、「京都ゼロカーボン・フレームワーク」によるSLLを利用していたため、補助率が3分の1から2分の1に引き上げられて、予定より費用を抑えることができました。
太陽光発電設備についても「京都府太陽光発電等導入促進事業補助金」を活用して設置しました。また、「中小企業経営強化税制」による税制優遇措置の適用を受けることで、税負担の軽減にもつなげています。

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照明器具を蛍光灯からLEDへ更新

社屋の屋根・屋上の3ヶ所に太陽光パネルを設置
温室効果ガス排出量の管理・削減を要求される顧客に対し、これまでは有効な改善策を示すことができておりませんでしたが、目に見える形で効果が表れており、今後、評価いただけることも期待されます。
今後は社内だけでなく、弊社サプライヤー様も含めた排出量削減を求められることが予想され、その推進は大きな課題となります。
今後は、古い空調設備を省エネタイプに更新することでエネルギー使用量を削減していきたいと考えています。
太陽光パネルは現在取付可能な場所にはすべて設置しましたので、敷地内の駐車場を活用したソーラーカーポートや将来的には外壁設置も可能なペロブスカイト太陽電池の導入も視野に入れて考えています。
(取材日:令和7年10月10日)
京都府では、地域金融機関等とともにESG投融資を促進し、府内企業の脱炭素化を支援する全国初の仕組み「京都ゼロカーボン・フレームワーク」を構築しました。
<本フレームワークの特徴>
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