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京都府と京丹波町が船井郡京丹波町下山地内の由良川水系高屋川支川畑川に建設を進めている畑川ダムの定礎式を平成23年11月28日に行いました。地元住民約80名のお出迎え等、地元の歓迎を受ける中、国会議員、国土交通省、府議会議員、町議会議員や土地提供者や工事関係者など約130人に参加頂き、ダムの永久堅固と安泰を祈願しました。
式典は、山田京都府知事の式辞、近藤京都府議会議長、澁谷国土交通省水管理 国土保全局治水課流域治水室長の祝辞を頂いた後、定礎の儀に入りました。
府及びJV職員の威勢のよい掛け声とともに、約109kgもある御影石の礎石が搬入、鎮定箇所に据えられ、「礎石鎮定(そせきちんてい)の儀」、「斎鏝(いみごて)の儀」、「斎槌(いみつち)の儀」が厳かに執り行われ、地元下山小学校児童等の夢、希望を書いたメモリアルストーンも礎石の周りに鎮定されました。
【礎 石 の 搬 入】
【礎 石 鎮 定 の 儀】
【斎鏝(いみごて)の儀】
【斎槌(いみつち)の儀】
【メ モ リ ア ル ス トーン】
その後、200tクレーンでつり下げたバケットから、山田京都府知事の放出スイッチによりコンクリートが放出され、礎石がダム本体と一体化され、下山小学校児童の「鼓笛演奏」、「くす玉開披」、寺尾京丹波町長の発声による「万歳三唱」で定礎を祝し、滞りなく式典が終了しました。
【コンクリート放出】
【鼓 笛 演 奏】
【く す 玉 開 披】
【万 歳 三 唱】
畑川ダムは、京都府が初めて建設する洪水調節、水道用水の確保、正常流量の確保を目的とする多目的ダムで、ダム本体は堤高34.0m、堤頂長87.75m、総貯水容量1,960,000m3の重力式コンクリートダムです。支川部に脇ダムとして設ける遮水擁壁工(堤高21.8m、堤頂頂105.0m)は平成23年6月から、ダム本体は平成23年8月からコンクリート打設を開始しており、これから工事は最盛期を迎えようとしております。
日毎にその姿を現していきますが、安全や周辺環境に十分配慮しながら、平成24年度末のダム完成に向けて鋭意工事を進めていきます。
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