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畑川ダムの目的・効果

畑川ダムの目的

 丹波高原の分水嶺に位置する京丹波町は、水道水源を地下水や渓流からの取水に依存していることから渇水の影響を受けやすく、安定した水源の確保が求められていました。
 また、町内を流れる高屋川及び畑川は、出水のたびに被害が発生しており、治水安全度の向上も求められていたことから、水道水源の安定的確保、洪水被害の軽減を図るため、京都府と京丹波町が共同して建設し、平成24年度に完成、平成25年度から供用開始しています。

洪水調節のしくみ

 畑川ダムは、洪水調節用のゲートを持たない自然調節ダムで、ゲートの代わりに開口部よりダムから流れ出る水の量を自然に調整する方式を取っています。
 このようなダムを自然調節ダム(ゲートレスダム)と呼んでおり、洪水時の煩雑な操作が不要になることから、管理コストが抑えられるといった利点があります。

畑川ダムの洪水調節図

洪水調節の効果

 畑川ダムは、ダム地点の計画高水量200立方メートルのうち、90立方メートルを洪水調節することで、下流の畑川及び高屋川の洪水被害を軽減します。

畑川ダム諸量データ

管理中の畑川ダムの貯水位、流入量、放流量などの諸量データ等をご覧いただけます。

 

お問い合わせ

建設交通部大野ダム総合管理事務所

南丹市美山町樫原中ノ山48-5

ファックス:0771-84-0239

dam-shomu@pref.kyoto.lg.jp