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サイクリング豆知識

自転車に適した服装は?

気軽に楽しむサイクリングなら、着慣れた長袖または半袖のTシャツと伸縮性のあるズボン(ただし幅の広いものは避ける)でよいでしょう。寒ければトレーナーなどで調整し、その上からウインドブレーカーを着けます。また夏には短パンで走ると心地よいものです。目立つ色や夜であれば白色のウエアを着用すると、ドライバーから確認しやすくなります。
本格的な長距離サイクリングに挑戦する場合は、背中に小物用のポケットがついたレーサージャージサドルが当たる部分にパッドがついたレーサーパンツを。手袋は軍手または指の先端が出るサイクリング手袋を用います。

どんな自転車に乗るか?

サイクリングの目的や距離、主に走る道路の状況により、それぞれに適した自転車があります。短距離や日帰りのサイクリングなら、日頃使用している軽快車でも可能。ただし、アスファルトの舗装道路をスピードを出して走るならロードレーサー、歩道またはオフロード、山道を走行する時はマウンテンバイクが、疲れず安全・快適なサイクリングに適しています。

自転車走行時のマナー

車や歩行者だけでなく、自転車同志の接触や衝突を避けるためにも、交通ルールはもちろん、マナーを心得てサイクリングを楽しみましょう。グループで走る時は道いっぱいに広がらず、列をつくって走ります。その際、体力や経験のない初心者を列の中ほどにして、最後尾のリーダーがペースや状況をチェックするようにします。

サイクリングは有酸素運動が基本

サイクリングは、長時間同レベルを保ちながら続けることのできる運動です。大きなエネルギーを一気に発揮させるスポーツとは異なり、有酸素運動が基本となっています。有酸素運動とは、呼吸をしながら酸素を体内に取り入れ、体脂肪と筋肉や血液、肝臓に蓄積されているグリコーゲンを運動エネルギーに変え、筋肉内に発生した乳酸を取り除く仕組みになっています。
額にうっすらと汗をかく程度のスピードで20分以上継続すると体脂肪の燃焼が促進され、ダイエットに役立つと言われています。
逆に坂を登る時やスピードを出す時には、爆発的にパワーを発揮する無酸素運動に切り替わってしまいます。その後筋肉にたまった乳酸などを取り除くため、早い呼吸が行われます。

疲れず、乗りやすい位置をキープ

無理なく効率的にペダルに力を込めるには、ハンドルとサドルの高さが重要なポイントとなります。ハンドルが高くサドルが低いと、全体重がサドルにかかってお尻が痛くなるので、ハンドルとサドルは同じ高さに。そうすれば腕の引きつけもよくなり、登り坂などでペダルに力を伝えやすくなります。
サドルの高さは、ペダルを踏み下ろした時に足が真っ直ぐに伸び、つま先から3分の1ほどがペダルについた状態になるように調節します。

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