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地域と学びをつなぎ、若い力を地域の力に 京都のまるごとキャンパス化(府民だより4月号)

  シリーズ「地域創生」 暮らし続けたいと思える地域をつくろう!

学生の学びの場を広げていきたい

京都は、「学生のまち」と言われています。学校基本調査によると、平成27年5月1日現在、京都府の学生・院生は165,953人で、府内人口の約16人に1人が学生となり、全国1位となっており、多くの学生が学んでいます。
 学生の学びの場は、大学のキャンパスだけではありません。大学の学びが、社会に繋がっていることを実感するためには、地域社会の中で学ぶという経験も大切だと考えています。

府域の特色ある取り組みを学びと重ね学びの魅力を高めていく

 府内には、平安建都以来1200年にわたる歴史都市・京都はもとより、さまざまな特色を持った地域があります。たとえば「海の京都」。日本海に面する府北部地域は、古代より大陸文化の交流の窓口として栄え、多くの神話の舞台となっています。そして「森の京都」。府中部地域は「森」の恵みが豊かであり、森と関わる豊かな生活・文化を伝えてきた地域です。さらに「お茶の京都」。府南部地域は、日本茶を代表する抹茶、煎茶、玉露発祥の地であり、日本の喫茶文化を支えてきた地域です。こうした自然や歴史・伝統などの地域資源をはじめ高い技術力を持った中小企業の集積など、さまざまな魅力に満ちた資源や資産があります。
 こうした府域の特色を生かした大学の授業や研究活動を府内各地で展開することにより、学生たちが京都全域をまさにキャンパスとして活動できるようにしていくことが“京都のまるごとキャンパス化”です。
 学生に来て欲しい市町村と地域で学びたい大学とをつなぐことにより、多くの学生が大学のキャンパスを飛び出して、府内各地で地域をフィールドとした活動を経験し、学び、交流する中で成長できる取り組みを進め、大学で学ぶことの魅力をさらに高めると同時に、地域に愛着を持ち、地域に貢献する人材を育てることを目指しています。

「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業」で地域を元気に

 府内各地をキャンパスとして多くの学生が活動できるよう、大学に対して必要な活動費を支援するとともに、府内各地において、大学が活動する拠点の整備ができるよう市町村に対して支援を行う事業として、新たに「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業」を実施します。ソフト・ハードの両面から、学生が地域の中で学び、元気で魅力的な地域づくりを推進するこの取り組みに、皆さんもぜひご協力ください。

詳しくはこちらをご参照ください:1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業(PDF:294KB)

お問い合わせ

総合政策環境部大学政策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4389

daisei@pref.kyoto.lg.jp