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(未指定文化財・防災道路改修)
与謝郡伊根町新井
新井崎神社は、丹後半島の東端に所在します。
創祀は、平安時代の長徳4(998)年と伝えますが、詳細は不明です。現在の本殿は、16世紀の終わり頃の文禄年間に建立されたものを寛文11(1671)年に再建したと言われています。 また、その後、境内が整備され、昭和36(1961)年に本殿修理や覆屋の建設が行われたとされます。
境内では、新井地区に鎮座する荒(三柱)神社、恵比寿神社とともに催される三社の祭事「朝妻祭」で、京都府の登録無形民俗文化財となっている「新井の太刀振・花踊」(平成2年2月18日登録)が行われます。
また、新井崎神社には、秦の始皇帝の命で不老不死の薬を探し求めた徐福(じょふく)に関する伝説が伝わり、当社の祭神となっています。
今回、海に面した境内地(防災道路となっている参道)の一部が崩落したことから、その改修事業に助成を行いました。
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