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(未指定文化財・屋根修理)
南丹市美山町野添夷堂
深見寺は、南丹市美山町にある曹洞宗の寺院です。
元は、天正元(1573)年に、同町深見の地に創建されたものと伝えられ、このことから「深見寺」の名で呼ばれています。当地に移転したのは、文禄4(1595)年と言われ、茅葺屋根の本堂は享保16(1731)年の再建で、庫裏も江戸時代の末頃には建てられたものと考えられます。
なお、同寺が所蔵する「絹本著色等栄信倫禅尼像」は、延徳4(1492)年の賛が記されるもので、京都府指定有形文化財(美術工芸品)に指定されています(平成7年3月14日指定)。
庫裏の茅葺屋根の経年劣化が進行し、雨漏りの恐れが生じたことから、その修理事業が計画されたため、これに助成を行いました。
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