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(国指定史跡・災害復旧)
八幡市八幡高坊
石清水八幡宮は、伊勢神宮、賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)とともに日本三社の一社です。
平安時代前期の貞観2(860)年に、宇佐神宮から勧請されたことに始まり、京都盆地西南の男山(標高143m)の山上に鎮座します。
神仏習合によって、創建当初から境内にあった護国寺と一体になった宮寺形式をとり、かつては多くのお堂が設けられていました。けれども、明治維新に伴う神仏分離により、その多くが解体又は移築され、境内の各所に見られる、かつて建物が建てられていた平坦地がその名残をとどめています。
平成24年8月14日に山城地域を襲った集中豪雨により、男山の山中にある石清水八幡宮境内では各所で斜面が崩れるなど、大きな被害が発生しました。境内が国史跡に指定されていることから、復旧事業は文化庁の補助事業として進められましたが、当基金においても復旧事業の一部に助成を行いました。
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