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平成24年度 文化財修理(大川神社)

大川神社(舞鶴市)

(舞鶴市指定有形文化財・屋根雪止具設置) 

所在地

 舞鶴市字大川589番地

概要

 大川神社は、由良川の左岸にそびえる徹光山(200m)の東側山腹に鎮座します。社伝によれば、「顕宗天皇乙丑年(485年)に宮柱を立て鎮祭」とありますが、創祀の詳細は不明です。平安時代に編纂された『延喜式』神名帳に掲載される「式内社」(名神大社)で、旧丹後国内では籠神社(宮津市)に次ぐ伝統と格式を備えた神社とされています。

 江戸時代には、田辺藩主であった細川氏の保護を受けて境内が整備されました。谷間を階段状に整地して設けられた社殿は、江戸時代から明治初め頃に建立されたものです。本殿(1872年建設)・拝殿(1820年建設)・中門(1790年建設)は、舞鶴市の指定有形文化財に指定されています(平成8年3月1日指定)。

 

 毎年大雪にみまわれる当社では、屋根に積もった雪の落下により、社殿が傷むほか、神社関係者や参拝者にも危険が及ぶため、中門や拝殿への雪の落下を防ぐための雪止具設置に対して助成を行いました。

 

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お問い合わせ

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