平成29年 秋 清水寺夜間特別拝観
清水寺様の御協力により、「文化財を守り伝える京都府基金」に御寄附をいただいた皆様限定の夜間特別拝観内覧会を開催し、合計24名の方に御参加いただきました。
1 日時
2 場所
3 概要
- 観音様の慈悲の心を表した青い一筋の光が夜空に放たれる中、思い思いに境内を御参拝いただきました。
- 普段は人で混雑する境内も、寄附者限定拝観のこの日は人影もほとんどありません。ここ数日の冷え込みで山内の木々も色づきはじめる中、参加いただいた皆様は、舞台から京都市内の夜景を眺めたり、光に浮かび上がる建物の写真を撮影したりと、思い思いに過ごされました。
- 清水寺では、現在国宝の本堂屋根修理工事が行われており、本堂はすっぽり素屋根(※)に覆われています。夜間拝観時には光に包まれた本堂が素屋根から透けてみえ、今しか見ることのできない幻想的な光景がひろがります。
※素屋根:修理の間だけ建てておく仮の建物で、作業の足場や材料の保管・加工場所として使われます。清水寺本堂の修理現場では、伝統的な丸太組みの素屋根が建てられています。
- 御参加いただいた方からは「ゆっくり参拝できてとても良かった。」といった御感想をいただきました。
- 清水寺様からは、「紅葉の見頃には少し早かったので、また改めて御参拝ください。」との御配慮で、夜間特別拝観の招待券を配布いただきました。

