ここから本文です。
年明け最初の活動は、スナップエンドウの苗に支柱を立てる作業からスタートしました。ネットが緩まないように平行に張るのは案外難しく、屋上の強風に耐えられるようにしっかり準備をします。同じく、イチゴの苗も寒さ対策、乾燥を防ぐためのマルチングを施しました。
例年より遅くなりましたが、年末に急きょ、チューリップの球根を花壇一面に植えていただきました。他にグラジオラス、ラナンキュラスなど、昨年掘り起こして保存しておいた球根も一緒に植えました。早くも花壇の片隅で水仙が咲き始め、花の少ない冬の季節に色を添えて春の訪れを感じさせてくれます。
*冬の京てらす
秋も深まり、花壇の花を入れ替える時期がやってきました。今年も植物園から譲り受けた苗を、早速レイアウトを考えながら植栽していただきました。パンジー、ビオラは色とりどりで、葉ボタンは花壇に植えると迫力があり、季節感も加わって、とても華やかな花壇ができあがりました。
最後の収穫を終えるまでの間、レモングラスをひもで束ねてあります。こうすると、中心部は温度が保たれるので、しばらく寒さがしのげるそうです。霜が降りる前には、バッサリ根元から切り詰めて冬を乗り越えます。芝生もそろそろ休眠状態に入ります。毎回、面倒な雑草引きも、元気に冬を越すための怠れない作業です。
この夏は雨の降らない日が何日も続き、枯れてしまった植物がたくさんありました。花壇ではハーブだけが暑さを吹き飛ばすかのように青々と茂っています。今年もポプリやハーブティのために、早速収穫を始めました。ラベンダーセージの香りに蜂もたくさん集まってきます。
芝生の雑草引きや花殻摘みは、季節を問わず欠かせない作業です。 炎天下でも、植物相手だと、皆さん時間が経つのを忘れてしまうそうです。
府民参画エリアでは、今年は青首大根と聖護院大根を栽培します。種蒔きから一週間で芽が出ました。
いよいよ夏本番、本格的な暑さ到来です。梅雨明から急に芝も活発に生長してきました。冬に張り替えた芝の間から新たな雑草が生え始め、少し手入れをサボると、どんどん目立つようになります。活動の合間に全員で必ず草引きをし、週に1度は芝刈り機で刈り取っています。おかげで先月とは見違えるように美しくなりました。
今年は雨の影響で受粉のタイミングが合わず、着果するまでに時間がかかってしまいました。心配しましたが、その後8個のスイカが日に日に大きくなっています。収穫祭まであともう少し。子ども達においしいスイカが届けられるように、天候に恵まれることを祈るばかりです。
植物園よりいただいたベゴニアとアンゲロニアの苗を植栽しました。
梅雨に入り、急に蒸し暑くなりました。屋上の活動は一年で最も忙しい季節。それぞれの野菜の生育に合わせた細かい手入れが必要です。支柱の高さを上げたり、ひもで枝を持ち上げたり、網を張ったり、他にも追肥や水の調節などで毎日観察します。
ボランティアさんにバードバスの使い方を教わりました。水性植物を植木鉢に寄せ植えし、水をはったバードバスの中に沈めました。シラサギカヤツリ、ユキボウズ、ヒメアシが涼しげです。ミントやセージに囲まれて季節感のある花壇になりました。
芝生の雑草引きは地道な手作業の繰り返し。雨の後は作業がし易いそうです。
今年も夏の収穫祭に向けて、西瓜、トマト、京野菜の賀茂ナスなどを栽培します。猫の額ほどの広さの畑では輪作も困難なため、毎年同じ場所に同じ野菜を植えていました。それも今年で8年目になり今まで特に問題なくきましたが、連作障害を避けるため、畑を交替することになりました。マルチングをしてトマトには屋根をつけました。今後は元気な野菜が育つように成長を見守っていきます。
気温が上がり、花壇では春の花が順々に開花しました。昨年の秋に植えたルピナスやカモミール、三寸あやめが可憐です。
しばらく菜園の隅に放置したままになっていたコンポストを再び活用できないか、という話題が以前からありました。うまくやれば安全な肥料として野菜の栽培に利用でき、また、普段の活動で出るゴミのほとんどが花や葉、芝生の雑草などで、これらが堆肥に生まれ変わるのだから一石二鳥です。是非やりましょう!という京緑隊の皆さんのご意見もあって、この春から堆肥作りに挑戦します。
コンポストの中でフカフカの土が出来ていました。早速、畑の土と混ぜてみました。
花壇の植栽風景。 植物園より譲り受けた苗をレイアウトを考えながら植えるのはいつも楽しい作業。
霧島ツツジ、牡丹が例年よりも一週間早く開花しました。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705