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京都府内で、腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生しています。
食中毒の一般的な症状として、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が挙げられます。
食中毒の症状が見られるようになるまでの潜伏期間は、原因となる細菌やウイルスの種類により異なります。短いものでは食品を食べた直後、長いものでは1 週間以上経過して症状が出現します。
食中毒が疑われる場合には、医療機関を受診して下さい。その際は、食事の内容などを医師にお伝えください。
食中毒 は、飲食店での食事が原因と思われがちですが、家庭の食事でも発生します。 軽い風邪や寝冷えなどの症状と思っていると、重症化することもあります。
原因 | 病原体・原因物質 | 原因食材 |
細菌 |
サルモネラ菌 黄色ブドウ球菌 腸炎ビブリオ菌 カンピロバクター 腸管出血性大腸菌(O-157など) |
鶏卵 おにぎり、サンドイッチ 魚介類 鶏卵 牛肉 井戸水 |
ウイルス |
ノロウイルス E型肝炎ウイルス |
牡蠣、アサリ 豚肉、レバー |
寄生虫 |
アニサキス クドア |
サバ・カツオ ヒラメ |
自然毒 |
イルジンS(ツキヨタケ) コリン(クサウラベニダケ) |
ツキヨタケ クサウラベニダケ |
特に、腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、 よく加熱して食べましょう。