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更新日:2022年9月22日

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食中毒

総論

京都府内で、腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生しています。

食中毒の一般的な症状として、腹痛、下痢、嘔吐、発熱が挙げられます。

食中毒の症状が見られるようになるまでの潜伏期間は、原因となる細菌やウイルスの種類により異なります。短いものでは食品を食べた直後、長いものでは1 週間以上経過して症状が出現します。

食中毒が疑われる場合には、医療機関を受診して下さい。その際は、食事の内容などを医師にお伝えください。

食中毒 は、飲食店での食事が原因と思われがちですが、家庭の食事でも発生します。 軽い風邪や寝冷えなどの症状と思っていると、重症化することもあります。

原因 病原体・原因物質 原因食材
細菌

サルモネラ菌

黄色ブドウ球菌

腸炎ビブリオ菌

カンピロバクター

腸管出血性大腸菌(O-157など)

鶏卵

おにぎり、サンドイッチ

魚介類

鶏卵

牛肉

井戸水

ウイルス

ノロウイルス

E型肝炎ウイルス

牡蠣、アサリ

豚肉、レバー

寄生虫

アニサキス

クドア

サバ・カツオ

ヒラメ

自然毒

イルジンS(ツキヨタケ)

コリン(クサウラベニダケ)

ツキヨタケ

クサウラベニダケ

食中毒予防の3原則を守ることが基本です!

  1. 調理前に必ず手洗い(菌をつけない)
  2. 生鮮食品はすぐに冷蔵庫へ(増やさない)
  3. 食材を中心までよく加熱(やっつける)

特に、腸管出血性大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅しますので、 よく加熱して食べましょう。